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6月13日、久しぶりに横浜ゲーム会でした。ゲームマーケット作業期間中は 5/9 にちょっとだけ参加して以来ですね。テストプレイあり、新作あり、鉄分ありという感じになりました。簡単にレポートをお送りしましょう。
手始めに、ゲームマーケットの惨敗物から「モダンアート・カードゲーム」をプレイしました。Kniziaの競りゲーム「モダンアート」のカードゲーム版です。いや、モダンアートは元々カードが主体のゲームではありますが。
要素を思いっきり簡略化して、競りの要素がなくなりました。ただ、ラウンドに出た絵のうち上位3つしか得点対象にならないのは同じです。競りがないのと、手札からのカードプレイのみなので、かなり軽い感じのゲームになりました。
プレイして、最終得点までみて、残り手札を見てあることに気づいたりとか。ここから先はプレイしてみてのお楽しみということで。
要素抽出はよかったのですが、カードの能力次第というところがあるような気がします。簡略化するならもっと簡略化する、原作を残すならもっと悩ましい感じにする方がよかったような気がしました。
お次は創作ゲームのテストプレイを。委託されていたものですが、その場でルールも確認しつつやってみました。タイトルも詳細も伏せておいた方が良さそうなので、感想だけ。
思ったよりもプレイ時間がかかったというのが最初の感想ですね。雰囲気は出ていたのではないかと思います。いわゆるPick up and Deliverのゲームです。方向性の付け方はいろいろとあるので、作者次第のところがあります。
気になったのは、ゲームが停滞するところでちょっと停滞しすぎのような気がしました。アクセントはいいのですが、重くなりすぎるとプレイ時間も長くなりますね。
個人的な味付けとしては、もう少しあっさりとして、運の要素を多少大きめにして、プレイ時間を半分くらいにするのがいいのかと思いました。カードを回転させてプレイするのを推奨する感じのゲームなので、ボードのほうの情報を少なくして、カードの効果を若干強くしてというのがいいような気がしました。
あとは、誰が勝っているかがわかりやすすぎるので、そのあたりをどうするかですね。
方向性はいろいろとつけられるゲームではあるので、ある程度フィードバックが出たところで作者なりの方向性をつければいいのではと思います。
そして、今回はメンバーから久しぶりに 18xx系のゲームをやりたいということで、時間の関係でこちらがプレイされました。5人でのプレイですね。
序盤は普通の展開でしたが、中盤2社目がたってからこれまでにない展開になりました。5列車が出たそのラウンドのうちに 7/8列車が出てきて、勝負の要所となる2列車での運営ができなくなりました。
ここで無配当で無理矢理7/8列車の購入があったのですが、後日検証した結果無理矢理無配当で出さずに、半配当+ファイナンスで出すのが正解のようでした。このゲームの場合、終盤の株価の上がり幅が大きいのと、5+7/8列車の収入だと最終版まで 2段階アップが続くので、株価をキープした方がいいようです。
仕手戦ができないゲームなので、他のプレイヤーへの牽制がききにくいのですが、自分の方向性を曲げないように伸ばしていくのがいいようです。
数回しかプレイしていませんが、2社運営がうまく動くのも始めてみましたし、まだまだ奥が深いゲームですね。速報でいろいろと書いてしまったので、こちらでは簡単にお送りしました。
というわけで、簡単なレポートをお送りしました。まだまだ消化し切れていないゲームや、これからの創作ゲームもあるので、機会を見てゲーム会をと思っています。
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