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● 横浜ゲーム会 2014年2月 ●

2013年2月1日、横浜ゲーム会に参加してきました。前の週が全くゲーム分を補充できなかったことあり、とにかくゲーム分をという感じでした。作品数は少ないですが、レポートをお送りします。


●マノモンスター [BGG]

 手始めにプレイしたのは、Kosmosの脳力系ゲームです。15枚のタイルをひっくり返してお題にあったモンスターを集めるというものです。早解きで得点を獲得していきます。

 1〜6レベルの設定がありますが、4レベルでプレイしました。4レベルは複数条件をすべて満たす組み合わせを回答するというもので、手を動かしつつ解いていく感じになります。6種類のモンスターが裏表になっているのですが、組み合わせが 15通り、タイルの枚数も 15枚ときれいなデザインです。ということは、組み合わせ上のコツもあります。

 メンバーが増える都合もあり、高レベルでもプレイしましたが、6レベルは離散数量で、大小関係が多いため、法的式を解くような感じになります。解が一通りになる問題が多く、解を見つけてから正しいタイルにする方が早いようです。5レベルは6レベルの難度を下げた感じです。

 1〜2レベルは単純な絵合わせになっています。このあたりの難度の落差が幅広く楽しめるような感じになっています。レベルによって頭の使う場所が違うようなそんな感じですね。ジャンル上好き嫌いは分かれますが、面白いアプローチの作品だと思いました。

●世界の鉄道 [play:game]

 お次は、かなり久しぶりにプレイした気がします。「蒸気の時代」や「スチーム」の流れをくむゲームで、路線を敷設し荷物を運んで収益を上げていくゲームです。

 マップがかなり広いことと、「蒸気の時代」と比べてアクションの制約や借金が緩いこと、目的地などのボーナスが含まれていることが挙げられます。プレイ時間はかかりますね。

 前回プレイしたときも、ニューヨークからシカゴ、さらに西の路線を結んだプレイヤーが圧勝していたのですが、目的地のボーナスが大きいことがあります。借金は必要な場面でいつでもできるのですが、ゲーム終了時には減点になります。序盤の収益が伸びやすいので、借金自体は少なくもできますが、思い切った路線敷設でのボーナスもポイントですね。

 序盤に一気にアパラチア山脈を抜けたプレイヤーが、そのままシカゴに到着。借金は多かったのですが収益でリードしていたようです。路線敷設で荷物に余裕ができたのもあり、中盤に思いっきり足踏みしていたものの、リンク数が上がってからの伸びが大きかったようです。

 こちらは初期配置で海岸沿いをとらなかったこともあり、荷物に余裕が合ったもののボーナスがあまり絡みにくい配置になりました。シカゴは早めに確保してボーナスを取ったのですが、1手遅れの状態が中盤まで続いた感じですね。5リンクでの荷物運びが安定して、追いつけるようになりましたが、路線ボーナスがかなり大きいですね。

 最終盤は、西部路線ができあがったタイミングでの終了。ボーナスポイントの分で走りきった感じになりました。このゲームの場合、「蒸気の時代」のような慎重さも必要ですが、攻めるタイミングが難しいところはあります。

●ご当地グルメ漫遊記(仮)

 今回は、4人でプレイすることになりました。マップのマイナーチェンジと、一部カードの効果変更を行いました。

 1ラウンド目は、タイミングが全く合わず、最高レベルの料理が1つも取れず、お気に入りボーナスの戦略も崩れて、ゴール順と次ラウンドのカード資産にかけた形になりました。料理が 5品ボーナス含めて 22点しかなく、46点で折り返しに。トップとの差は 20点ありました。ここまで料理が偏ると、他は全員料理にお金を使い2ラウンド目のカード持ち越しがない状態に。

 2ラウンド目、カードアドバンテージでどこまで逆転ができるかでしたが、幸い 3枚ともいいカードだったので、2手リードで先手がとれる状態に。今度は完全制覇の 9品までギリギリで届きました。所持金 25に対して、資金 27が必要になるので、カードの力を借りないと達成できません。料理で 67点、ラウンド合計 83点まで伸びました。

 結果は合計 129点で、1点差で差しきりました。1点差はカード 1枚や、ランダムに入るボーナス得点で簡単にひっくり返る範囲です。10点差くらいはひっくり返るゲームではあるのですが、20点差が巻き返せるとは思ってもみなかったです。

 調整した部分のバランスの効果も見られたので、テストプレイのかいはありました。方向性はいいでしょうか。


 今回は作品数は少なかったものの、長時間ゲームを中心にたっぷり楽しみました。新作もプレイできたので盛りだくさんでしたね。しばらくはテストプレイ期間が続きそうです。


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