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2017年6月17日、前の週は JAGAでしたが、今週は横浜ゲーム会に参加してきました。今回のインプットの時期ということで、新作中心にいろいろとプレイしたので、そのときのレポートを。
手始めに、先週のJAGAでもプレイした、こちらの作品を。今回は 3人でプレイしています。
前回のプレイで、オールマイティーの使い切りが早く、温存する方向に持って行ったら逆に余らせる展開に。高得点の攻めどころでは使った方がよさそうではありますね。親権の時の出目がかなり重要でしたが、ここでアドバンテージを取れなかったのが一番影響を受けたかと思います。
数字を埋めるというよりも、マスを埋めるタイプのゲームなので、パズル的な要素がありますね。それなりにテクニックを要するところはありますが、それ以上に攻め込むタイミングが悩ましいですね。先取りの要素があるので、人数依存性もあります。
ここからは、今年のドイツゲーム大賞の候補作をプレイするという感じに。最初は、こちらの作品から。未プレイでした。
タイル配置系のゲームで、ドミノのように1辺の絵を合わせる必要があるのがポイントです。得点が入りやすいタイルを取ると、次の選択権が不利になるのがポイントです。最後にならないと、次の次のタイルまでは分からないので、このターンの得点を犠牲にして、次のターンに備えるのもリスキーではあります。
選択ルールとして、お城を中央に配置したり、25マスを埋めるとボーナス点になるルールを入れています。この得点も大事ですが、海と森をいかに独占させないかもポイントになってきます。カットしすぎても自分の得点が伸びませんし、大量得点を取った後は、悪いタイルが回ってくるので、どこまで欲張るかも悩ましいですね。
ドイツゲーム大賞のノミネート作品らしい、シンプルで手軽な感じがいいですね。プレイ人数幅が少し気になりますが、箱がそこまで大きくないので、購入候補として検討してもよさそうな作品ではあります。
先々週に引き続き、こちらをプレイ。初プレイの方もいらっしゃったのでシナリオ3と6をプレイしています。
ゲームが始まると、会話が大きく制限されるので、何ができるかは事前にチェックが必要ですね。実際にプレイしてみるとわかりにくいところがあるので、最初の砂時計での作戦会議がポイントになってくるかと思います。
最初のシナリオは、2つめの砂時計で探索完了まで進めて、時間を有効活用した上でのゴールになりました。最後はゴール地点の確認をしてからの脱出となるので、1分でも間に合いますね。
次のシナリオは特殊能力ありです。今回は、運良く水晶玉が固まって出てきたので、探索がうまく進みました。脱出までの距離は残った物の、特殊能力のショートカットが大きく利いた感じです。こちらも無事にゴールができました。
4人が一番難しそうな感じではありますが、広い場所があって多人数でプレイしても楽しいのではと思います。ただし、パズルの要素が強いので、好き嫌いは分かれそうですが。
その次は、こちらの作品をプレイしました。Knizia のデッキビルド系のレースゲームです。
様々な地形を乗り越えながら、ゴールに向かって進んでいきます。移動はカードプレイでおこないますが、移動力が高いカードがないと進めない地形もあったりします。デッキビルドなので、序盤のデッキ構築も重要になってきます。
ルール上、不明確な点がいくつか出てきたりしたので、中盤までプレイした時点でやり直すことに。
このゲームはあくまでもレースゲームなので、デッキ構築に力を入れすぎても追いつけなくなります。山岳に到着したときのボーナスタイルに強力な物が入っているので、それを狙いつつという感じがいいのでしょうか。
難地形への対応も必要ですが、特にカード枚数の少ない水場の攻略が重要ですね。初期の移動力1のタイルも切りにくいですし、移動力3のキャプテンはここぞというときに役に立ちます。使い捨てで高い移動力を出せるカードやオールマイティーも強力です。
序盤に1回デッキ圧縮をかけ、中盤でリードを取ったところ、山岳の特殊タイルでショートカットができるようになり、リードを保つことに。必要最低限のカードでどこまで粘れるかという感じでしたが、終盤で少し移動力が足りずに、1ターン差で差しきられた感じになりました。カードドローができるものも強いですね。
デッキ構築は大事ではありますが、資金を取り過ぎると、移動に回せないのが悩ましいところですね。コース取りも含めた戦略は需要でしょうか。ルールの不明確な点も FAQが出てきつつあるので、しばらくすれば、ルールも整備されるのではと思います。
お次はテストプレイ案件を。今回は中断となったので、こちらでは簡単に。どのようにルールを整備するかでしょうか。
ゲームマーケットの新作をプレイしています。ドラフトとコマ配置と少しレース感があるゲームです。
カードにより移動力が決まりますが、制限ありのドラフトがこのゲームのポイントですね。ドラフトでやりとりされるカードは並び替えができず、両端からしかとれないという制限があります。これにより、選択肢が大きく狭まります。手札上限も厳しいのでカットするというよりは必要なカードを取る方がいいかと思いました。
決算時の得点がポイントで、ゴール条件を満たせばゴールができるのですが、得点がそこまで伸びないのでどこまで粘るかと、足りないマス数に応じて失点があるので、そこをいかに避けるかがポイントでしょうか。思ったよりも得点は伸びません。
特に中盤以降ですが、カードプレイのコストとなる身代わり人形が重要になってきます。この個数が足りなくなると、何も動けなくなります。移動力が足りなくても、身代わり人形を獲得できるカードはプレイできるので、補充は大事ですね。プレイできるカードの枚数に制限があり、コマ配置のカードをいかにうまく活用できるかもポイントになってきます。
2階層目で、コマを多く配置できたので、15点の大きなボーナスを取り、あとは 3ラウンド目の調整に入ることに。最終的のゴールできずの 12点ボーナスで 2点ほど足りませんでしたが、ゴールボーナスで逆転できるくらいの点差ではありました。
得点配分として、2階層目の配点が大きく 15点は必須のような気がしています。ここだけ得点効率が飛び抜けているのはありますね。2ラウンド目をすぐに終わらせて、3ラウンド目にかけるという戦略があるのかもしれませんが。
要素が多く、見落としがちなところもあるものの、ゲームとしてはボリュームもありいいですね。プレイ人数が減ると、場所取りがもう少し緩くなるかと思いますが、4人のシビアさがちょうどいい感じかもしれません。
整理運動に、この作品をプレイ。前回紹介したばかりなので、説明は省略します。
今回はプレイしたゲーム数も多く、お手つきが 2回もありました。元気な1ラウンド目のうちに逃げ切るのも手ですね。迷ったときはとってもいいかというと、以外と取らなくて正解という場面があったりするので、攻めどころが難しいのです。
一応、めくられたカードに書かれていないものも獲得できるのですが、飛び込み勝負の要素は強いので、ギャンブル的な要素が出てきますね。
最後に、こちらをプレイ。少し前の作品でしたが、未プレイだったので。
ブラフ系のゲームではありますが、チェックがかなりざっくりとしているのがポイントです。嘘を混ぜてもチェックに引っかからなければセーフなので、積極的に攻めることもできます。
各種類のカードをすべて集めると絶滅でカード自体が捨て札になるので、収束性もあります。恐竜カードの一部の効果で、上がりの状態をキープできるので、上がり1手前に勝負所があるのかもしれません。75%にかけるのも手かもしれませんが。
というわけで、ドイツゲーム大賞の候補作を一通りプレイできました。ドイツゲーム大賞がすべてではありませんが、その年のゲームを代表するというところで、時流を知るのにはいいですね。
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