トップ > アナログボードゲーム > 雑記
2010年8月14日、今回は3人の横浜ゲーム会です。久しぶりの少人数のゲーム会ですが、いろいろと楽しみました。お盆休み唯一のアナログゲーム三昧の日ですね。というわけで、いつも通りレポートをお送りします。
ブームになっていたものの、プレイする機会がなくて実は初プレイだった「アグリコラ」をプレイしました。人数制限がきついと思ったのですが、5人までプレイ可能ですね。日本語版を使っています。
農場を発展させていき、作物を育てたり、家畜を育てたりしながら、必要な家族を養い得点を稼いでいくというゲームです。ワーカープレイスメントのゲームですが、ターンごとに一部の材料がプールされていくのも特徴ですね。
今でこそ「ドミニオン」がありますが、とにかくコンポーネントが多いゲームです。配られた職業や小さな進歩のカードを見ながらうまく発展させていくというタイプのゲームです。ものがないとゲーム終了時にペナルティーになるのですが、あれもこれもとやっていくと行動数が足りなくなるようなそんな感じのゲームです。
序盤は行動数も少なく、収穫までの時間が長いため、まったりとした感じで進んでいくのですが、中盤以降がもうこれだけしかないという意外と時間のない感じになってきます。未開発の土地があると失点になりますが、中盤まではあまり埋まる気がしないというのが特徴かもしれません。
できる行動がカードセットによって異なることと、ターンが進むにつれ強力な選択肢が増えていくのも特徴です。食料を手に入れる手段も、得点を手に入れる手段も様々なので、他プレイヤーの動向や、カードなどの様子を見てという感じです。
メカニズムは若干つかみにくいかもしれませんが、一度やってみるとなるほどという感じのゲームだと思います。行動順での取り合いはありますし、攻撃要素のあるカードも入っていますが、比較的まったりとした感じになりやすいようです。
最終得点計算ですが、厳密につけているのかと思いきや、以外とおおざっぱにつけているような気がします。最終的には1点差の勝負になりました。
中盤の早い段階で家族を増やして3行動に伸ばすのがポイントですが、そこへ至る道と、そこから先は結構奈自由度がありそうな気がします。思ったよりもまったりとした箱庭系のゲームという印象が強いです。
お次は、翌日のイベントで頒布される「行商と信頼」を一足お先にプレイしました。ライトノベル「狼と香辛料」を題材にしたボードゲームです。決められた品物を都市に運び信頼を得ていきます。最初に決められた数の信頼を獲得したプレイヤーが勝者です。
実は、この作品1回テストプレイをしたことがあったりします。大まかな構造は一緒ですが、細部はいろいろと変わっているようです。
使い続ける限り毎ターン1枚ずつアクションカード手に入ることもあり、アクションカードの力を借りながらゲームを進めていくというのが主な流れです。品物の生産はダイスを使いますが、基本のアクションはランダム要素はそれほどありません(アクションカードはありますが)。
このゲームのポイントは、冬の時期になると荷物に大きな制限ができることと、最下位プレイヤーの手助けをするホロの存在です。前者は、信頼を得るときの妨げになりやすいですし、後者は取り残されることを防ぐ働きがあります。
信頼を獲得することで、都市に対応した能力を入手することができます。アクションポイントを増やしたり、特殊なアクションができるようになったりと強力なものがいろいろとあります。
今回は、港湾都市が猛威をふるう形になりました。水路からマップ外周のほとんどの都市に移動できることと、移動コストがアクションポイントなしになるため、ものすごいところへのワープが可能になること、移動範囲の都市はアクションポイント+1の効果が多く。加速度的に伸びることなどがあります。
最終的に、1ターン差でしたが、信頼達成数としては 2つ分の差ができたことになります。比較的僅差になりやすいゲームですが、直接攻撃の手段はあまり多くはなかったりするのです。
プレイ後、港湾都市の扱いについての話題が出たりとか。マップ上分断されているところで、水路が分断されており、なおかつ1アクションポイントで移動可能ならバランスが取れるのではないかという見解になりましたが、このあたりは人数によっても違ってくるかもしれません。
コンポーネントはかなりの質です。イラストもかなりきれいにできており、創作ゲームとは思えない高いクオリティーだと思いました。
お次は、新作の「建築期」をプレイ。フランクフルトを舞台にした配置系のゲームですね。区画に建物を配置して得点を稼いでいくゲームなのですが、同じ種類の建物の得点は累積されていくので、そのあたりを利用しながら得点を稼ぐことになります。
ルールはとてもシンプルですが、狙ったタイルを補充したり、得点の要となるモニュメントの建築にはコインが必要になりますが、入手する手段は限られていますし、持てる数も限られているのでタイミングがなかなか難しいところです。コインは直接の得点にはならないというのもあります。
序盤のうちは探りながら配置する感じですが、種類がそろってくる時に、得点2倍を狙ったり、高得点になるタイルを獲得したりというプレイングになったりするでしょう。他のプレイヤーの手札も基本的には見えるので、そのあたりをカウントしながら攻めていくことになると思います。
シンプルなゲームですが、公開情報が多いゲームで比較的シビアなゲームかもしれません。3人でプレイしましたが、人数は少なめのほうが頼めるのではないかと思います。
最後は時間調整で「モザイクス」をプレイしました。以前プレイしたゲームなので、説明は省略で。
49マスに3種類の目を埋めていくことになるので、1種類あたり平均 16マスくらいになるでしょうか。出目には偏り上がるのですが、5マス以上の塊が得点対象になるので、3倍、3倍、1倍という感じになるか、3倍、2倍、2倍という感じになるかという感じになるかと思います。
シンプルで悩ましいゲームですね。初期配置に1マスあるのがポイントで、これによって同じ目でも展開が違ってきます。
時間制限つきだったのですが、初めてのゲームなどいろいろと楽しむことができました。
トップ > アナログボードゲーム > 雑記