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● 横浜ゲーム会 2016年5月 ●

 2016年5月14日、今回は久しぶりの横浜開催です。ゲームマーケット明け初回ということで、購入した作品を中心にプレイしています。ケーキの差し入れがあったりとか。今回もプレイしたゲームをレポートします。いつもより作品数は多めです。


●セイムワン

 今回は 6人なので、前の週の巣鴨ゲーム会と重なるゲームは多いですね。手始めにこちらをプレイしています。横浜の場合チップは備え付けであるので、50点持ちで。

 アクション性が強いのは前回同様ですが、今回はワンダフル上がりもありました。全員から10点ずつの収入はかなり大きいですが、上がりの回数も重要になってくるかと思います。こちらのゼロサムは、収束しにくいので、ラウンド数を切った方がいいかと思ったりとか。

●ツインズ [play:game]

 先週に引き続きプレイしています。旧版も持っていますが、あえての新盤でプレイしています。ギャンブルゲームの名作です。

 持ち点が 12点しかないのと、カード購入ですべてペナルティーを払うと 6点失うこともあるので、相当の早さでチップがなくなります。購入のタイミングが悩ましいですね。

 今回は、8のツインズでの同点持ち越しが2回連続であったので、持ち越しチップを獲得したプレイヤーが大きく勝利しました。カード購入のチップはポットに入るので終盤はポットがふくれあがることが多いですが。今回は展開上、落ち着いた場になりました。

●ガイジンダッシュ [BGG]

 こちらも先週に引き続き、正しいルールでプレイしています。

 白黒の視認性での難度上昇もありますが、単純に外れが多いので、押しボタンが正解になるパターンもありますね。ある程度攻めつつ、押しボタンで違反切符を戻すのも作戦のうちかもしれません。

 正しいルールでプレイすると、事前にカードをオープンしていても、コインの状況での判断になるので紛れやすいですね。

●サルコファガス

 お次は、ノースートのトリックテイキングゲームです。できる限りカードを取らないようにします。リードプレイヤーはルール上トリックをとることはないのと、2番目のプレイヤーの動きが重要になりますね。比較的軽いトリックテイキングだと思います。

●ペアーズ(基本ルール) [play:game]

 6人でプレイできるものということで、ペアーズの基本ルールをプレイしています。ギャンブル系、バースト系のゲームですが、毎ラウンド場がリセットされるルールなので、チキンレースの要素もあります。

 いきなり 10のペアが出ると攻めざるを得なくなりますが、事故で意外と得点が追いついたりということもあります。手軽なギャンブルゲームですね。場が流れない連続ペアーズだと、少しスピーディーになるかと思います。

●トリック オブ スパイ [BGG]

 2卓に分かれてのプレイです。こちらは 4人で新作をプレイすることに。配信会でルールは知っていましたが。

 マストフォローのトリックテイキングですが、スートでの強さが優先です。最強のカードと最弱のカードを出したプレイヤーが、伏せられた1枚のカードの場所をベットする権利が与えられます。

 手札と、スートフォローの状況から判断していくことになりますが、絞り切れそうで絞りきれないのがおもしろいところですね。今回は一発正解が出ず、スートとナンバーの得点でという感じになりました。

 序盤の2トリックのスート予想の権利での 2点は重要ですし、終盤の詰めでいかに権利をとれるかも重要です。得点2倍のルールや、ベットできなかったときの救済ルールも効いていますね。

 コンパクトにまとまった、新しいタイプの推理ゲームという感じでしょうか。

●ペアーズ(ことりあつめ) [play:game]

 続いて、ペアーズの追加ルールから。リトルバードデッキの「ことりあつめ」をプレイしています。4人までですね。

 ペアができないように注意しながら、競りとカードの獲得を行います。バースト系とセットコレクションという感じですね。

 カードの引きによるところはありますが、どこまで攻めるかも難しいですし、セットコレクションもペアができるとバーストしてしまうので、得点の伸びの収束制があるのも特徴ですね。

 悩ましいジレンマのあるゲームに仕上がっています。追加のコンポーネントがいらないのもいいところですね。

●オー マイ グーッズ [play:game]

 「ロイヤルグッズ」から気になっていましたが、日本語化されたものをプレイできました。カードだけを使った生産系のゲームです。

 ルールを読んだだけでは全体をつかみにくいところがありますが、共通の場からランダムに精算される材料を頼りに商品を作り、お金を稼いで建物を建てていくという流れになります。

 品物の価値が大きく変わってくるところと、追加生産でランクアップできるところがポイントでしょうか。序盤に高い商品が生産できると強いですね。

 最終的には得点勝負なので、助手のボーナス点は大事ですし、高額な商品を生産することも得点につながります。材料の種類が多く、ランダムの振れ幅が大きいので、運の要素はそれなりに高いかと思います。

 全貌はつかみにくいものの、リプレイしたくなるような、そんな作品でした。

●アイスカルト [play:game]

 卓分けを変えて 3人で。パッケージからコンポーネント重視のゲームを選んでいましたが、パズル系の要素が強いですね。自分のコマをすべてゴールさせることを目指す双六系のゲームですが、移動手段が中央の透明キューブをルールに従って回転させることになります。

 このキューブを回す感覚が独特ですね。ランダム要素はなくアブストラクト系のゲームなのと、派手な逆転が起こりにくいというのはありますが、うっかり 5つのコマがすべて重なると一発勝利です。

 欲張って一気にコマを4つ動かすことができたりもしますが、後続手番に一発勝利のチャンスとなってしまったりもあります。1戦目は一発勝利で終わったので、もう1回プレイ。序盤の動きはかなり大事です。

●ソラシノビ

 最後は 5人でこちらをプレイ。グループSNEのコンテスト入賞作品で、春のゲームマーケット前にリリースされています。エリアマジョリティのゲームではあります。

 4ラウンドと、ラウンド数が少ないのと、ゲームを通して置けるコマ数が多くなこと。押し出しや人口増加でコマが排除される可能性があることもあり、振り幅は大きいです。

 いかに得点に絡めるかも大事ですが、破滅的な自体にならないことも大事ですね。さすがにラウンドの得点で 0点が出ると追いつかなくなります。一部ランダム制のあるものもありますが、基本的には運の要素は多くないので、キングメーカーが出る可能性もあったりとか。

 2014〜2015年くらいの短時間のヘビーゲームと、少し古い直接攻撃ができるタイプのゲームが合わさったようなそんな感じでした。好き嫌いは分かれそうです。


 というわけで、新作を中心に横浜にしては数をプレイした感じになりました。合間の時期は新作が中心になりそうですね。


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