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2017年7月29日、久しぶりにクローズドの駒込ゲーム会が開催されました。今回も長丁場ではあるのですが、途中から所用のため 16:00 頃までの参加になりました。今回もプレイしたゲームをお送りします。記録がとれていないので裏番組は入れない方向で。
準備運動として、持ってきた作品をプレイしています。「フッチカート」の日本語版ですね。言語依存はありませんが、ルールは読みやすくなっています。
このゲームのポイントは、いかに強いカードを通すかと、低いカードを協調して出し切ることですね。5人でプレイしていますが、最後に 18 が残って、誰も返すことができずに終了でした。19 が出ていなかったのですが、山に埋もれていたようでした。カード枚数をどのように減らすかもあります。枚数が急に減ることはないので。
お次は、5人のタイミングでこのゲームをプレイしています。ダミープレイヤーが入らないのがいいですね。ゲームマーケット2017春版をようやくプレイできました。
独特のプレイ感はありますが、同じルールを出すことができない制限がかなり効いています。手番によって成立しやすいルールと層でないルールがあったりするので、可能な範囲での調整が必要になってきます。最終手番は Only One や Trio などが調整しやすいですし、最初であれば Support Right に賭けてみるというのもあります。
成功率は 6〜7割程度ということでしたが、今回は10ラウンド中 7回成功、5種類ボーナスまでが同点で、成功ルールによるタイブレイクになりました。ここまでもつれることも、ままあります。
お次はテストプレイ案件があったので、やってみました。トリックテイキングでしょうか。特定のカードやトリックを取らないようにしつつ、相手の動向を読んでいくタイプのゲームですね。バランス調整に少し時間がかかりそうなので、いろいろと試してみた方がよさそうな作品ではあります。独特のプレイ感はありました。
午前最後の作品は、こちらをプレイしています。荷物が限られていましたが、箱を外して、取り皿を外してでも、紹介しておきたいと思っていたので。
このゲームのポイントは、複数回の変換が可能なところにもあるのですが、ルール的によく見落とされます。3〜4回変換は、あえてカルダモンを捨てるというプレイも見られました。とはいえ、うまく回っているプレイヤーや、契約の主導権を握っているプレイヤーは強いですね。
得点差的に、走っていると思われたのですが、結果を見ると同点でした。同点の場合はプレイ順が後ろのプレイヤーが優先ということで、このタイブレイカーは初めて見ました。
再序盤のカードバランスだけ、少し気になるのと、いったん離されると逆転するのに時間が足りなくなるゲームではありますが、基本的に短時間ゲームなので、後半戦は構築したエンジンの検証という感じでしょうか。持ってきてよかったです。
お昼の時間は、中華料理にしました。少し遅めの時間帯でしたが、安く、それなりにおいしいものを食べられました。
午後の部は、時間がかかりそうなこちらをプレイ。13:30 過ぎくらいにスタートしたでしょうか。未プレイで説明書を読んだ状態でのスタートですね。「電力会社」のカードゲーム版ということで、どんな感じになっているかが気になっていました。
要素としては、発電所の競りと、燃料の購入はありますが、ボードの要素はありません。なので、競りの要素はかなり大きくなっています。
初プレイの見通しはそれほどよくないかと思いますが、燃料枯渇の恐れが無い限り、発電所が 3つになるまでは、埋めた方がよさそうなところと、4つめ以降の入れ替えの時のコストバランスが難しいですね。燃料が買われないと補充されないので、他のプレイヤーが手をつけていない発電所の燃料がたまり、燃料枯渇が起こるようになっています。固定数が補充されるボードゲーム版と大きく違います。
石炭は、発電所も発電量も多いので、枯渇の危険があり、天然ガスはそこそこ、石油は数は少なめですが消費量も少なめ、ウランは2人が手を出すと一気に枯渇するという感じですね。ハイブリッドは、保険になるものの燃料を多く食うので、コストパフォーマンスは悪目、エコは安定感はありますが、競りの値段次第という感じです。
序盤の発電所に恵まれず、石炭だらけで 13収入でしゃがみましたが、エコ発電にうまく進めることができました。6コスト6収入のエコ発電を10で、10コスト7収入のエコ発電を手番順の妙で定価で購入し、一気に左うちわの状態に。
全員が発電所 3つになり、発電量が 5〜6 の発電所がたまったので、ここで 2ラウンドほどゲームが止まりました。6-6-7 から の形で、燃料費 2 で 19収入を 2ラウンド出せたのが大きく、貯金ができました。
終盤は、8以上の発電所がボーダーラインと思ったため、そのあたりを狙ったのですが、6-7-8 をそろえた時点でゲーム終了の合図が。ここから 9 の発電所を購入し、7-8-9 の 24点にしたのですが、後で出てきた 10の発電所を買われて 7-8-10 の 25点を作られてのゲーム終了でした。
「電力会社」では発電量の合計で勝負がつきますが、このゲームはお金が10ごとに 1点のボーナスがつき、2点差で逃げ切りました。資金差にして 30 の差をつけていたので、ちょうど左うちわの部分のコスト差が大きいですね。
燃料枯渇などの事故があると、リカバリーがかなり大変というのは原作通りですが、うまく「電力会社」のエッセンスが出ていると思いました。高出力のエコ発電の安定感は大きいですね。このあたりは競りでバランスを取るような気がします。
15:40 くらいにゲームが終了し、別件があったので途中抜けになりました。プレイしておきたかった作品や、紹介したかった作品が一通りできたので、よかったと思います。次回はタイミングがあえばフル参戦したいですね。
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