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● 横浜ゲーム会 2017年2月 ●

 2017年2月4日、先週に引き続き横浜ゲーム会に参加しています。テストプレイ期間まっただ中ですが、新作も少しプレイできています。できる範囲でのレポートを。


●ニット・ウィット [play:game]

 糸巻き、糸、洗濯ばさみを使った、包含関係を利用したワードゲームです。

 序盤の配置と、中盤の回答書き込みと、最後の答え合わせのフェイズに分かれています。包含関係を決めて、タグをつけて、コマを配置するという順番の妙はありますね。タグには、物の性質が書かれており、包含関係をすべて満たす言葉を探していきます。

 要素が重なるほど得点が上がりますが、思いつかなさそうなところにあえて要素を増やすのも手ではありますね。そして、同じ回答が重複すると得点できないのでオリジナリティも大事ではあります。

 軽い感じのワードゲームですが、タグの単語の難度差はかなりありそうです。

●テストプレイ

 お次は、春向けの作品のテストプレイを。調整はいろいろと入っています。振れ幅の大きいところもあったりとか、得点獲得のポイントをどこに持って行くかと、どこを主流派にするかがポイントです。バランスは刻一刻と変わっていくので、初期で強かったカードがそこまで強くなかったりということもままあります。

●オケアノス [play:game]

 お次は、少し軽めの物をプレイ。ドラフトとセットコレクション、パワーアップのわくわくするタイプのゲームです。

 得点を獲得するためにはカードの枚数を多く獲得する必要がありますが、すべてのリソースに避けるほどの手数はありません。各ラウンドのペナルティも恐れてはいけないという感じではありますね。

 この手のゲームでは、やはりブルーオーシャンが強い感じはあります。といっても、親権があるときにしか直接的な関係はないのですが。コンポーネントがかなりリッチではありますが、わくわく感が出ていていいですね。箱が大きくなるのが難点ではあります。

●テストプレイ

 こちらの春向け作品も、少し出してみました。アイデアレベルではあるのですが、少し複雑すぎる感はありました。ブレインストーミング的にアイデアをいろいろともらったので、そのあたりで試してみようと思ったりとか。

●テストプレイ

 再プレイということで、バランス調整を買えてのテストプレイに。珍しい展開で、少数派で得点計算の主導権を握り続けて、逃げ切る展開になりました。普段逃げ切れないものでの逃げなので、珍しいところではありますね。想定より2回多い得点計算になったのと、手数消費をさせられなかったのが大きいかと。

 最後の最後で、うっかりしたミスプレイがあり、22点差が詰まっての逆転まで見られたかと思ったのですが、それでも得点が届かずでした。表面上は、1人より2人の得点を削るプレイの結果で、1人のプレイヤーが 2手得の展開だったのですが。

 主導権の影響が少し強い感があったので、そのあたりの調整が入ることになるかと思います。


 というわけで、テストプレイを中心にいろいろと試すことができました。2月はテストプレイが続きます。


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