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● 横浜ゲーム会2009年8月 ●

 8月2日、パーティーの翌日も結局ゲーム会ということで、横浜に向かいました。前日はゲーム分こそなかったもののいろいろと楽しんだ翌日ということで、試してみたいものを出してみたりとか。今回もレポートをお送りします。


●盗まれたロンドン [play:game]

 手始めはすぐに終わるゲームということで。Kniziaのカードゲームを。カード集め+決算の非常にシンプルなゲームです。証拠を集めて事件を解決し、うまく貢献していこうという感じのゲームです。

 基本的に、カード1枚が1点位の価値になるので、うまくトップのボーナスを取ったり、迷宮入りにならないように調整したりという工夫が必要になります。ゲームの山場はどちらかというと中盤あたりにくるかと思います。

 シンプルなゲームながら、基本的な要素をしっかり押さえたそんな作品です。Pegasus(ドイツ語版)とEagle(英語版)で箱の大きさが違う同じゲームになっているのでお気をつけください。思いっきり重複して所有していたりします。

●ファウナ [play:game]

 人数が集まってきたので、規定人数を1人オーバーしてプレイしています。早い者勝ちの感じが強くなりますが、プレイできないことはないという感じです。ここのところかなり回数をプレイしています。現時点では、今年で一番プレイしてい市販ゲームのようです。

 トリビア系のゲームではありますが、まだまだ問題がつきそうな気がしません。スケールにしても、地域にしても、まとめがけで外すとかなり悲惨なことになります。今回は、1地域の動物の生息地を自信ありで当てられました。

●東京乗車券 第2版

 ここからは2卓に分かれて、こちらはテストプレイ中心ということで。

 2008年のゲームマーケットで出展してから、再販希望を複数の方からいただいたこともあり何とかしたと思っていたのですが、日本乗車券のバランス調整がひとまず落ち着いたということで、こちらも調整してみることにしました。単なる再出展では面白みがないので、リメイクしています。

 基本的なルールは、「東京乗車券」とかわりありません。と言うことは通常の「乗車券」とも同じです。「日本乗車券」と同様 3本並行路線が、4人の時は先着2名になります。チケットは初版と同じく5〜12点にしています。

 前回入れられなかった西武と相鉄を加えて、駅の数が 6つ増えました。路線も若干増えていますが、使われにくかった長距離路線を減らしています。路線本数は 5人で 320本とゆとりはありますが、路線争いはあります。

 今回は、初プレイということで4人でプレイしました。2本並行路線はそのままなので、いつもよりも余裕があると思ったら、いきなり埼玉で事故が発生したりとうっかりがありました。路線の長さをちょこちょこと変えていることもありましたが、最長路線争いがきわどい感じになりました。

 今回は、素点の高い飯能近辺に高得点のチケットが多くなってしまい、最長路線なしでも 3点差で逃げ切りになってしまいました。チケット達成と最長路線と素点の3つのパターンで接戦になっているので、大きくバランスを変える必要はなさそうな気がします。神奈川が駅を追加した割に残念だったので、そのあたりもちょっと調整したいですね。

 裏番組は「ドミニオン」を2戦ほどプレイしていたようです。山札が10枚を切るとか村(Village)が大活躍したりとか。

●日本漫遊記(仮)

 プレイ時間の関係で「日本漫遊記(仮)」をプレイしています。しばらくは現状のバランスで調整ということで、そのままプレイしています。ルールは若干分量が多いでしょうか? 元のルールから削った部分もありますが、チャレンジ関連のルールが若干多いような気もします。

 序盤は、大きな事故はなかったものの、いきなり特急と新幹線を購入するというプレイが見られて、このあたりはプレイヤーの動き次第で変わるようです。のぞみ、こだまのいい路線が購入されている中で、いかに自分の未知を確保できるかがポイントになってきます。

 中盤までは、新幹線の超高速移動と北海道が比較的早く埋まったので、ワンサイドゲームかと思われたのですが、山陽路線がなく山陰の路線のため、路線が売り切れてからがいろいろとありました。

 支払いが2倍になると、さすがに他人の路線ではペイできなくなるので、防御力も重要になってくるのです。中盤戦は比較的チャレンジの少ない展開になりましたが、ほぼ自力で目標金額直前まで伸びるのを見ました。ゴールのきっかけはチャレンジ失敗の収入から、新幹線効果が大きいですね。

 最後のゴールは新幹線が有利ですが、それでも手前で止まってしまったこともあり、ゲームが長引きました。ゴールチャレンジの阻止は、ゲームを大きくひっくり返すまではないのですが、2回の事故で大逆転という可能性は秘めています。

 「地下鉄漫遊記(仮)」と「日本漫遊記(仮)」は早めにルールを作って、プレイアビリティーを高めることが必要かもしれません。

●ファウナ [play:game]

 最後は、人数が2人になったのと 18FLに時間がかかることもあり、観戦やら雑談やらをやっていたのですが、時間が余ってしまったので、2人でプレイしてみました。

 2人の場合は、配置場所に余裕があるのである意味チキンレースのようなことになります。勝負をかけるところで失敗すると一気にコマを失ってしまいます。序盤から動物力のなさが出てしまい、地域がほぼ全滅とかスケールが微妙にロストボールとかそんな結果でコマが3個からなかなか増えませんでした。

 多人数の場合は、南極海とか、南極とか、100トン〜200トンとかあり得ない誘導をしたりもするのですが、少人数の場合はひたすら手でサイズを推測する感じになりますね。手のひらサイズだと思ったのが、抱きかかえられるサイズだったりするとアウトなのですが。

 ここまで頻繁にプレイしているので、敬意を表して所有したいところではあります。動物名がわかる英語版が出そうにないような感じがまた微妙ですね。


 アフターは流れ解散ではあったのですが、2人で夕食ということになりました。昨日の話から創作ゲームの話までいろいろと聞けていろいろと参考になりました。


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