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2019年9月7日、JAGAに参加してきました。今回は変則的に第1週の開催でした。今回は、持ち込み作品を中心にレポートします。
手始めは、購入したばかりのこちらの作品を。「チケット トゥ ライド」の都市シリーズの第2弾です。今回はロンドンを舞台に、コマ数17個のショートゲームです。このマップの差分としては、エリアの全都市に到達するとボーナス点がもらえる仕組みです。1〜5点までありますが、チケット達成の難度が上がるという感じです。
3人プレイで、目的地は中距離が2枚だったのでルートは少し外れるもののキープすることに。17コマなので 15点くらいまでならキープしても手数としては足りるという計算です。
3人の場合は、マップも少し広いので、潜伏しやすいところもあります。とはいえ、先に出ておくことも重要なので、ターンを無駄にしたいように、必要なカードが引けないときに敷設という作戦で行きました。山切れは 3回ありましたが、ダブルデッカーのカードが大量に入る場面と、6枚のカードの構成が明らかに分かる場面がありました。
早めに登場した分、路線敷設で 1手先に出ていたこともあり、早めに引ききりで終了させる方向に倒しました。必要なチケットはすべて達成し、4点のボーナスを取った時点で、終了させて、あと1手は運がよければ 2点、そうでなければ 1点という感じに。
結果として、カードを無駄にさせた分だけ逃げ切れた感じでした。中盤の補充で必要なカードが手に入り、オールマイティのダブルデッカーが温存できたのが大きいですね。
ショートゲームなので、若干先手有利ですし、チケットがかみ合わないとどうしようもない場面も出てきますが、それも含めてのショートゲームだと思います。ニューヨークと同様、濃密に楽しめるかと思います。ロンドンは、得点トラックがボードの外周についたのもいい改善点です。路線点のメモをとるのは大変なので。
お次は、1ラウンドだけですが、「トランス ジャパン」をプレイしています。
北海道が攻略のカギだと思っていますが、今回は、青森から小樽の路線だったので、安定の黄色スタートを止めて、少しリスキーな青スタートにしました。青森、仙台と路線をつないでから、先に北海道を攻略することに。運良く、札幌と旭川を持たれていなかったので、一方的な手数のアドバンテージが取れました。
九州ブロックの白は、遠い鹿児島だったのですが、自力で引ける余裕ができたので、途中まで自力ルートをとることに。それでも、便乗しても手数が変わらないところまで行ったので、切り替えて終了。2人は北海道が残って 3アンダーずつとらせる展開でした。
初期配置と序盤の手数をどう使うかがポイントですね。中盤以降は、うまく相手に仕事をさせるかになりますが、目的地次第というところもあります。
その次は、ルール誤りがあったので、改めてドイツマップでプレイすることにしました。今回は 3人でのプレイです。3人の場合は、3エリアのみ、ステージ2は 7軒、終了条件は 17軒です。発電所が少し少なくなります。
3人ではほぼプレイしたことなかったのですが、序盤から燃料が枯渇気味になって、かなりかつかつな展開になりました。石炭は 6以上、石油は 5以上、ゴミも 6くらい、ウランは 8 でキープしている状況になりました。こうなってくるとエコ発電はかなり強くなります。
燃料代の高騰からステージ2の入りが遅く、11軒くらいでステージ 3に入りました。終盤のカギとなる高出力の原子力発電所と、中出力のゴミ発電所が見かけない展開に。ステージ3の競りはかなり難しい展開になりました。
17軒に届くまで 2巡ありましたが、ゴミ3→7電力をステージ2の最後の競りで獲得していたのと、序盤の立地が悪い分、ステージ3の開始直後くらいで、ほぼ土地争いにならないことが分かったことを利用して、石炭を枯渇させる作戦をとりました。これにより、相手の 3〜4発電所を停止させ収益を減らすことに。
17電力の勝負になるということで、44の 5電力の風力発電所をつかませて、6電力の発電所を自力で購入しようと思っていたのですが、割り引きつき 32 の 3石油→6電力の発電所の前に、31が登場し、割り引きが飛びました。これにより燃料代の安い 42の石炭発電所を購入することになり、最後の現金勝負で届かなくなりました。
風力発電所の場合 50くらいまで出せましたし、18軒まで 12エレクトロ足りなかったので、1で購入できていれば、燃料代を含めて楽々 18軒に届いていました。
3人の場合、ステップ3の土地争いが薄くなるのと、抜けた発電所の影響は大きいですが、シビアなプレイ感があっていいですね。
あとは、充電完了版になって、初期発電が 15まで出るようになり、序盤のバリエーションが増えたことと、割り引き発電所が中盤の展開にかなり影響を与えます。悪い発電所でも「1」であれば、十分に元が取れるケースが出てくるので。
最後は、秋向けの作品のテストプレイを。今回のレポートからタイトルを公開します。
テストプレイは終盤戦で数値バランスの調整が中心になります。大航海時代の 3つの時代をまたにかけ、リスボンで仕入れた交易品をより東へ運び売却し、お金を儲けることを目指すゲームです。
今回は、全般的に、ダイスの出目が低調で、派手な展開になりにくい感じでした。早いうちに事故が発生し、交易品がなくなりやすい展開に。保障はあるのですが、売却できないことによるマイナスは大きいので。
1つ目の時代に失敗したプレイヤーが 2つ目の時代に大きく進めて、多人数テストプレイでは初めて、2つ目の時代で最終地点へ到達がみられました。ここで大きくリードしたので、3つ目の時代は全員が逆転を目指す展開に。Push your Luck のゲームではあるので、いくらでも無理ができる形にはなります。
思い思いに逆転の道を模索した感じですが、2回の事故で届かなくなる展開があったりとか。最後は、うまく売り抜けた後で、先に進ませない出目を出して、諦めさせての終了となりました。差し切った形ですね。
逆転しやすいような数値バランスに組み替えたので、特に、必要な展開の場合には早めに握っておく必要があります。うまく売り抜けられることも重要なので、手数をうまく読む必要もあります。
アフターはいつもの場所で。今回はかなり混雑していましたね。次回のJAGAは 10月 2週目、制作作業期間中の息抜きになるでしょうか。
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