トップ > アナログボードゲーム > 雑記
2012年12月23日、年内最後の横浜ゲーム会に参加しました。今回は新作を中心にいろいろとプレイしています。ちょっと時間がたっていますが、プレイしたゲームをレポートしましょう。
手始めは比較的軽いダイスゲームを。アクションダイスゲームですね。メインのプレイヤーと次のプレイヤーとの対戦で、それぞれ決められた役を作るか、阻止するかを狙っていきます。メインのプレイヤーは6つのダイスを使って役を狙っていきます。次のプレイヤーは3つのダイスを使って、決められた目を出すのが目的です。
それぞれ、役ができたら音の出るバナナを早押しします。相手のダイスは見えるので、特にメインのプレイヤーはどのくらいそろっているかを見て何処までよくばるかを判断します。ペア系の役は安定感はありますが、6つすべて違うダイスが一番得点が高いのです。
阻止する側のダイスですが、微妙に阻止できる確率が異なるのがポイントです。これはゲーム的に面白くさせていきますね。あれこれ考えず、とにかく急いでダイスを振っていくプリミティブなゲームです。なかなかよかったですね。
お次は、協力型ゲーム「キャメロットを覆う影」のカードゲーム版です。といってもゲームの構造は全く違い、記憶力を試されるゲームですね。カードゲーム化すると記憶力を試されるのは DOW っぽいところではありますが。
協力型ゲームなので情報のやりとりはできますが、特定のカードが出ると一切の意思疎通ができなくなるというのがこのゲームのポイントで寸。カウンティングするには若干種類顔が多く、混乱させるカードがたくさん入っています。
ルールを覚えるまでは大変ですが、カードゲームでうまく工夫されていると思いました。勝利条件を狭くするカードや混乱させるカードなどがうまくできていますね。引きによっては安全圏を一気に飛び越えてしまうというのもあるのですが。
協力型ゲーム+記憶ゲームということで好き嫌いは分かれそうですが、難度としてはちょうどいい感じ出はないかと思ってみたりとか。
お次は自分の創作ゲームをテストプレイ。4人の場合は思ったよりもターン数が少なかったりするので、どこでラストスパートをかけるかが難しいですね。カードバランスもだいたい整ってきたので、あとはカードのデザインと微調整に入るステップかと思ったりとか。もう1つの作品も早めに薦めたいですね。
かなり久しぶりにこの作品をプレイしています。世界中の名所を探検していくボードゲームです。アブストラクト色が若干強かったりします。1996年の作品で 2005年にリメイクされていますが、今回プレイしたのは旧版です。
目的地の数を自由にしていますが、ルール上公開できないカードが多く、難所も多く設定されていたりしたので、4つ公開することに。自由の場合は 5個くらい公開しない得点が届かないことが多いのですが。
序盤から1つの探検隊が伸びる展開になりましたが、もうちょっとのところでアジアの取りこぼしが確定したり。探検隊の長さには限りがあるのでよくある話です。チケットはゲーム中なかなか増えないので、使いどころが難しいのです。たいていは公開した目的地を拾いに行くために使います。
今回は、巡り合わせの都合で共通目的地に流されやすくなりました。持っているカードも微妙に使いにくいところが多く、チケットは減る一方に。1つと0では全く自由度が異なります。公開目的地を残した状態でチケットがつきると、その目的地にはたどり着かせてもらえないことがほとんどです。
最終ターンは意外と早く訪れたのですが、大西洋の大量移動で手札を残り1枚まで減らし、共通目的地の個数が 2個差で同展終了でした。たいてい目的地を全部こなしたプレイヤーがそのまま勝つので珍しいですね。
次のプレイヤーを絞りやすいゲームですが、絞りすぎると何人か先のプレイヤーが楽になるという印象はあります。とはいえ、チケットはかなり強力なので、損をしない範囲で絞ることは重要ではあるのですが。
お次は3人でこのゲームをプレイしました。3人の場合はダウンタイムが少なく、他のプレイヤーの動向に流されにくいという特徴はあります。序盤はいきなり狭い道が入り口になってしまい、ベースキャンプには不向きの場所に。結局中盤で他のプレイヤーのルートを延ばしていくようになりました。
このゲーム、得点は早い者勝ちなのですが、得点をとるためにはアイテムが必要になるのでそのあたりのバランスが悩ましいのです。食料がないと早くベースキャンプに戻る必要があります。
そしてベースキャンプと、テントの関係も悩ましいのです。荷物を多く持てるようになるのですが、あまり近くに配置してもというのはありますし、遠すぎると中継地点にならないということにもなります。中盤で深いところにベースキャンプを配置したので、回収できずに戻ってくることになりました。
テントなしの終盤はベースキャンプが頼りですが、持ち物制限が厳しく、効率が上がりません。最後はカメラを放棄して先に進むことにしました。こういうときに限って写真スポットが出てきたりするのですが、結果的にタイルを使い切って終了条件になりました。最終的に 2人同点になりました。
アクションポイント制のゲームですが、荷物制限も相まってなかなか悩ましいゲームですね。K2よりももっとパズルライクな、それでいて出てくる地形によっては勝負をかける必要もあるという作品になっています。
別卓の時間調整のためプレイしました。最初の2ゲームは自分のターンが回る前に脱落したりとか。短時間ですぐにプレイできるというのがポイントですね。
最後に整理運動的にプレイしています。プラス点で終了できるときに、どのタイミングで終わらせるかが悩ましいところです。今回は早抜けの 150点でしたが、それでは届きませんでした。続けると得点のチャンスは広がりますが、新しい出目に挑戦させられるというリスクもあります。
年末最後は新作から旧作までいろいろとプレイできました。このあたりが横浜ゲーム会らしいところですね。
トップ > アナログボードゲーム > 雑記