トップ > アナログボードゲーム > 雑記

● 横浜ゲーム会 ●

 2007年5月12日、ちょうどゲーム会もない週ということで若干突発のゲーム会を開催しました。惨敗ゲーム会でも、突発ゲーム会でもなく適当なタイトルが見つからないので曖昧な表現にしています。5人ということで重いゲームを中心にいろいろと試してみました。いつも通りのレポートをお送りします。


●コーダ

 手始めということで、不手際で2つ所有しているというゲームをおためしプレイしました。植物の枝とツタを矛盾しないようにつなげていく、ストップ系のタイル配置ゲームです。

 ゲームもそれなりに年代物でしょうか。白黒の絵柄がさらに古さを誘います。意外とちょろっと出ているツタに気づかなかったり、うっかりつながらなかったりとそんな感じのゲームですね。

 とても単純で、手なりに進めていく感じのゲームなのでさらりと流してしまうのがいいのでしょうか。不思議な感覚の作品でした。

●にゃものゲーム(仮)

 以前もプレイしましたが、タイトル公開の許可をもらったのでタイトルまで乗せます。現在進行中の創作ゲームとのことです。

 初級編、上級編と2つのルールがあり、初級編は不思議な感じのするバッティング系ゲーム、上級編はそれに競りの要素が追加された感じになります。テストプレイということで、両方ともプレイしていろいろと意見が出されました。

 進行中の創作ゲームということで、こちらも簡単に流しましょう。

●エルグランデ 拡張セット王と参謀 [play:game]

 今回の本命とも言える作品です。仙台某所でさんざん楽しんだ「エルグランデK&I」です。いろいろと情報を見る限り、拡張セットなしでよくプレイされ、K&Iを楽しんでいるところは少ないと見受けられますが、仙台某所ではほぼこのエキスパンションが入った状態でプレイされていました。

 スペインを治める大公となり騎士を領土に派遣してポイントを稼いでいく、配置/決算系のゲームです。通常のセットでは、特殊アクションがランダムで引かれたカードからの選択になりますが、K&Iのセットでは、全員同じ行動の選択肢を持ちます。ゲームスタートでいきなり選択肢を削るというのが特徴のひとつです。

 元のセットでは、特殊アクションの効果に細かい差分があったりで、カードの日本語化は必須なのですが、K&Iは18種類のカードだけなので、リファレンスだけで済みます。

 行動の選択も悩ましく、配置制限があったり、塔からの派遣があったりで総合的な要素を要求されるゲームです。長考するメンバーがいると時間がかかりますが、2時間クラスのゲームと思っています。

 ひさしぶりにプレイして、強力な効果がいろいろと通って荒れた場になりましたが、今でも色あせない面白さがあると思います。大差がつくと逆転しにくいゲームですし、けっこう直接的な攻撃を仕掛けることもできるゲームではありますが、思いっきり楽しみたいというのにはちょうどいいゲームではと思います。

 ゲーマーズゲームで、2時間クラスのゲームなので、幅広くおすすめはしませんがプレイしてみる価値は十二分にあるゲームだと思います。通常のセットでしかプレイしていなかった方も、一度挑戦してみてはいかがでしょうか。今は、全部入りの10周年記念のセットでプレイ可能性があるかもしれません。

●にゃものゲーム(仮)

 上級編のルールを変えたものをプレイ。方向性としてだいぶよくなってきたのではと思います。このゲームでは、「わかりやすさ」が大事だと思いますし、「シンプルさ」が問われるのではと思います。このあたり、アイデアがあったらいろいろと出していきたいですね。

●カナルマニア [play:game]

 先週プレイしてみて、5人でもやってみようということになり今週もプレイしました。限定生産のレアなゲームにもかかわらず、プレイできる機会が多いのは珍しいですね。

 先週分はレポートしなかったので、改めてゲームの紹介を。イギリスの運河建設のゲームです。契約書に書かれた通りに運河を建設し、物資を運んで得点を稼ぐゲームです。各プレイヤーには、1人ずつ人物が割り当てられており、人物によって建設を有利にする特殊効果があります。

 路線建設と、物資運搬というテーマのゲームではあり、「蒸気の時代」に近い空気は感じられますが、こちらの方はそれほどのタイトさはなく、カードを使った建設ということで分かりやすい作りになっています。

 とれるアクションは、手順とカードでカバーできるのと、ルールが比較的シンプルというのがあり、カードの巡りによる運の要素が強くなっているものの、口当たりのよい作品になっています。

 2度目のプレイになりましたが、契約カードの出方の違いで都市の発展状況が全く違ってくるのが面白いところです。中盤以降、主要な路線に絡むことが出来、荷物の運搬で大量得点を稼ぎましたが、最後の最後に運河の得点ボーナスでぎりぎり差しきられました。3人が1点差の範囲に入るまれに見る接戦でした。

 それなりの計画性と、路線を引く楽しさ、荷物を運ぶパズル的な要素もあり、2時間クラスのゲームということもあり、ゲーマーズゲームの様相は強いかと思います。が、ボリューム的にも十分でかなり楽しめる作品だと思いました。入手困難なゲームではありますが、折りを見てプレイしたい作品ですね。

●アドアドゲーム

 最後は、2人用で見学だけでしたがこういうのがプレイされたという紹介です。ものすごく昔の国産ゲームですね。仙台某所にうっかり置いてあったので、けっこうな回数プレイした経験があります。

 ダイスを使った、計算アクションゲームです。細かく書くと再現されてしまいそうなので、このくらいしかかけませんが、今でも十分に楽しめる作品ではと思います。個人的に好きなタイプのゲームですね。


 アフターはおそば屋さんでした。うっかりしたプロジェクトの話とかがでました。ゲームとは直接関係ありませんが、実現するといろいろと楽しいことになりそうですね。また、折りを見てゲーム会に参加したいと思っています。


トップ > アナログボードゲーム > 雑記