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● JAGA 2018年8月 ●

 2018年8月11日、JAGAに参加してきました。今回は買い出しと荷造りをすませてからの参加でしたが、帰省前で遅くなりました。15:00 前くらいの到着です。今回もダイジェストでお送りします。


●メルカド [BGG]

 手始めは、ルール説明中に入ってきたので、こちらをプレイ。バッグビルディング系のゲームに近い感じですが、それほどコントロールが効くわけではありません。

 バッグからチップを引き、特定の組み合わせで完成させて得点を獲得するのですが、スコアトラックの場所によって、ボーナスが入ったり不利な効果があったりします。基本的にはいかにロスを少なくプレイするかがポイントになるでしょうか。

 中盤までは得点が伸びていたのですが、不要な黒チップが大分貯まってしまったのと、2回目の引きが黒チップだらけになってしまったので、最後に差しきれずという感じでした。ゴール直前のボーナスポイントが大きいので、逃げ切りに注意が必要というのはありますね。

 運の要素は思ったよりも大きい感じでしょうか。その分手軽にプレイできる感じにまとまっています。

●テストプレイ その1

 お次は、初プレイの作品から。まだ難度のばらつきはあるのですが、どのような感じに仕上がるかが悩ましいところです。

●テストプレイ その2

 その次は、自分の秋向けの作品をプレイ。主にUIのチェックが中心ですが、列数の調整をしています。調整後でも問題なさそうだということが分かったので、その当たりがポイントかもしれません。通常ルールは2ミス脱落ですが、短縮版は1ミス脱落になるかもしれませんね。

●たべちゃうぞ [BGG]

 メビウス便の新作から。同時プロット系のゲームではありますが、食物連鎖で獲得できるカードが変わってきます。英語版タイトルは Food Chain ですね。ドイツ語版は All You Can Eat となっています。

 6人でプレイしましたが、最初から、2種類しかカードが出ず、全然食物連鎖しない展開からスタートしたりとか。読みあいの要素はありますが、思ったよりも連鎖しない感じでしょうか。

 優先順があるので、親権の近くでいかに稼げるかがポイントになるでしょう。今回は3ラウンド目の優先順を活かして大量得点を取って逃げ切った形になりました。軽くプレイするには、少しプレイ時間が長いので、親権を工夫してラウンド数を減らすといいかもしれません。

●うんちしたのだあれ [play:game]

 こちらは、テンデイズゲームズで日本語版が出た新作ですね。リアルタイム的な要素のあるゲームですが、記憶力も試されます。

 他人のペットになすりつけるという体で、条件に合う動物をプレイして、次の動物の種類をコールするのですが、誰も持っていない動物をコールしてしまうとアウトです。思ったよりも早くなくなることがあるのが悩ましいですね。当然早く手札をなくしきった方が有利ですが、焦っていない動物をコールすると負けます。

 手札を出し切る速さも必要ですし、最後の1人になっても負けですが、そのような展開になることはなかったです。一番長引いたのは、自分2枚、相手1枚で相手の手番になり、完全な記憶ゲームになったタイミングです。自分の動物をコールされ、相手の動物をコールできて、最後の1枚のコールを外しての終了でした。これが正解すれば、最後の1人で負けという状況ですね。

 好き嫌いは分かれそうですが、これまでにないタイプのゲームではありますね。セリフ回しがこのゲームの特徴でもあります。

●スコットランドヤード カードゲーム [play:game]

 さらにその次は、メビウス便の新作から。「スコットランドヤード」のカードゲームです。

 ランダムにカードが配られたなかからミスターXが選出され、他のプレイヤーはうまくミスターXを見つけて、Xカードを捨てさせるのが目標です。ミスターXは山札切れで逃げ切るか、他の全プレイヤーの手札をなくせば勝利です。

 今回は 5人でプレイしましたが、ミスターXを探すのに手間取りました。2ターンは総攻撃できましたが、最終的には山札切れで逃亡されました。数字カードでのアクションはありますが、どれも特徴的ですね。手軽に楽しめるタイプだと思います。

●ルクソール [play:game]

 最後に、こちらの作品をプレイ。ドイツゲーム大賞ノミネートの作品ですね。コマを動かして宝物を獲得し、得点を稼いでいくゲームですが、セットコレクション、カードプレイ、コマ配置など様々な要素があります。いかにもドイツゲームらしい作品ですね。

 単純に前に出るだけでは勝てないバランスですが、誰かをゴールまで到達させるのは重要ですね。セットコレクションは思ったよりも集まらない感じですが、基本点が高いですね。特殊なカードの全員移動と、最後のプレイヤーを前進、1コマ少なく財宝がとれるカードが強く、どのタイミングで引きに行くかも重要になってきます。

 派手な感じなゲームではないので、出遅れると逆転が難しいタイプのゲームかもしれません。プレイ時間は短めではありますが。


 アフターはいつものところで、翌日は早い出発でしたがいろいろと楽しめました。

 来月は、所用のため JAGAをお休みする可能性が非常に高い状態です。運がよければアフターだけ参加できるかもしれません。


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