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● 横浜ゲーム会2011年9月(3回目) ●

 今月3回目の横浜ゲーム会は3連休の最終日です。作業工程上ゆっくりとゲーム会に参加できるのは9月いっぱいまでかもということですが、いつも通りいろいろと遊んでいます。今回も簡単にレポートしましょう。


●創作ゲーム

 回数はそれなりにこなしていますが、まだ情報は公開できません。ちょっとずつですが微調整はされていたりするのです。アイデア集みたいなものを見せてもらったりとか。

●スローイング トレーダーズ

 秋の作品ということで、仮をとって正式名称にしました。今回は動画撮影もあわせて実施しています。簡易版と通常版の両方をプレイしていますが、簡易版はある程度見切りやすいですね。通常版は途中からかなり読めなくなってくるのですが、それもあわせてということで。

 終盤読めない分はボーナスポイントがあったりするのですが、一番最後のプレイヤーにはもれなくペナルティーがあります。終盤の6枚が2-2-2という残念な別れ方で大量ペナルティーが出たりして、トップの獲得点の平均が 9点に満たないという残念な展開に。最大 12点、最低 4点で、9点は「高め」ゾーンの最低点ではあるのですが。

 何にせよ、ルール上はこれで確定。コンポーネントもそろそろ確定させようと思います。

●シティー ビジョン(仮)

 先々週お披露目したものです。セルフテストでバランス調整をしています。名称も仮ですがつけることにしました。プランに続くような感じにしたかったので「ビジョン」という名称を使っています。英語では City Visionsの方がいいかもしれません。

 おなじみの建物がほとんどではあるのですが、今回はコンボプレイがいろいろと見られました。シティープランほど複雑なコンボにはならないようにしていますが、ダイス目の関係もあるので普通のカードでもカードごとの相性があったりします。

 建設と得点のバランスをどこで取るかもそうですが、発展の方向性も悩ましいところだったりします。

●トップドッグス [play:game]

 お次はだいぶ昔に購入していたものの、プレイしたことのなかった作品です。今は小箱になっていますね。

 犬ぞりレースをテーマにしたゲームですが、ゲーム的にはバッティング系の作品になっています。犬種は5種類で同じ種類の犬を同時に出すとパワーアップしますが、バッティングしたらアウトというゲームです。山札と手札の関係があるので攻めどころはいうことが聞かないようになっています。出てくる得点はランダムです。

 一番強いシベリアンハスキーはバッティングしやすいこともありますが、ある程度カウンティングできたりもするのでいつ攻めるかがポイントになりそうです。上位3つであればカード獲得に攻めることができます。逆に、チワワ、プードルも紛れており、これもどこで消費するかがポイントかもしれません。

 プレイ感覚は軽めで 5人でプレイしていても楽しめました。軽い動物ゲームとしては押せるところでしょうか。

●ウマとび競争 [play:game]

 お次は、子供向けゲームではありますが、思いっきり記憶力を試されるゲームです。ルールを書くと再現されるため詳細は省略ですが、「もっと脳トレ」のひねりのきいた計算問題に近いものはあります。計算はしないのですが。

 大人向けルールは、バッファリングの容量を多めに要求されるので、かなり難度が上がります。この手のゲームは思いっきりゆっくり確実にプレイするか、沈む前に次の足を出すがごとく高速でプレイするかのどちらかがいいですね。周りを見渡すと助かる可能性もあったりとか。

●ディアボロ [play:game]

 こちらも久しぶりにプレイしました。Amigo小箱のカードゲームです。カードプレイをしていき自分の持っているカードをうまくプラス点に持ち込ませるゲームです。プレイ感覚としては「革命万歳」に近いですが、もっとじりじりとしています。

 天国サイドと地獄サイドにカードをプレイしていくだけなのですが、プレイできるカード枚数に制限があるのと、手札がないと妨害しやすくなるというのもあり、かなりいやらしいゲームになっています。

 とはいえ 5人だと人数が多すぎて、次のプレイヤーに手じまいをされると、自分の版まで間に合わないということもままあります。これ、3人くらいの少人数でプレイするのがよさそうですね。後から引いたハズレカードが全く処理できないというのもあったりします。

●コラプション [play:game]

 最後にプレイしたのは、おそらく前回プレイは仙台時代と思われます。ブラフと決算系のゲームです。公共事業を利用してお金を稼ぐというゲームですが、自分の戦力をどこに傾けるかはカードプレイで表します。プレイできるカードがラウンドごとにどんどん公開された状態が続くのがポイントですね。

 上位はつぶされやすいという特徴があるので、自然と得点差は埋まるようになります。がこちらも5人では脱落するプレイヤーが何人か出てしまいますね。この手のゲームでありがちな、優勝者だけしか選べないという状況が起こったりもするのでそのあたりは了解の上でという感じでしょうか。これも3人くらいだとプレイ感覚が違ってくるかもしれません。


 今回は創作ゲームと、小箱のゲームをいろいろとプレイしました。「トップドッグス」がプレイできたのは大きかったですね。実績がない作品はこういう場でないとなかなか出しにくいところはありますから。

 10月〜11月にかけてはゲームマーケット期間なのでペースダウンが予想されます。TGFは制作作業がないのでまったりしていられましたが物作りがあるとそうもいってられません。


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