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● 横浜ゲーム会2013年6月 ●

 2013年6月23日、久しぶりの横浜ゲーム会です。今回は創作ゲームのテストプレイが中心という感じになりました。タイトル紹介は少ないですが、レポートをお送りしましょう。


●創作ゲーム

 先週のJAGAでプレイした創作ゲームを今回もプレイしています。私の作品ではないのと、まだ公式の情報が出ていないので簡単にお知らせしましょう。当初案のルールで数値バランスを変えたバージョンです。

 4人プレイで相変わらず終了条件が得点カードの獲得になりました。得点バランスが変わったので、若干ためる作戦も有効になってきます。とはいえ、アクションの効率があったりするのでそのあたりが難しいですね。

 ゲーム自体は、無駄なことをできるだけ避けるのがポイントです。とはいえ、地盤固めもある程度必要になってくるのでそのあたりが悩ましいですね。

●セイル・トゥ・インディア [play:game]

 お次は、こちらもプレイしています。今回は4人で。テストプレイの回数はそれなりにありますが、いろいろと試してのプレイです。

 今回、中盤で先に進むのか、売却するのかの選択を迫られることに。お金ができたタイミングで建築をとって、拠点をいい位置に確保し、6種類売却が確定しそうな形だったので1ターンをワーカーに費やして売却体制をとることに。6種類売却の 4点はかなり大きいのです。久しぶりにコマをおいての大量売却をしたような気がします。

 できた資金をうまく使うために銀行制度を購入。これもこれまでほぼ使ったことがなかったりとか。お金2で1点と効率が悪いと思いきや、大量売却で貯まったお金が得点とワーカーに変換できるのが大きいですね。結局インドはとりませんでしたが、歴史記録官が 5人の 27点終了でした。戦略の切り替えのタイミングとワーカーを出し切れたのが大きかったかもしれません。

●創作ゲーム

 その次は、自分の秋向けの作品のお披露目を。得点計算ルールが固まっていなかったのですが、基本線はできそうだったのでプレイしてみることに。持ち込んだルールだと得点計算が重い感じだったのですが、改善案をいただいています。

 ジャンルとしては、天九牌の長天に近いでしょうか。もうちょっとシンプルにしつつ、簡単にはカードが出し切れないような感じに調整しています。

 得点計算のルールを変えたあと、4人でプレイしていますが、ルールを変えてから大量失点が出る展開がいくつかありました。駆け引きのポイントは増やさない方がいいということでしょう。

 テーマがついていないゲームなので、あとでつけることにします。ひとまずこの方向性で進めることにします。

●サンマロ [play:game]

 時間の関係でこの作品をプレイ。最近の作品の中ではプレイ頻度がかなり高いですね。

 今回は序盤の出目が全然ふるわず、城壁を作ることも、商品を作ることも、商人を配置することもままならないまま、ひたすら兵士を配置するプレイになりました。最終段階の海賊に耐えるのに最低限必要な4人を城壁を配置する前に雇ったりとか。これをやると商品を置く場所がとりにくく、教会だと手数がかかりすぎるという難点があります。

 海賊の進みが遅かったこともありますが、中盤も城壁はあまり出ずに、商品で囲まれた商人2人で資金を獲得し、あとは人物を配置しての道化狙いに。商人のタイミングが間に合ったので、最初の城壁の人物は建築家になりました。

 貴族までの出目がなく、市民を配置したものの、建築家をうまく使って8点、8点、10点、6点と道化を4人配置することに。道化のために3点の建築家を配置したりしています。

 最終的に、2つめの城壁が間に合って、減点を受けなかったことと、自力で道化を配置できたこともあり、1点差で逃げ切りました。あと1つ人物が出ていないと届いていない計算ですね。道化は教会より手数がかかるのと人物の配置が面倒なことになるのが難点ですが、仕込むと貴族よりも効率よく得点が伸びるのが特徴です。

●ミミクリ [BGG]

 その次は、Zoch社の作品からこちらをプレイ。鏡がついた特殊な道具を使ってチョウチョの絵をお題として見せて、それと同じものを探し出すというゲームです。文章で書くよりも実物を見た方がというタイプのゲームですね。

 神経衰弱のような感じではありますが、お題が重複したらアウトなので、簡単になる終盤にうまく忘れやすいようにできています。チョウチョとは全く関係ない絵から、お題が作られるのは一見の価値ありでしょう。

●創作ゲーム

 始めにプレイしたものを 3人でバランス調整をしています。3人の場合は手番の回りが早いので計画が立てやすくなるかもしれません。アクションがもう少し欲しくなるパターンもありましたが、余計な買い物をしなかったのが得点差につながった感じになりました。

●セイル・トゥ・インディア [play:game]

 こちらも3人でプレイ。インドまでの距離が短くなります。こちらもなかなか使わなかった港湾管理を使う展開にしました。工場との組み合わせでこまめに売却して得点を稼ぐ形に。

 終盤コマ数が厳しくなりましたが、ギリギリ1点差で逃げ切った感じになりました。ここまでくると港湾管理を相当活用しないと届かない範囲になりそうです。3つ以上の船を出せるタイミングがいかにあるかと、最初の1点目の歴史記録官がいつ捻出できるかが難しいのです。歴史記録移管は1人で最大5点の価値があるので、コマ1つあたりの効率はいいのですが。


 テストプレイが中心でしたが、こちらの作品も調整ができたりといろいろと楽しみました。


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