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2013年11月16日、先週に引き続きの横浜ゲーム会でした。今回は3人と少なかったので、長めのゲームを中心にプレイしています。作品数が少ないので簡単にレポートしましょう。
秋のゲームマーケットの新作をプレイしました。創作ゲームではあるのですが、TCG的な要素が入っています。共通のコモンカードにランダム封入のレアカードがセットになっています。なお、ブースターパックも別売されています。当然、構築戦やドラフト戦のルールもあるのですが、今回はコモンカードのみのおすすめセットでのプレイです。
TCGに寄せたデザインになっており、カードテキストはそれなりにですがあります。要素自体は比較的シンプルで、材料を入手して、入手した材料を使って手を広げていくという感じになります。ユニットの行動力を使ってアクションをとるので、ワーカープレイスメントの要素もあります。
序盤は地盤固めになりますが、アクションは多くしすぎるとあふれ出すというのはあります。相手プレイヤーに出撃することもできるので、戦力も大事になってきます。
防御的なデッキだったので、終盤の強い象徴カードを出すことに備えて地盤を固めることにしました。アクションポイントは比較的に少なかったのと、コンボ材料もそこまでなかったものの、うまいタイミングで象徴が出せて一気に安定しました。
得点源が十分にあったのですが、アクションがそこまで増えないので、相手の大量得点をうまく防ぐのが精一杯ではありますね。象徴の収入と一部カードの効果での収入が効いていて、逃げ切った形になりました。
コストの高いレアカードの中にはものすごく強力なカードがあるので、そのあたりの組み合わせの妙もありそうです。多人数に向けた構築型のゲームというのも珍しいですね。
ゲーム自体は、全体像をつかめばそこまで複雑ではないのですが、TCGに寄せているので好き嫌いは分かれるかもしれません。創作ゲームらしくないようなくらいの広がりがある作品ですね。
ファンタジックな世界を舞台にした、建設陣取り系のゲームです。1つの種族を操って、自分の種族の住みやすい地形にうまく変化させながら建物を建てて得点を稼いでいきます。
開封してまず最初に感じたのは、コンポーネントの多さです。普通のゲームよりもコンポーネントは多く、要素も多くなっています。説明書もかなり長いので、ルール説明までで 1時間くらいかかったでしょうか。
種族の特徴をうまく生かしながら発展させていくのですが、発展させたものによって次ターンの収入が変わってきます。種族ごとに得意不得意はあるので、うまく得意な方向を伸ばすのがいいでしょう。また、特殊な能力を発揮させる砦がこのゲームの大きな要素になりそうです。
序盤は本当にできることが少なく、6ラウンドしかないのでこのままあっさりと終わりそうな不安に駆られますが、中盤以降収入が伸びてくると、アクションが多くなり、それだけ時間も長くなっていきます。都市の発展での陣取り、特殊能力は早い者勝ちなので、手番の順序も大事です。あとは、領地や信仰の上位にボーナス点が入るのでそのあたりも重要になってきます。
得点を獲得する手段が、最後の順位争いと、ゲーム中に出てくるボーナスアクション、それに対して、相手が町を発展させたときに、特殊なアクションに使えるパワーを特典で購入します。普通のゲームより1〜2つくらい要素が多いのですが、それぞれに関連があります。得点源がそこまで多くないのに気をつける必要はありそうですね。
中盤でアクション数が足りないので得点も伸びていないと思われたのですが、最終的に 10点くらいの差がついていました。トップが全くの同点という珍しい終了でした。
プレイ時間は長いですし、準備も大変ですが、十分なボリュームがあり、種族のバリエーションも多いので、2回目以降が楽しいゲームかもしれませんね。名作ではあるので、プレイできてよかったです。
2ゲームでしたが終わったのが 19:30 といつもより遅い時間に。アフターまで堪能して終了しました。次のゲームマーケットまで間があるので、まだ余裕はありそうですね。
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