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2012年6月30日、今月5回目の横浜ゲーム会です。おそらく 5回目を書いたのは今回が初めてと思われます。というわけで、簡単にプレイしたゲームをレポートしましょう。数が少ないのでかなり短くなりそうです。
少人数で未プレイの作品ということで、こちらをプレイしました。「アグリコラ」「ルアーブル」に続く Lookout Gamesのワーカープレイスメントの作品です。日本語版をプレイしています。
修道院とその周辺の村を発展させて得点を稼ぐゲームです。「ルアーブル」からの流れとして、原材料を加工して行くというものがあります。また、配置系ゲームの要素もあり、建物の建設制限や、組み合わせでの得点変動もあります。
時代の流れとともに、登場する建物が変わってきたりしますが、全体的な道筋をつかむのが大変なゲームです。最初のうちは基本的な物を入手したり加工したりする物がメイン、時代が進むと勝利点を得る物がメインという感じになっています。拡大再生産のゲームで、いくつかのステップがありますがそれぞれの道が細いという印象があります。
材料も、建物も早い者勝ちというところがあり、これも悩ましい要素になっています。完全公開情報で、要素が多いため最小ゲームでは全貌をつかむのがやっとという感じですね。他のプレイヤーの建物を使うのも大きなポイントになりそうです。
ゲーム中気づきにくいのが建物の建設制限です、中途半端に文字で書かれているので見落としやすく、コンボなどでの得点に大きく影響するところです。建設制限が厳しいので途中から都市の拡張が必要になったりしますが、それにもお金が絡んできます。
プレイ時間は 4時間ほどで、最後は同点での幕切れでした。プレイ感覚がかなり重いのと、初プレイでは見通しがつけにくいというのが印象としてありますね。いろいろな要素がつながってくるとまた違った感じになるのでしょうか。
重いゲームの後は軽いゲームということで、プレイしています。新作と感じさせない昔ながらの要素があるダイスゲームです。賞金の取り合いとバッティングがメインテーマですね。
ゲームが終盤になるにつれ、だんだん事故が起こりやすくいかに攻めるかというところが重要になってきます。止めようと思ったプレイヤーが止まらなかったり、意図せず同点になってしまったりというところはありますね。やや少ない人数でプレイした方がほどよいバランスになるのでしょうか。
昔のドイツゲームらしい、そんな感じのする作品ですね。1990年代の作品といわれても信じてしまいそうな、そんな 2012年の新作でした。
こちらでは以外と最近のゲームがプレイできなかったりということもあるので、こういう機会は重要ですね。テストプレイが差し迫っていないうちに、いろいろと楽しみたいと思っています。
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