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● 横浜ゲーム会 2014年12月 (2回目) ●

 2014年12月14日、またまた横浜ゲーム会です。年内はまだスケジュールも合わせやすいので今のうちにゲーム分を補充しようということで、プレイしたゲームをレポートします。


●タウン フォーク(仮)

 手始めに先週はテストプレイができなかったので、こちらをテストすることに。ダイス数が減ったりしましたが、メカニズムでいろいろと見えてきたりとか。そこまで点差のつくゲームではありませんが、新しい要素はおおむねうまく動いた感じに。

 追加の改善案をいくつかいただいたりしたので、そのあたりを来週までに修正するという感じに。要素の調整とバランス調整に入っているのですが、イラストもそろそろどうにかしたいところですね。

●サバンナトリック [play:game]

 久しぶりにプレイしています。2010年の500円ゲームズの作品ですね。サバンナを舞台にしたトリックテイキングゲームです。

 何回かプレイしましたが、取り過ぎても得点源が崩壊するのと、1トリックもとれないと勝利ラインまで届かないのでそのあたりの見極めが難しかったりします。4人プレイで切り札なし、10が最強のところ 7筆頭の5枚というひどいディストリビューションを見ました。トリックをよけることは少ないので、この手札だと予想通り大草原で終了です。

●ディ・スタウファー [play:game]

 お次は、メビウスの新作でしょうか。各所に人員を配置して得点を稼ぐ決算系のゲームです。ルールの量は多いのですが、やることは補充か配置かの2択で、アクション数も5ラウンド×3アクションとかなり少なくなっています。

 最終決算の得点が大きいのと、コマをある程度残しておく必要があるので、中間決算でコマが退場させられるのは状況によってはあまり儲からないということにもなります。

 宝箱のボーナスは強力ですが、ゲーム中そこまで獲得するチャンスはありません。駒の配置のコストを以下に抑えて、いかに効率よく得点を稼ぐかという感じでしょうか。何度かプレイしていくと見えてくるゲームかもしれません。

●プログレス [play:game]

 最後にプレイしたのは、3人でこの作品を。古代、ルネサンス、近世の3つの時代で、技術、文化、科学を発展させていくゲームです。付属品に大きなテックツリーの図がありますが、このゲームの主な構成要素でもあります。

 カードプレイで、技術を発見したり、開発したりして、能力を獲得していきます。最終的に得点になるもの、カードドローの能力を高めるもの、アクション数を増やすものなどさまざまで、技術によっては次の技術に必要なものを割り引きすることもできます。

 古代で、技術、文化を育てたものの、カードの巡り合わせが悪く、ルネサンスでは科学一辺倒になりました。前提を満たすことが難しかったのですが、カードを支払えばどうにかなるというところもあったりします。ルネサンスの科学の前提条件をギリギリで出すことができて、そこから連続でテックツリーを駆け上がっていったのが大きかったでしょうか。

 近世も、前提条件の兼ね合いで苦労しましたが、こちらもギリギリでテックツリーを駆け上がることに成功し、終了条件を自力で満たしての終了でした。得点になる能力が多かったので逃げ切った形になりました。

 特に、序盤のアクション数や、カードドロー能力はかなり重要です。逆にリソースは終盤になると大量に必要なため、カードから直接支払った方がいいこともままあります。研究開発も使いどころによっては強力かもしれません。

 コンボの狙うのか、無理矢理プレイするのかの見極めが悩ましいゲームですね。ソロプレイ感は高いのと、複雑なゲームではありますが、ボリュームはありました。


 というわけで、テストプレイと新作を中心にいろいろとプレイしました。最近の作品は、人数比例で時間がかかり、何度もプレイするタイプの作品が多い印象があります。


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