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2017年6月10日、今回は第2週開催でブランクは短いですが、JAGAに参加してきました。新作を中心にいろいろとプレイできたので、レポートをお送りしましょう。
手始めにプレイしたのは、紙ペンダイスゲームのこちらの作品を。親プレイヤーが 6つのダイスを振り、そのうち 2つを選択。子プレイヤーは選択されなかった残りのダイスを使いマス目を埋めていきます。
人数依存性は多少あり、早い者勝ちで列を最初に埋めたプレイヤーにボーナス得点があり、オールマイティーをどこで使うかもポイントになります。終盤になると、大きくマークをつけられるところがほぼ無くなり、小さい数字が必要になります。このタイミングでオールマイティーを残すのか、より早い段階で得点を取りに行くのかがポイントになるでしょうか。
序盤に特定の色が書けない状態になって、手が遅れた分の差が出たような感じになりました。選択肢をこのしつつ、いかに広げられるか、親のプレイヤーは選択肢を絞ったり、オールマイティーを使わせたりというのがポイントになるかと思います。
紙ペンダイスゲームは、軽いプレイ感の物が多いのですが、こちらは、ややテクニカルな感じですね。
その次は、テストプレイ案件があったので、プレイしてみました。先週に引き続きという感じです。
初期の条件が変わってきたので、思ったよりも展開が派手な感じになりました。コマの数を制限することや、一部の効果を変更することで対応を予定しているとのことです。しばらくはテストプレイが続く物と思われます。
その次にプレイしたのは、春のゲームマーケットが初出のバネストの新作です。運河を建設し、利用してもらうことで得点を稼ぐという感じのゲームでしょうか。
ルールを読み解くのに時間がかかりましたが、中盤までプレイして、一部のルールが違っており、手数が余ることが判明したので、打ち切りました。直接攻撃もあるゲームですし、路線敷設の要素もあるゲームですが、得点の入り方の見通しがつけにくく、ボリュームのある作品かと思います。正しいルールでプレイできたら、お知らせするという感じで。
さらにその次は、記憶力系のこのゲームをプレイ。評判は聞いていたので、1回はプレイしたいと思っていた作品です。
イラストが描かれたカードと、対応するイラストのタイルを使うゲームで、同じイラストが 2回目に出てきたら、そのタイルを取るというシンプルなルールです。カードの作りが工夫されていて、同じイラストはちょうど2回しか出てきません。
早取りの要素もありますが、お手つきはそのラウンドの得点が 0点になってしまうので、ミスは許されません。全部を記憶するのは大変なので、ターゲットを絞るという作戦もありかと思います。
このゲームのポイントは3ラウンドおこなうところにあります。前のラウンドの記憶が混ざってくるので、だんだんパフォーマンスが落ちてくるのが分かります。絵柄も紛らわしいものが多いのですが、時系列的なところでの混乱が一番怖いですね。
お手つきで 0点になったら、次のラウンドは一気に勝負に出るのもありかもしれません。実際に、最終ラウンドでの逆転もありましたし。
ゲームの作りもよく、評判になるのも納得の作品です。疲労がたまるゲームではあるので、複数回プレイされる際はご注意ください。
最後に、ゲームマーケットの新作をプレイ。前評判がそれなりに高かったので、予約を入れていなければ入手できていなかった作品でした。
ゴーアウト系のカードゲームで、手札に配られたカードをすべて出し切ったら、得点を獲得しゲームから抜ける早抜けのゲームですね。数値の強弱をひっくり返す「弱者の剣」が各プレイヤーに1枚ずつ配られており、その使い方がポイントのようです。
実際にプレイしてみると、色数が 5色で、初期手札の状態が大きく勝負に左右するという感じですね。同色のカードはまとめて出すことができますが、数値の振り方から、数が集まれば、なんとかなってしまうというところがあり、手札の色数が少ない状態だとそのまま逃げ切れることが多いようです。
逆に、色数が散っているときがテクニカルで、パスをしてカードを1枚引いた方がよいか、不要なカードを処分した方がよいかがポイントになってきます。
手札の偏りが大きく、弱者の剣が活かされる展開が終盤からになるのが気になりますが、逆に手札が悪いときには独特のプレイ感が出てくるかと思いました。その意味では、敗者を決めるゲームのほうが面白くなりそうな気もします。
アフターはいつものところで、おいしいものを食べながらいろいろとお話をしました。次は 7/15 で、海の日の 3連休の 1日目です。
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