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● 横浜ゲーム会2011年1月(2回目) ●

 2011年1月29日、先週に引き続き横浜ゲーム会です。今回も新作を中心にという感じになりました。プレイした−ゲームをレポートしていきたいと思います。


●作戦会議

 ゲームではありませんが、前日からゲームマーケットのエントリーが開始されたので、今年春の方針を決めるべく簡単に作戦会議をということにしました。といっても例年から大きな変更はしない方向でしたが。体験テーブルもあったほうがいいという話も出たので、結果的に前シーズンと同じ規模になる見込みです。

●ひもを使った何か

 試作品ということで、プレイしてみました。ひもの表現力に挑戦したゲームですね。詳細は文章で表現するのが難しいのですが、ゲームになっているかどうかをみたいということで。難度としてはそれなりに高いのではと思っています。どのような形になるかが楽しみですね。

●ハイファイブ [BGG]

 お次は、目を引くコンポーネントのタイル配置ゲームです。タイルをプレイしてポーカーハンドを作って行くというゲームではありますが、配置が某ことばのパズルのような感じになっていたりとか。といってもポーカーハンドといっているとおり基本はトランプと同じようなコンポーネントなのです。

 意外と順数が少ないのと、中盤の角を取る戦い、終盤のジョーカーの使い道がすべてでしょうか。切り札温存の方向がよさそうなゲームではありますね。

 今回プレイしたのはドイツ語版でしたが、まだいつものところにデータが掲載されていなかったので、Board Game Geekからのリンクです。アメリカ版は思いっきりトランプっぽいコンポーネントになっていますね。

●アサラ [play:game]

 お次は、キースリングとクラマーの新作から、ある意味ワーカープレイスメントのゲームです。が、ワーカーの部分がマストフォローのようになっているというのがポイントですね。塔を建てていきポイントを稼ぐというのが目的になります。

 何をどのように目指していくかと、一番乗りの選択権がポイントのゲームですね。入れる場所に限りがありますし、後になればなるほどメリットも少なくなっていくルのでこのあたりが悩みどころになっています。ワーカープレイスメントは流行ではあるのですが、カードによる制限をつけたのが新しいところですね。

 これ、塔の要素を入れたのはクラマーなのではという話が出たりとか。確かに建物とかが好きな感じではありますからね。リソースのまとめ方とかが、このコンビらしいよくまとまった作品だと思いました。

●発明の時代 [play:game]

 最後にプレイしたのは、重量級のこのゲームです。発明と特許をテーマにした生産/マネージメント系のゲームです。数少ない原材料を元手に新しいものを発明したり、工場でものを生産したり、発明品を作ったり、特許を書いたりしてポイントを稼ぐゲームです。

 要素が多いゲームで、行動数は少ないことから普通はどこかの要素を見切るような感じになるのですが、このゲームの場合、選択肢がそう多くならないこともあり、いろいろな要素をうまく活用していかなければなりません。

 右肩上がりのゲームではあるのですが、成長速度はかなり遅くなっています。材料交換も不要な材料2個を必要な材料1個という感じですし、必要なものをそろえるのには時間がかかるのに取れるアクションの数はそう多くないのです。

 発明と特許の関係もよくできていて、根本的発明と発展的発明で得られるものが違ってきます。また、発明品には模造品がつきものですが、特許により権利を守るというのが重要になってきます。リソースはいろいろと循環していきますが、いろいろな物語なくなるようなそんな感じのゲームです。

 見た目にもわかりやすく視認性のよい「アサラ」をプレイした直後というのもあるのですが、コンポーネントが多く、コマの色とかで視認性が悪いものがありそのあたりで損をしているようなそんな気もします。

 手番順は重要でチャンスの時にうまく稼いでいくというのが大事なような気がします。爽快感があるというよりも、じわじわと稼いでいく感じのゲームではあるのですが、なかなかいい作品でした。


 アフターでは、今後の企画の話などをしたりとか。ゲームマーケット準備期間に入りつつありますが、遊べるうちに遊んでおきたいというのもありますね。


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