トップ > アナログボードゲーム > 雑記
2013年2月17日、今月2回目の横浜ゲーム会に参加しました。制作期間に入ったため、2週間遅れのレポートです。この回は、新しい創作ゲームのテストプレイが中心でした。
一応仮のタイトルはついていますが、自分の作品ではないので伏せたままということで。OKAZU brandのトリックテイキングです。カード24枚というのはいろいろと理由があります。
大航海時代のパトロンになって、人を雇ったり、名声を獲得して得点を稼ぐというものです。メイフォローではあるのですが、何故か配られたカードの枚数とトリック数が一致しません。そう、このゲームはカードを出さないことができます。メイプレイというべきなのでしょうか。
うまく人を雇うためには、ちょうどいい強さのカードを出す必要があります。また、パスすることで得られるトークンも得点につながるため、そのあたりの兼ね合いがポイントかもしれません。
この日の朝に作ったということで、本当のプロトタイプ版のカードでプレイしています。
もう1つ OKAZU brand の作品をプレイ。こちらもカード24枚ですが、キューブを使います。そして、このキューブの使わせ方がかなり絶妙です。タイトルが決まっていないためこちらも伏せる方向で。
インド航路を開拓していくゲームで、途中で上陸して産物を獲得したり、未知の領域を開拓したりして得点を稼いでいきます。規模を拡張するにはユニットが必要になり、これにトークンを使うのですが、こんなところまで、という使わせ方をします。
作者がやりたかったことといっていましたが、確かにバランスの妙と収束性が出てきたりします。公式の情報があまり公開されていないので、ちょっと伏せておきましょう。こういう新しい発見があるから創作ゲームは楽しいのです。
ゲーム自体は 4人で 60分と結構なボリュームがあります。これは完成が楽しみです。
そのまま正式タイトルにしましょうか。1か月前のJAGAでお披露目した、うっかりダンジョン探索ゲームです。順番が大事な、読み合いのゲームでパーティーゲームの様相が強いでしょうか。
4人プレイで試す機会があったので、早速前日のJAGAでアイデアを出したNPCを入れたバージョンでやってみることに。5人キャラクターがいるといろいろと事故が起こりやすくなりますね。ルールの適用としても、全くの棒立ちということで問題なさそうな感じです。そして、NPCが財宝ゲットというのもちゃんと見られました。
各キャラクターが断片的に思惑を込めてカードを配置するのですが、思惑がぶつかるといろいろと事故が起こるという感じです。今回は勝利条件を調整したこともあり、マッチレースになりました。強いキャラクターや得点を獲得する手段は、財宝ゲットのボーナスが少ないですが、勝利条件によってはちゃんと選ばれるようになります。
あとは、登場しないモンスターも重要です。一部のキャラクターの能力が相対的に上下します。キャラクターの選択、カードの配置と選択肢は 3×2択くらいではありますが、それをいかにうまく生かせるかですね。悩む要素はありますが、配置が終わったらあとは全自動処理です。というより、処理中に判断を入れさせたくなかったというのがあります。
今回は遅くからのスタートだったので、こんな感じで。新作誕生の瞬間に立ち会えて、作業の日を1日使っただけの価値はあったかと思いました。そして、来週に続きます。
トップ > アナログボードゲーム > 雑記