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2019年7月13日、JAGAに参加してきました。今回もリクエストがあり、長時間ゲームなので集まったタイミングのメンバーを見てプレイすることに。今回は 1作品のみのプレイなので、レポートは簡単にお送りしましょう。
今回は、2つの長時間ゲームが候補として上がっていました。プレイできる機会がすくなさそうなこちらをプレイしています。
タイトルの通り「石油試掘者」をテーマにした、経済ゲームで、Pick and Delivery の要素もあります。世界中から石油を採掘し、採油場に運び、地域ごとのシェアを争うゲームです。ターンアクションと要素は多めですが、流れに沿ってプレイする感じですね。
主なリソースは、株券と、ワーカーの2つがあります。株券はお金のように使いますが、いろいろなところで要求されます。ワーカーは、アクションを実行するのに必要になります。自分から動くとワーカーを大量に消費し、他のプレイヤーに相乗りすると、株券が消費されるという感じです。
自分のターンになったら、出ているカードから 1か所のエリアを選び、そこのエリアに対してアクションをおこないます。自分のターンのアクションは主にワーカーを使いますが、石油を掘るためのリグの建設も、流通網を整備する鉄道やタンカーの設立にも、製油所の建設にもワーカーがかかります。また、採掘開始と、輸送開始には大量のワーカーがかかります。他のプレイヤーは、相乗りでアクションすることができるのでそのあたりの兼ね合いも難しいですね。
自力でアクションするには、ワーカーが足りないので、誰かに相乗りする形がよさそうです。あとは、動きやすいアジアのカードが意外と少ないようなので、そのあたりの地域差もあります。主な得点獲得の手段は、エリアマジョリティになるので、多少相手に支払いをしても、手広く行った方がいいような感じにはなります。とはいえ、自分の採油所に石油をためていかないと、株式が不足するので、そのあたりが難しいですね。
得点要素として、タイトルにもあるワイルドキャッターの競りがあります。三角数的な得点の伸びになるので、集めるか集めないかの判断は難しいですね。メインとなるエリアを押さえつつ、適度に相乗りをしてうまく石油を張り巡らせるのがポイントでしょうか。足がかりは早めに欲しいですね。
あとは、製油所のコストが非常に高く、追加のエリアとなる、ヨーロッパ、アフリカ、オーストラリアのオープンは重要になります。ワーカー数がかなりかかるので、そのあたりの兼ね合いが非常に難しいです。
株券ですが、他のプレイヤーの路線やタンカーを利用したり、他のプレイヤーに製油所を利用されたりすると、支払いがあり、支払えない場合は借金を強制されます。利率が相当高いので、できるだけ借金を避けるのも重要になってきます。
プレイした結果ですが、自力に頼りすぎると、ワーカーが足りなくなり、ある程度は相乗りで、ワーカーの節約が必要になってきます。あとは、ネットワークをきれいにつなげるよりも、いかにうまく石油を運べるかが重要ですね。エリア間の接続は最小限で、タンカーを使う方が効率がいいかもしれません。
かなりのボリュームのあるゲームでした。常に動きっぱなしにはできないので、どこでしゃがむかが重要になってきます。他のプレイヤーの動き、エリアカードの出方などもあるので、序盤から方向性を決めるのは難しいですね。
プレイ時間は 4.5時間ほど。長時間ゲームなのと、エリアマジョリティの仕組み上、4人推奨と思われるのが難点でしょうか。
アフターはいつもの場所で、1時間くらい時間がずれてしまったので、周回遅れの夕食になった感じでした。来月は、お盆休み中ですが、参加できそうなスケジュールなので参加しようと思います。
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