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● 横浜ゲーム会 2017年2月 (2回目) ●

 2017年2月12日、3週連続の横浜ゲーム会に参加しています。今回もテストプレイ期間まっただ中で、いろいろと試しています。


●テストプレイ その1

 春向けの作品をテストプレイしています。2人対戦型のカードゲームです。

 一風変わった感じのカードをの世見合いが展開されます。1プレイも、そこまで時間がかからない感じではありますね。長考するというより悩むタイプのゲームかもしれません。

●キルクス マクシムス [BGG]

 お次は、メンバーがそろうまでに軽い作品をという感じで。ホビージャパンから日本語化された、チャリオットレースのゲームですね。新しいのでPGDBの登録がまだで、BGGのリンクを探すのに苦労しました。

 チャリオットの耐久度に気をつけながら、いち早く2週の周回を回りゴールすることが目的です。スピードが低いうちはダイスの数が多く、コントロールがききやすいのですが、スピードが上がるとダイスの数が少なくなり、コントロールが効きにくくなります。コーナリングでオーバースピードだとダメージが入ったりもします。

 コンパクトに収まったレースゲームなので、いかにうまく先行できるかもありますし、どこで勝負に出るかというところもポイントになってくるかと思います。内周と外周でかなりマス数に違いがありますが、コーナリングでのオーバースピードのペナルティーは内周の方がきつくなっています。

 直接攻撃の要素も多少はありますが、ダイス運にからむところがあるので、ランダム性の一つと考えてもいいかと思います。今回は基本ルールでプレイしましたが、どこかで内周に入って一気に飛ばす必要がありそうですね。

 最終版、想定より1ターン早いゴールに対抗できる手段が、耐久度を大きく削り、内周に入りオーバーランしないことが条件でしたが、うまい出目で範囲内に止まっての終了でした。

 思ったよりも短期間で終わるというところを押さえておけば、楽しい作品かと思います。レースゲームなので好き嫌いはありそうな感じです。

 ちなみに、このゲームは木製ダイスを使いますが、珍しいホールインワン賞が出ました。ダイスの角で止まってしまい、出目が確定しない状態を指し、ゴルフダイスゲームで角が少し加工してありこの状態で止まるとホールインワン(チップイン)になることからきています。

 角が丸い木製ダイスで、かつ、カーペットなど柔らかいところでは起こりやすいですが、今回は木製テーブルに布製のクロスが張ってあるだけの環境なので、なかなかに珍しいです。私のプレイ回数では 2〜3年に1回あるくらいでしょうか。一度、角丸のアクリルダイス(小)で出したこともあります。

●テストプレイ その2

 今回は作品数が多いので、ナンバリングを入れています。春向けの作品のテストプレイです。

 展開上、3ラウンド目までほとんど動けない状態でしたが、それでも主要な得点手段を確保しておくことが大事です。場のコントロール権は、見た目よりも強いですね。初プレイの時にはそのあたりが気づきにくいかもしれません。

 決算を有利に進めるための手数の差も重要な要素になっています。場をコントロールしようとしているプレイヤーに手数を使わせるのも大事ですが、自分の得点につなげるのが難しいパターンもあります。調整はされている物の、最終手番の優先権は相当強いです。

 ゲームバランス自体は、だいぶ落ち着いてきた感じで、そろそろ微調整レベルになるでしょうか。

●テストプレイ その3

 先週の続きで、自分の作品も試してみることに。フィードバックを踏まえていろいろと入れています。

 気になりそうなポイントの改善案ももらったので、ありもののコンポーネントで 2回目を試してみたりとか。方向性は定まった感じなので、あとは、コンポーネント見合いも考えながらどうまとめるかですね。


 今回もテストプレイを中心にお送りしました。カタログ原稿ができあがる頃には、いろいろと情報公開ができるのではと思っていたりとか。


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