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● 横浜ゲーム会 2017年6月 (3回目) ●

 2017年6月24日、先週に引き続き横浜ゲーム会に参加してきました。今回もインプット中心ということで新作をいろいろとプレイしています。レポートをお送りしましょう。


●文絵のために

 手始めに、ゲームマーケットで出てきた作品をプレイ。2人専用のゲームですね。

 ストーリーのみを手がかりに、エンディングに向けて終了条件を整えるという感じになります。主人公 2人がうまく結ばれるためには、カードプレイにもいろいろな工夫があります。相手側の手札をプレイさせるのと、どのようにプレイするかがポイントになりそうです。

 キーカードの扱いが見えてきた頃には、デッキが大分少なくなってきました。一ひねりを入れる前に、別の条件を満たしてのゲーム終了でした。ヒーローとヒロインが結ばれるエンディングはなかなか難しそうな感じです。

 2人専用の協力型ゲームではありますが、カードプレイがかなりテクニカルですね。

●テストプレイ

 お次は、先週から要素を変更したテストプレイを。先週の段階で強そうなカードが見えていたので、珍しくそちらを優先して獲得してのプレイをすることに。結果は予想通り、かなり強力でした。コンボ要素をそろえる必要はある物の、牽制をかけられるのが非常に大きいですね。

 下手をすると、得点行動に結びつかず楽しいだけで終わりそうな感じではありましたが、最終的には同点トップでの終了でした。バランス調整入るとのことですが、動きを見られたのはよかったのではと思います。まだまだ動きがありそうな感じですね。

●ロレンツォ [play:game]

 その次は、気になる新作をプレイ。ワーカープレイスメントですが、バランスはプレイヤー間で取る感じのゲームと思っていました。

 領土、人物、建物などを獲得し、得点を稼ぐゲームです。物を獲得するためにはワーカープレイスメントの要素がありますが、遅れても資金で解決できるところもあったりします。とはいえ全体的にリソースは枯渇しやすいので、どこで補充するかがポイントになってくるでしょうか。

 序盤はかなり重い展開になりますが、方向性は早めに見極めた方がいいような気がしました。全般的にリソース不足に陥ることが多いので、補充のタイミングも重要ですし、プレイ順もかなり重要になってきます。

 低コストで発動できる能力を中心にという感じでまとめましたが、得点の伸びに追いつかない感じではありました。直接的にカットするよりも、必要な行動をタイムリーに取るという感じでしょうか。破門のルールもペナルティーによっては、受け入れるのもありかもしれません。コンボを組むことに注力していると得点が伸びなくなるので、得点行動も大事ですね。

 プレイ時間も長くボリュームがあるのと、序盤から終盤までややリソースが少なく、重い展開になりやすいのではと思いました。ワーカープレイスメントらしい作品だと思います。

●ヘックメック 追加の虫 [play:game]

 最後に、時間の都合で軽くこちらをプレイ。拡張セットが入ると収束性がよくなります。

 30番台が多く序盤からとれる展開で、残り4タイルになるまで誰も失敗しないという展開に。追加の虫が入ったりすると、多少は生き残りやすいところはあるのですが、ダイス目の勢いもあったようなギガしました。

 終盤のマッチレースですが、1点チップの数で勝負がついたような感じになりました。追加の虫は強力ですね。数字が上振れするので、うっかり最後のタイルがとれてゲーム終了ということもあります。

 ルールはいろいろと増えますが、収束性がよくなっているので、こちらを入れた状態でのプレイがいいような気がします。基本セットだと、中盤以降煮詰まった展開になりやすいので。


 今回は用事があったので、途中抜けでしたが、新作を中心にいろいろとプレイできました。7月からはゲームマーケットに向けた動きが始まりそうですね。


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