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2013年9月7日、2週間連続の横浜ゲーム会になりました。今回も引き続きテストプレイの回です。かけない内容が多いのですが、いつも通りレポートしましょう。今回は、ちょっとだけ市販ゲームをプレイしています。
手始めは、初登場のダイスゲームをプレイしています。航海がテーマのバースト系ダイスゲームです。どこまで欲張るかがポイントになるのですが、ステップの作り方が工夫されています。かなり久しぶりにダイスゲームを見たような気がします。
お次は、先週プレイしたパズルライクなゲームです。初級ルールと上級ルールの両方をプレイしています。
早い者勝ちというのもあるのですが、うまく形をそろえてコンボを決めるのがポイントになってきます。初級ルールは得点の条件が緩いので狙いやすいですが、上級編は下地を作らないと得点も伸びなくなっています。テーマをどうするかで若干議論されましたが、どうなることでしょうか。
お次も、先週プレイした漁のゲームですね。5人でプレイしています。先週のフィードバックでルールが変更されています。
需要と供給を見るゲームなのですが、欲張りすぎてもいけないし、堅実に行くともうけが出ないという悩ましさがあります。コンパクトですがシビアな感じです。
今回は需要が大幅に増えたので、最終ラウンドの魚があまり気味になりました。追加の要素はうまく機能していますね。手番の順序はかなり大事なのですが、最終プレイヤーでターンが多く回ってくるのも重要ではあります。1回の行動が勝負を分けます。
少し後で 4人で再度バランス調整をしてプレイしました。供給を少なくして調整したのですが、中盤に偏った需要がきて悩ましい感じになりました。勝負に出るかどうかが難しいのです。最終ラウンドは手番順と早抜けで差しきりました。
4つめの作品ですが、先週の最後にプレイしています。基本的な要素はそのままでコンポーネントの数を調整しています。5人、3人、バリエーションルールを入れて2人でプレイしましたが、どれもゲームになっているようです。
得点計算の計算部分が複雑なので、思い切った計算方法を出してみたりとか。これでも十分に成り立つ感じではありますね。バッティングしないようにするゲームですが、欲張りすぎても得点にならないというのがポイントです。
人数が少ない場合でもカードがよく回転するので、同じ枚数でも成り立つことが分かったりとか。
ここから市販ゲームの時間です。最近出たばかりのトリックテイキングをプレイ。4スートで変則的な数字構成なのですが、マストフォローでも、メイフォローでもありません。同じ色を出してはいけないという変わった制約があります。
切り札はなく、ランクの強いカードが勝ち、トリックをとったスートに応じて得点が入るのですが、ランクの高いカードのあるスートは得点が低くなっています。そして、ルールに従ってカードが出せなくなったらラウンド終了です。
初見ではかなりプレイ感覚がつかめないのではと思います。高得点のスートの低いカードを出して、他のプレイヤーの得点を阻止したりできますが、勝てないトリックでどのカードを出すかが悩ましいですね。得点の低いスートでも、4トリック目からは高得点になるので、そのあたりを狙う方法もあります。
1ラウンドに大量得点をとったあとは、早めに打ち切りになって逃げ切りました。2トリック目でいきなり打ち切りというのもあったりと、事故も起こりやすいですね。勝てるカードがこないと厳しいゲームではあるのですが。
最後にプレイしたのは、リアルタイムアクションゲームです。ボタン電池で動くナノバグが入っています。こいつを、自分のエリアに入れたら得点という、アクション性の高いゲームです。
回転ドアのような仕切りを回してうまく誘導していくのですが、どれを回せるかはダイスで決まります。早打ち推奨のルールで悩んでいた場合はせかすことができます。ナノバグも予期しない動きをするので、うまく自分のところに送り込んだと思っても、エリアに入ってくれるとは限りません。
これは、見た目でどんなゲームかが分かっていいですね。わいわいと楽しみたいときにいかがでしょうか。
今回は、新作もちょっとだけプレイすることができました。来週からは制作期間が本格化するので、まとまったテストプレイの機会は今回が最後でしょうか。
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