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● 横浜ゲーム会 2016年11月 ●

 2016年11月5日、入稿時期を避けて 1週お休みの後の横浜になりました。今回も新作中心ですが、少しテストプレイ案件もあります。


●テストプレイ

 最初はテストプレイ案件から。人数依存性のないダイスゲームですね。思ったよりも早く積むような感じがいいですね。得点が伸びない展開になりました。

●KANAGAWA [BGG]

 本日の素読み枠ということで、Essenで購入した KANAGWA を神奈川県横浜市でプレイしています。

 テーマは、葛飾北斎の弟子になってよりよい作品を作っていくというものです。季節を合わせて絵を描いたり、特定のモチーフの絵を描くとボーナスポイントがあります。セットコレクション的な要素もあります。

 タイルを獲得して、能力を上げるか、絵を描くかのどちらかを選びます。能力は得点に直接はつながりませんが、セットを効率よく集めるのに有効になります。目標の達成によるボーナスポイントがありますが、どのタイミングで獲得するかがシビアですね。

 プレイした感じは、比較的短時間で考える要素もそれなりにあっていいですね。デザインもアートワークもきれいな作品に感じました。ルール自体は、ページ数はそれなりにありますが、十分に素読みできる範囲ですね。

●パンデミック イベリア [play:game]

 お次は、メンバーが一部替わったので、前回に引き続きこちらをプレイ。5人で、強い病原菌を1つ入れてプレイしています。

 強化対象の黄熱が初期配置から 6枚も出てくるひどい展開に。こうなると、病原菌の対処に時間がかかってしまいます。序盤の山場を乗り越えて、2つめの病原菌の発見まで進んだのですが、カードの集めるプレイヤーの関係で、アクションのロスが出る状態に。

 最終版、カードの枚数が足りないことが判明し、カードを集めるプレイヤーを変更、あとは出てくるとしカードの運次第だったのですが、エピデミックの対象がアウトブレイクされていたため、アウトブレイクの回数制限越えでの終了でした。黄熱の病原菌切れ負けもありそうでしたね。

 農学者のカード消費なしの水浄化は、効率はよくないので多用は避けたいですね。

●7 vs 13

 その次は、コンポーネントテストと、選択ルールの「反乱」を加えてプレイしました。今回は 5人ですね。序盤は得点が平たい展開でしたが、このゲームで初めて、最弱のミックスの役での勝者が出ました。ほとんどが強いペアで決着がつくのですが、ペア以外が 2回目でした。

 反乱は、大富豪の革命状態のように、数値が高いカードが弱くなります。このゲームの場合、若干非対称系になっているので、どこまでが攻められるかが悩ましくなります。

 最終ラウンドは、分配次第で勝者が決まるという感じですね。得点の比率は高いですが、買っているプレイヤーはいかに無駄遣いをしないかもポイントになってきます。

 コンポーネントは色合いなどのコメントをいただいたので反映させようかと。

●ブレインストーム [BGG]

 次にプレイしたのは、見た目通りのゲームではありますね。Adlungみたいなテーマですが、Amigoです。イラストの描かれたカード 2枚の組み合わせで連想できる言葉を次々と答えていくゲームです。

 「ワードリンク」という作品がありましたが、こちらは完全にイラストなので、選択肢は広まります。とはいえ難しいカードは難しいですね。

 カード枚数が思ったよりも多いので、少し時間がかかる感じでしょうか。テンポよくプレイするのがよさそうですね。

●ワインと毒とゴブレット [BGG]

 その次にプレイしたのは、特徴的なコンポーネントのパーティーゲームですね。まだ PGDBに登録されていなかったので英語版タイトルを調べたのですが Raise Your Goblets でした。

 その名の通り、ゴブレットにワインや毒、解毒剤を入れたり、ゴブレットを交換したりして、いかに自分が毒を飲まずに、ターゲットに毒を飲ませるかを競うゲームです。

 できることはシンプルではありますが、どこで何をするかが悩ましいところですね。手番順は重要ではあるので、ラウンド終了の合図となる乾杯ができるのは大きいですね。

 読みあいの要素が大きいでしょうか。楽しいパーティーゲームに仕上がっています。

●テストプレイ

 最後に、もう一度テストプレイ案件を。練度が少しつくだけで得点が大きく伸びますね。


 というわけで、今日は新作を中心にお送りしました。来週末は第2の入稿があるので時間がとりにくいですが、一度ゲームマーケットの打ち合わせをしたいところではありますね。


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