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2015年12月28日、年末最後のゲーム会になりました。冬休みの時期なので、久しぶりに 18XXシリーズをということで、Essenで入手したものをプレイしました。単発ですがレポートをお送りしましょう。
今回プレイしたゲームは、南アメリカが舞台のこの作品です。18XXシリーズについては、過去のレポートをご参照ください。今回はゲームの特徴的なところを中心にレポートしましょう。
セットアップしている間に、英文ルールを久しぶりにまとめて読みました。ページ数は 16ページ程度。今回の差分のページがないので、最初から通して読むことに。さすがに破産回りのルールは飛ばしましたが。1時間くらいかかったでしょうか。18XXシリーズ経験者のみなので、差分を説明してという感じでした。
プライベート会社は、1830とほぼ同じ競りでの獲得です。一番安いものを購入する、それ以下のものに値付けをする、パスをするの 3択です。プライベート会社は半額から倍額で大規模会社に購入させて、効果を発揮させるという感じです。
特定の盤外都市の収益倍増、港、山の敷設コスト割引、アマゾンの敷設コスト割引、株式 10%、社長株など、基本的な能力が多いですね。収益が比較的少ないので、あまり高く買うものではないかもしれません。
盤外都市とアマゾンを持った状態でスタート、100で設立できる権利がありました。安定した会社を持つのを目的に進めていきました。ちなみに、このゲームの株式構成はかなり変則的で、社長株 30%と、10%株 5枚、5%株 4枚です。
会社の資金は、未公開株が設立価格で買われた時点で会社に入ります。会社も2枚まで株を持てるのが特徴です。会社とバンクプールの株は、配当時に会社に流れ込みます。
路線敷設の特徴は、国境越えの路線を成立させると 20 ずつ余計にかかるというものがあります。あとの時代では最初の敷設のみ黄色タイルの追加敷設と、トークン1個の追加設置が可能です。
一番の特徴は、列車ですね。客車と貨物列車に分かれており、トークンの扱いも違います。鉱山は貨物列車のみ利用可能で、利用権を購入する必要があります。列車は貨物の方が安いですが、最後の列車は客車のみです。
あとは、列車の半額をローンで購入することができます。利子は収益から差し引かれ、列車を破棄するときにローンの返済が必要です。大きな特徴はそんな感じでしょうか。
序盤は探り探りでしたが、列車をローンで購入するのは、有効な手ではありますね。マップ中央のメインルートと、イグアスのあたりがドル箱路線ですね。会社数が敷設数になるので、1社だと収益がなかなか伸びません。積極経営が強い感じですね。2社目を早めに立てて、ローンで列車を購入してというのが見られました。
4列車の攻防で、1ラウンド伸びたこともありましたが、2社目を列車を購入させる会社に、1社目を完全配当させる会社にしました。ローンなしでしたが、最終的に半配当を使ってダブルパーマネントまで届きました。4列車は最後まで残る形になりました。
3社所有のプレイヤーが、ローンをフル活用して、パーマネントを3社とも持つ形になって、完全に形を作ることに。中盤から株数が多いのはやはり強いですね。最終的に、銀行に少し資金が残りましたが、時間切れでの終了でした。
貨物列車が強すぎる感があり、ルールを読み間違えたところがあるかもしれません。列車の価格が 2割引なのと、目立ったデメリットがないので。ローンは半額で列車を購入できますが、ゲーム中の個数に制限があるので、全員でやり出すと、抑止力になるかもしれません。列車が増える方が、利子を払うよりも大きいので。
ちなみに、8列車を引きずり出すのもありかもしれません。ローン支払いのタイミングが資金のないときにくると、株売りになってしまうので。会社が株を持っており、資金不足になった場合は、会社の株が売られ、5% につき 1段階の株価ダウンなのと、高位株が2段階下がると 40〜80 も値下がりします。
安定配当も株価が 500まで上がるのと、終盤は 40アップなので、かなりの伸びになりますが、それよりも早い展開の方が強いような気がしました。プレイ感覚はかなり派手な印象もありますね。
というわけで、年末最後のゲーム会はかなりたっぷりと楽しみました。鉄道ゲームはいいものですね。
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