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● 横浜ゲーム会 2015年1月 ●

 2015年1月31日、記録を見たら今年最初の横浜ゲーム会でした。1週目は帰省、2週目はいたストオフと巣鴨、3週目はJAGAとイベント、4週目は帰省だったので、実は今月1回目でした。開催自体は、1, 3, 4 週目にあったのですが。テストプレイ中心ということでレポートしましょう。


●コルト エクスプレス [play:game]

 手始めは多人数対応の作品を。横浜の場合は上からゲームの様子を撮影していますが、このゲームは真上からだとよく分からないですね。パーティーゲーム色の強いアクションをプロットするゲームです。

 列車強盗になって、金品を集めるのが目的ですが、他のプレイヤーを攻撃して落とし物をさせたり、負傷させてカードの巡りを悪くさせることができます。

 6人プレイの場合は、列車も長く、屋根の上での移動が大事になります。といっても、屋根に上るのも、下に降りるのもアクションを使うのと、屋根の上にいると攻撃を受けやすくなるのがポイントですね。

 移動力があまり出なかったので、ボーナスポイント狙いの射撃に出ることに。最終ラウンドまでにアクションを使い切るところが、最後は 2ラウンド連続で射撃カードを引かないという自体に。こうなるとアクションが足りなくなります。

 アクション効果が圧縮できるキャラクターは強い印象があります。非公開のアクションプロットもあるので、思い通りに行かないところもこのゲームでしょうか。

●タウン フォーク(仮)

 お次は、テストプレイタイムということで、3人×2卓で。自分の作品をプレイすることにしました。こちらは、そこまで時間がかからないので 3回ほどプレイしています。カードバランス調整も入れていますね。

 新カードの職人ギルドは、職人を活用する建物が欲しかったので加えました。職人3人で、ダイスを増やさないプレイになりますが、他のプレイヤーがコインを使い切らないタイミングで無理矢理 1ラウンド早く終わらせたので、逃げ切りました。後のテストプレイで、逃げ切れないこともあったりでそれなりのバランスですね。

 2戦目は、単独生産での走りきりが見られました。テストプレイ時点では、そこまでの速度が出なかったのですが、最速が想定より1ターン早いので、再調整をしていたりとか。

 3戦目は、建物を全員が建てる長期戦に。2ターン目に 4が5個で、自力で屋敷を建設できたりとか。地盤固めが遅れる代わりに、終盤並の得点効率で、固定収入が入るので大きいですね。このゲームもテストプレイはそこそこやっていますが、通算2回目のうっかりした出目ですね。1回はダイス6個で自力タウンホールの出目が出たところですね。

 2人プレイ、3人プレイにも対応していますが、少人数の場合、コイン1枚のカード入れ替えが有効なシーンもあります。テストプレイの回数も重ねたので、調整も終盤戦ですね。

●ITACHI

 少し時間があったので、3人で1回だけ。うっかり「7」が残ったりとか。大阪、春ともに出展しないとのことですが、通販対応をされているとのことです。

●パレード [play:game]

 6人に戻って、この作品をプレイ。Schmidt版は初めてですが、カードイラストがなくなってシンプルになりました。「6」と「9」がわかりにくいので、数字の順を揃えてプレイすることをおすすめします。

 ゲーム自体は元のルールと変わりありません。66枚のカードで初期配置6枚、残りの 60枚で手札 4枚になるまでプレイ、残りの2枚は失点に加算というきれいなデザインです。

 各色、取ってしまったカードの枚数がトップだと、1枚1点になるのですが、1枚でトップタイ、0点が1点に変わったりとか、うっかり枚数が届かずに、9点がそのまま失点も見られました。トップ候補が最下位になった瞬間ですね。

 シビアでは悩ましいゲームですが、どこまで耐えるか、どこで失点に回すかがポイントになります。

●キャメルアップ [play:game]

 お次は、ドイツゲーム大賞を取ったこの作品を。コンポーネントはダイスを振るためのギミックがあり、組み立て式ですが、輪ゴムが1つ切れたりとか。ラクダレースを予想して得点を稼ぐゲームです。

 得点獲得手段がいろいろとありますが、パスができないのがこのゲームですね。ダイスを振ると1点入りますが、レース結果が予想しやすくなります。賭けは失敗すると失点になるのですが、逆に1点支払いでパスできるともいえます。

 区間予想は途中まであまり手が出せなかったのですが、トップ予想、最下位予想で裏をつく予想が的中して得点が伸びました。パス権の関係で失点もありましたが。1点足りませんでした。

 シンプルかつ悩ましい要素もあり、ギミックもあり、人数幅も広いので大賞を取るのは納得の作品ですね。日本語版が出ているのでプレイしやすいのではと思います。

●よくばりハムスター [play:game]

 最後は、整理運動で Amigo のカードゲームをプレイ。セットコレクションのゲームですが、手札をためすぎてもペナルティーがあるという悩ましいゲームです。

 カード枚数を必要なものは、集めにくい代わりに得点化したときに追加で獲得できるボーナスも大きいという利点があります。同じセットは作れないので防御も有効ですね。手札を増やしすぎると得点が削られてしまうので、そのあたりの兼ね合いもあります。

 初見では、プレイの感覚がややつかみにくいですが、手軽なセットコレクションですね。Amigoらしい作品だと思いました。


 アフターは、今後の話をと思ったら、間違い探しが中心だったりとか。ゲームマーケットの準備期間も近いので、2月中に何回参加できるかというところですね。


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