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2013年12月1日、リトルエッセンから流れ込んできての横浜です。購入したゲームを早速プレイしてみようという趣旨ですが、買ってきたものだけとは限りません。
最初にプレイしたのは、大きな箱を持ち帰ってきました。リトルエッセンの新作から「エベレスト」です。「K2」「ケイブ」の作者の新作になります。タイトル通りエベレストの登頂を目指すゲームですが、今回はサポートの立場から環境客や登山者を登頂させるというスタイルになります。
基本的なところは「K2」とある程度共通ですが、装備品の概念があり、登山パーティーで持ち込める荷物や登山者の数がことなります。カードをやりくりするところと天候は「K2」と同じですが、順応度の上限が低く、順応カードの回復量が登山者で分配しなければならないのも悩ましいところです。
序盤の位置どりはなかなか難しいところです。登山パーティーは簡単に移動できるのですが、ベースキャンプの位置と持ち物制限があり、どこでキャンプを張るかが難しいのです。序盤の氷瀑エリアのところでもある程度のランダム要素があります。
頂上を目指してと思っていたところでいきなりの悪天候があって、登山家を引き替えさせたりというシーンもありました。効率を重視するのであれば、どこでベースキャンプを張ってどのタイミングで登頂させるかがよりシビアになってきます。頂上付近は人数制限も効きます。
今回、登山家 7人のパーティーでしたが、登頂できたのは 3人だけでした。最後の3日で駆け下りるようにベースキャンプへの移動が間に合い、下山のボーナスまでもらって差しきった形になりました。
一般客は得点が高いですが、順応度の上限が低いのでよりシビアに。頂上近辺で悪天候にぶつかるとアウトというくらいの条件です。序盤から中盤の位置どりもありますが、何人をチャレンジさせるか、何人を下山させるかなどもあり、めまぐるしい感じがします。
デッキ構築的な要素もあったり、荷物運びの要素があったりと盛りだくさんでボリュームのある作品です。
お次は、3月のメビウス20周年記念イベントでお披露目された Knizia の作品です。タイル配置系のシンプルなゲームです。
京都の庭園をうまく広げていくゲームで、今つなげたタイルと同じ意匠のタイルをつなげると得点になります。自分の得意な意匠は得点が 2倍になるため、それをいかにうまく伸ばしていくかがポイントです。
序盤が自分の意匠が余りでない状態で得点の伸びが悪かったのですが、タイル構成の関係で中盤以降に一気に出てくるようになります。3色しかないタイルがポイントで、これで庭園が伸びたり、自分の意匠がないと伸び悩んだりということが起こるようになります。
2〜4人でプレイできました。2人の場合はよりシビアに、4人の場合は他のプレイヤーの影響を受けやすくなるのではと思います。3人でプレイしていますが、この人数が一番ちょうどいいバランスかもしれません。
お次は、この日発表になったゲームマーケット2013秋の新作ランキングトップの作品をプレイしました。モチーフはありますが、ゲーム自体は創作ですね。
同時公開のバッティング系のゲームで、単独で一番高い数値を出したプレイヤーが、得点カードを取るというものですが、ふたひねりくらい加えられています。特殊能力もあるのですが、それ以外に、親プレイヤーの存在があります。親はカードを表向きに先に出す代わりに、タイのときは優先権があります。
もう1つは、得点のバランスです。親プレイヤーは得点カードを見てからカードを出しますが、下手にカードを獲得すると逆にマイナスになってしまうこともあります。親の出したカードと全体の状況を見てうまくカードを出すという、二重の読み合いの要素が入っています。カードが獲得できないと徐々に得点が減ります。
3人でプレイしましたが、うっかりとしたバッティングがあったり、大量失点があったりと実情はかなり派手な場だったようです。カード3枚獲得でしたが単独のプラス点で逃げ切りました。
原作のモチーフはありますし、バッティング系のゲームではあるのですが、ひねり方がうまく効いていると思いました。
最後に整理運動でこの作品をプレイ。動物のフィギュアをテーブル上に投げて、配置を覚えてから、カードの指示に従い配置を変更し、何が変わったのかをあてる脳力系のゲームです。
実際にプレイしてみると、個数はわかりやすいのですが、入れ替えとか移動となるとかなり怪しくなってきます。分からなくても感で何とかなったりするのですが、入れ替えだけは選択肢が増えるので難度が高いですね。
プレイしてみて正解率がかなり高かったのですが、難度調整などをしてみてもいいかもしれません。手軽な作品だと思います。
というわけで、新作の購入から、新作のプレイまでを1日で楽しんだ感じになりました。
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