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2012年7月8日、連続の横浜ゲーム会です。月が変わったので回数はリセットですがここ最近は多いですね。今回もプレイしたゲームをレポートします。
手始めは KOSMOSのリアルタイム脳力系ゲームから。条件に合うカードを出していき、一番早く全てのカードを出したプレイヤーが勝利という感じです。Adlungあたりがよくやりそうなタイプではありますが、ルールはもっと単純です。
タイトルのピラニアがポイントになっています。出せないカードを捨て札として送ることができますが、うっかり出せるカードを送ってしまったりもありますね。好き嫌いは分かれますが、これは手軽でいいですね。
お次は、ボックスアートからすぐにゲームが想像できるダイスゲームです。もっといえば生き残りアクションダイスゲームですね。
詳細を書くと再現できてしまいそうなくらい簡単なので、省略しますが、手持ちダイスの回復方法と大成功の逆転要素がいい感じですね。ちょっとした工夫でちゃんとゲームが収束方向に向かうのもポイントだったりします。これはワンアイデアのゲームではありますが、うまくできていると思いました。
その次は、シャハトのタイルゲームですね。多人数ソロプレイではあるのですが、最終条件のところは相手の状況も見る必要があります。4×4の16マスにルールに従ってタイルを配置していきます。全てのマスを埋めたら勝利という簡単なゲームです。
タイルがうまく当てはまらない場合は入れ替えたりするのですが、これが隣のプレイヤーの様子を見ることになるのです。これも詳細を書くと再現可能なゲームなのですが、まったりとプレイするのにはいいですね。
4人ということで、このマップをテストプレイしました。福岡、佐賀、長崎、大分の4県を舞台にしたTRAINSの拡張マップです。前回はあまりテストプレイにならなかったのですが、今回は観光列車のラインが強力そうな場になりました。
福岡3人と大分1人に分かれたのですが、博多は最終的に全員が到達しています。長期戦のデッキになったというのも要因の1つですし、相互乗り入れがあったのもありますね。マップバランスとしては博多所有者が踏まれやすいという難点があるので、近辺の都市を強化する必要はありそうでしょうか。
大分近辺のショートカットがそれらしくないので、1カ所くらい通行不能のエリアを入れるかもしれません。気づいたところはそんな感じでしょうか。長崎は1人限定に近いですし、九州横断特急のラインはそのままですね。ここを取れても、他のところの得点は必要です。大都市がマップに散らばっていることも特徴の1つです。
今回のメインはこのゲームです。経済ゲームのジャンルに入るでしょうか。ワーカープレイスメントではないのですが、アクションがだんだん高くなっていくため、早い者勝ちの要素はあります。
5ラウンドで、航海をして魚を捕ってお金を稼いでいきます。もっともお金を稼いだプレイヤーの勝利です。先手番の方が有利なだけに、後手番はお金が加算されるのですが、それでも後手番は作戦を変えなければ行けないというのがシビアです。
1ラウンド目の相場変更権が最後まで効いた感じになりました。同じ作戦でフォローするプレイヤーが出てしまったせいか、1回分の差がそのまま出てしまった感じですね。借金に突っ込むべき場面は思い切った方がいいゲームではあるのですが、計画が崩れると再起不能になる怖さはあります。踏み込む感じのゲームはあまり得意ではなかったりとか。
あとは、行動ごとにお金がかかるようになるので、損益分岐点が見えてしまったりします。奇をてらってもそこまでもうけが出ず逆転しにくいというのはあるかもしれません。というより、序盤は大勝負の仕込みができないくらいシビアなゲームですね。
最後は、このゲームでしめることにしました。ダイスを振るゲームなので事故はつきものですが、事故防止である程度のダイスを置きに行った方がいいこともあり、このあたりのバランス感覚が悩ましいですね。
というわけで、今日は新作を中心にいろいろとプレイしました。前半の軽いゲームはどれもよかったですね。一般に出るようになったら手元にあってもよさそうな気がしました。
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