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● 横浜ゲーム会 2017年7月 (2回目) ●

 2017年7月8日、今回も横浜ゲーム会に参加してきました。引き続き新作を中心にプレイできています。今回もレポートを残しましょうか。


●テストプレイ

 最初にプレイしたのは、テストプレイ案件から。先週までのとは別の作品で、初プレイです。

 協力型のゲームということですが、独特の動きをしますね。序盤が一番厳しい感じですが、ある程度見通したがたった時点で、無事にクリアできるようになりました。カードバランスや難度調整の感覚がある程度できたようなので、近いうちに再度テストプレイがあることでしょう。

●サイズ 〜大鎌戦役〜 [play:game]

 お次は、ここ最近の人気の作品の一つですね。ジャンルとしてはマルチプレイヤーズゲームよりの作品です。

 プレイヤーがごとに、特定の国が与えられ、材料を生産したり、ユニットを移動したり、戦闘をしたりして、自分の領地を広げ、モニュメントを建て、目的を達成させていき、規定数の目標を達成した時点でゲームが終了します。

 コンポーネントの雰囲気は、「テラミスティカ」に近いのですが、プレイ時間としてはもっと短いですね。戦闘は要所でのみ行い、拡大再生産もはかっていく必要があります。

 ユニットの拡張が序盤のキーポイントになります。ユニットを出し過ぎると、生産アクションのコストが跳ね上がるので注意が必要ですが、戦線の維持にも、領土の確保にもある程度の人員は必要になります。

 人気(popurality)の維持も重要で、最終得点計算時の倍率に大きく影響します。目標達成のボーナスが大きいのですが、領土数、材料数は、人気が高いほど影響が大きくなります。

 中央の工場の確保がポイントで、早めにアクションが増えることになります。ここは交代で入れ替わることを想定しているかもしれません。いち早く中央を取りに行くか、武力の目標を達成した後で奪いに行くかという感じでしょうか。最終得点計算で領土3つ分としてカウントされるので、終盤の状況も大事ですね。

 3人だと、領土にかなり余裕があり、拡大再生産の要素が大きく出る感じでしょうか。ダウンタイムはありますが、多めの人数でプレイするのがよさそうな気がしました。好き嫌いは分かれそうですが、評判がいいのも納得の作品ですね。2時間くらいで終わりますし。

●アンロック! [play:game]

 お次は、前回に引き続き、こちらをプレイ。2つめのシナリオをプレイしています。

 60分の制限時間がありますが、隠れたカードがなかなか開けない状態になっていました。詳細は割愛しますが、煮詰まると時間はあっという間に減っていきますね。ヒントを活用しながらで、66分での終了でした。

●メドゥリス [BGG]

 お次は、すごろくやから出ているこちらをプレイ。Habaの作品ですが、スタンダートに位置するラインナップでしょうか。材料を入手し、建物を建設し、ドルイドの来訪に備えて得点を稼ぐという感じです。

 材料の入手の仕方ですが、独特な要素があります。ダイスでの入手と、自分の手番のアクションで、ワーカーを移動させることでも入手できます。3人の場合、ワーカー数が少ないので、ワーカーが動かしにくい状態になるのは難点かもしれません。

 領地をつなげると、ドルイドが来たときの得点が増えますが、建設コストが上がるのもポイントです。また、宮殿で領土をカットされる可能性もあります。いかに、領土をつなげて、いかに得点化できるかがポイントかもしれません。散らし置きは、展開が遅いと間に合わなくなりますね。

 材料を押さえ込んで、一気に建設するのがいいような気もしてきましたが、領土自体は早い者勝ちなのと、来訪時の材料も必要なので、そのあたりのバランス感覚がありますね。ルーンの得点は最終得点計算以外はそこまで大きくない印象はありました。

 シンプルではありますが、得点の伸び方の感覚が独特ですね。そこまで長いゲームではないので、ゲームの組み立てが必要になってきそうです。

●センチュリー スパイスロード [play:game]

 最後に、前回に引き続きこちらをプレイ。3段階アップグレードのカードは抜いています。

 カードの強弱はプレイヤー間でとるという感じのゲームですが、こちらもどこで速度を入れ替えるかがポイントになるでしょうか。チップのボーナスはどこまで評価するかも考慮に値するかもしれません。3点のボーナスは 1手番くらいの価値はありそうですが、1点のボーナスは、1手番に満たないのでとれる物を取るのもありかもしれません。

 今回は、早めの終了になりましたが、得点が届かないという状況が見られました。手軽な契約達成が中心だと、8点くらいから20点まで入っているので、積み重なるとカード 1枚差になるようです。

 「宝石の煌めき」と比べて、プレイ感は軽いですが、どうしようもないときはどうしようもないという展開もあります。特に、1ターン目の生産カードの配置によっては、初期材料の差分を大きくひっくり返すようなこともあるので。

 シンプルでいいゲームではあるので、久しぶりに大箱の購入候補として考えてよさそうな気がしました。


 というわけで、今回もいろいろな作品をプレイしました。来週は JAGA の翌日に連戦の可能性がありますが、7月下旬からはしばらく参加できなくなりそうです。


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