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2013年5月11日、久しぶりの横浜ゲーム会に参加しました。ゲームマーケット明けで、横浜開催は 2回目ですが、前回は参加できなかったので実質的にはゲームマーケット明け最初のゲーム会ですね。プレイしたゲームを簡単にレポートしましょう。
手始めは横浜では所有者がいないので持ち込みました。春のゲームマーケットの作品です。度胸試しのゲームではあります。4人までなので説明抜けしました。
このゲームのポイントはどのタイミングで装備品を外すかにかかってきます。今回は細かいダメージが蓄積するたいまつやせいはいが装備品から外れず、ダメージを受けるモンスターが何枚配置されるかのめくり合いになってきます。
強いモンスターを引くと情報量が多くなるのがポイントですね。前回はダンジョン成功率が 25% と低かったのですが、今回は 66% とかなり高めでした。2回攻略成功で決着がついています。
このくらい脱落が出ないと、多人数でも大丈夫ですね。プレイヤーによって成功率はかなり分かれそうな気がしました。
5人でということで、久しぶりにこのゲームをプレイしました。18XXシリーズに含まれるでしょうか。といっても路線敷設はしませんし、いろいろと要素は簡略化されています。
トークンの少ない都市を選んだ場合は、商人を資金調達に使うか、収益を上げるのに使うか悩ましいところではあります。他の18XXシリーズと比べて攻撃的な要素は少ないのと、株式ではないので、自腹を切る場合も配当を出してしまった方が得な場合があったりします。
5人ということで、2つめの都市の経営はやりにくく、想定より1両多く船を引きずり出され、長距離の船が早く出てしまい、無配当+自腹という完全な負けパターンになりました。最終結果は最下位ではなく、削っていないと逃げ切っていたようではあったのですが。
基本編ではあるのですが、初期資金が非常に悩ましいのが特徴ですね。低い初期価格でスタートして商人を多めに出して、配当金をたたき出すのもアリなのかもしれません。これだけの内容で 2時間ちょっとというのがいいですね。
お次は 5人でできる新作をプレイしています。ダイスゲームで都市を発展させていくのですが、獲得した建物は、ペンで直接ボードに書いていきます。
ダイス目によってできることが異なり、戦略の方向性がいろいろとできてきます。城壁と品物で早めに都市を埋めてしまう方法、教会でじっくり得点を稼ぐ方法。人物を雇って得点を稼ぐ方法があるでしょうか。海賊の襲撃の要素がこのゲームのスパイスになっています。出目が変えられないので海賊をよけてお金を使うというのもあります。
今回は、終盤にちょっと時間が延びたので教会の得点が届いて差しきられました。教会の得点の伸びがよいのとその分時間がかかることでバランスをとっているのだと思いますが、慣れないうちはどうしてもプレイ速度が遅くなるので、このあたりのバランスはあるのかもしれません。早じまいは城壁が伸びやすいので、海賊を意図的にためるのはあるのかもしれません。
最後にプレイしたのは、Looney Labsの「アクエリアス」のリメイク「ドラゴンズ」です。この作品、Looney Labs で Seven Dragons として出ていたものをほぼそのまま Amigoが移植した感じです。ただし特殊なアクションカードが文字からアイコンに変わり原語依存性がなくなりました。
絵あわせ、カード配置系のゲームで、目的となるカードを規定数つなげると価値なのですが、特殊なアクションカードがかなり強力で、昔のアメリカンなゲームの様相を呈しています。攻め方が難しいというより、攻めようがなくなる場面が多いですね。
ゲーマーがプレイすると終わらないタイプのゲームではあるのですが、カードがつきれば終了なので、収束はします。アクションカードがつきて止まらなくなって終了という感じになりました。
原作も独特な絵柄なのですが、こちらは D&D のカバーイラストをされている Larry Elmore のドラゴンイラストになっています。ゲーム同様、いかにも D&D という感じのアメリカンなドラゴンですね。イラストの枚数はそんなに多くありません。
というわけで、久しぶりの横浜ゲーム会でした。ここ最近は 4人までのゲームが多くプレイできていない新作もいろいろとあります。これも追々という感じですね。
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