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7月11日、DQ9の発売当日に横浜ゲーム会がありました。先週が所用でゲーム会に参加できなかったので、ちょっとブランクがあっての参加です。といっても十分にハイペースではあるのですが。というわけで、いつも通りレポートをお送りします。
手始めは創作ゲームをということで、やってみました。タイトルが決まっていないようです。ちなみに、私の作品ではありません。
セットコレクション、リアルタイムの競りというあたりが要素になってくるでしょうか。本当にシンプルなルールからスタートして、プレイしているうちにいろいろと変更したりとか、人数が増えたりとかそんな感じで 3回ほどプレイしました。これはどんな作品になっていくのか楽しみですね。
お次は、まだプレイしたことがない方もいらっしゃったので「日本乗車券」の方をプレイしました。マップはついに前回からの変更なしに、チケットも微妙に変更しただけというバージョンです。
今回は、同じような場所に全員が出現することもなく、東西に分かれた感じですね。チケットの引くタイミングはプレイヤーによって違いますが、3人入った西側で先行で2人にチケットを引かれてしまったので、予想通り東に動くことになりました。4枚中4枚残しができなくもない機会あったのですが、やらなくて正解でした。
これまで、数回テストプレイしてきて、初期チケットでも、2週目でも 4枚全部残すというのを見たことがないので、4枚引きくらいがいいバランスなのでしょう。
同じ地域に多い人数が入ったときは、どうしようもないところが出てきたりしますが、それでもそこまでの点差になっていないので、以外とどうにかなるのかもしれません。北海道もちゃんとバランスは取れていたということがわかったので、マップはほぼ確定でいいのではと思います。
日本の形を生かしつつ、最長路線、チケット、路線得点の3通りの勝ち方ができるようなバランスにしたいと思っているので、チケットのバランスを中心に微調整が入ることになるかと思います。もうちょっと幹線のチケットの距離を伸ばしたり、北海道チケットを 1枚だけ増やしたりするかもしれません。
お次は最近プレイする機会の多い、動物トリビアゲームです。描かれた動物の生息地、体重、体長、そしてしっぽの長さを当てるゲームです。何回かプレイしていますが、今回は難度の高いエキゾチックな動物でプレイしています。
エキゾチックだけあってあって、地方の読みすらできないようなものもおおいですが、一部のスケールが出題対象外になっていたりして、これも難しさの要因の一つになっています。
カードをシャッフルしていなかったこともあり、中盤の鳥地獄にはまり込みました。鳥は「しっぽの長さ」が出題されないというのもありますが、意外と生息地がわからなかったりしますね。困ったら中央ヨーロッパでしのぎつつはありましたが。
終盤は、名前がヨーロッパで始まりそうな動物が次々に出題されました。地域はヨーロッパあたりなのですが、該当地域数が少なく、中央ヨーロッパなのか、イベリア半島なのか、東ヨーロッパなのか、イギリスなのかそのあたりの微妙なところで勝負が分かれたりします。
序盤にほぼ得点が取れなかったときがあり、さんざんな結果でした。生息する気候帯を読んでいると地域がずれたりして全滅というのがありますね。
この文章を書いているときも、生息地をうっかり「出現地」と書きそうになったりで、リアルな動物は得意ジャンルから外れているようですね。
お次は、2度目のテストプレイになる「日本漫遊記(仮)」です。前回は高額路線が少なかったり、航空路線がとりあえずの逃げ場になっていたりしたので、そのあたりを調整しながら、ゲーム的な方に寄せたバランスで路線を組んでみました。ここしばらくは、こちらの方のテストプレイを中心に進めていこうかと。
目的地の調整があったので、大きな事故は起こりにくくなったと思ったら、初期目的地の釧路→旭川で3ターンかかるといううっかりがあったりとか。地下鉄漫遊記(仮)のほうで似たような事故はやったことがありますが、路線を買うタイミングを逃すのが一番痛いですね。
高額路線はやはり人気がありますが、今回はどの路線も使い勝手があるので、買い物は難しいですね。一番気になった北海道の最速路線になる航空便が終盤まで買われなかったのですが、これは見る限り思ったよりも強そうな感じがしました。
ほぼ全域をカバーする路線を引いて、チャレンジ中の挑戦者を捕まえてもうちょっとというところだったのですが、チャレンジ成功で逆転されゲームセットでした。
こちらのマップの方が若干チャレンジの成功率は低めに設定されています。といっても成功すれば80億円と大きいので、東海道の主要な路線にいる場合は狙ってみる価値はあるかと思います。
ゲームバランスとしては、こちらの方が元のレイルバロンのような殴り合いになりやすいですね。1/3 近い駅がいわゆる独占駅ですし、交通の要所となる幹線も5人全員が抑えるのは難しいですからね。幹線を持っていれば、支払いが比較的少なく安定するような気もします。
その次は、先週プレイされた「カナリア諸島」をプレイしました。自分の島にうまく入植者を集め、建物や都市を造り得点を稼いでいくゲームです。
建物を建てるフェイズと、入植するフェイズに分かれてきますが、入植者がどこの島に来るかはうまく条件を満たさないといけません。基本的にはこの条件をうまく加味しつつ建物を建てていくという感じになります。
シンプルではあるものの、ゲームの仕組みが若干つかみにくい感じもしますが、プレイしていくうちにだんだん慣れてくるタイプのゲームですね。リソースの制限もあるので、どこで攻めに出るかが難しいゲームだと思います。最後の入植者で勝負が決まることもあり、そのあたりは接戦になりやすいような構造なのかもしれません。
派手さはあまりないですし、若干見通しが悪い部分もありますが、プレイ時間は1時間程度で味のある作品だと思いました。5つの色を取り合うのもあるので、人数は最大の5人より少ない方がいいかもと思いました。
最後は、トリックテイキングの「ジュピターのもとに」をプレイしました。基本的に増すとフォローのトリックテイキングでトリック数を予想して得点を稼ぐというタイプのゲームです。
得点札とトランプの決め方が独特で、これも軽くプレイしてみた方がいい感じのゲームではあります。トリック予測系にありがちな最強カードと、最弱カードがいくつかあり、人数が多い場合は2トリックくらいですぐに切り札が出てしまうという感じになり、通常の強いカードも結構微妙だったりします。
このゲームの場合、ゼロトリックの宣言はゲーム中1回、得点カードの予約ができたりします。通常ではあまり高い得点にならないので、このあたりが入ってくると、お仕事でつぶしにかかる感じになるでしょうか。
トリックテイキング自体の仕組みはきれいですが、特殊カードの存在と、独特なトリック数予測の仕組み、そして、ラウンドが進むとだんだんトリック数が減っていくあたりが、このゲームの変則的なところですね。トリックテイキング好きがプレイする感じのゲームではと思いました。
アフターでは創作ゲームの話を中心に。今回は自分の作品も新しい創作ゲームも試せましたし、プレイしたことのないものもいろいろとできたので収穫は大きかったですね。
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