トップ > アナログボードゲーム > 雑記

● 横浜ゲーム会 2017年9月 (2回目) ●

 2017年9月16日、3連休初日の横浜ゲーム回です。今回は、テストプレイ案件が多く、いろいろと試しています。レポートをお送りしましょう。


●テストプレイ その1

 最初のテストプレイ案件は、初お披露目の作品から。ジャストアイデアのゲームではありますが、カードの回し方が楽しい感じにの作品でした。バランスもこれからですし、どうなるか楽しみなところです。

●Jump Drive [play:game]

 お次は、ちょっとした隙間でのプレイになっています。以前、珍しく横浜に持ち込んでプレイした作品ですが、常設されるようになりました。日本語版はまだ出ていませんが、和訳を提供しています。

 ルール説明からですが、プレイ時間とルール説明の時間が同じくらいという手軽さです。今回は 2回プレイしています。手札上限が10枚で、強力なデベロップは 9コストまであるので、工夫をしないとワールドと一緒に出せない仕組みになっています。

 ターン数は 5〜7ターンしかないので、序盤でいかに手札を稼げるかと、コンボのキーになるカードを引いてこれるかがポイントになってくるでしょうか。大量得点が入るタイミングがないと差しきられてしまいます。

 得点が飛躍的に伸びる、Galactic Trendsetters / 銀河流行発信源 ですが、4コストのワールドで 3ターン目くらいからしか出せないのと、それまでに地盤が固まっている必要があるので難しいところではあります。2枚だと 8点ですが、3枚 18点、4枚 32点、5枚 50点、6枚 72点と大きく伸びますが、32点だとギリギリで届かないことがあります。

●Not Alone [BGG]

 こちらも、まだ日本語版が入っていません。非対称な協力型ゲームです。1人が脱出を阻止、残りが脱出を試みるという構成です。英語ですが、そのまま和訳なしでプレイしています。

 序盤は、一気に 2人が捕まったりで、ワンサイドゲームの予感もありましたが、脱出側はだんだんバリエーションが広がるので捕まえにくくなります。ラストターンまでもつれ込みましたが、ここで読みを当てられてのゲームセットでした。振れ幅はある程度ありそうな気がしますが、絶妙なバランスになっていそうか気もします。

 プレイするのであれば、カードテキストがあるので日本語化した方がいいですね。あとは、なじみのメンバーでプレイした方がいろいろと読めていいかと思います。

●テストプレイ その2

 ここからは 5人で。自分の作品をプレイしています。モンスターカードを引いたときにどうにかならないかの解決策を入れ込んでのテストプレイです。5人だと、カード分配の枚数が少なく、難度がかなり下がった感はあります。登場するカードを調整して、全部のカードを使うような調整案が出たので、そちらを採用する方向で。

 あとは、6人もサポート予定でしたが、ゲーム性もあるので 6人プレイのサポートを外しました。5人までプレイできれば、人数幅としてはまあよさそうではあるので。翌日もあるので、ひとまずフィードバックに回すことに。

●テストプレイ その3

 秋向け作品をプレイしています。こちらも、そろそろ情報を出せそうな感じです。説明するよりも写真を見てもらった方が楽しいゲームではあるのですが。追加ルールも試したのですが、シンプルな方向性で進めることになりました。

●テストプレイ その4

 こちらも秋向けの作品をプレイしています。バランス的には微調整程度でしょうか。気を抜いた瞬間が一番危ないですね。自分のターンが終わった直後が一番危ないかと。このあたりも、情報が出せるタイミングでいろいろとコメントしようかと思います。

●テストプレイ その5

 こちらは、3回目くらいのテストプレイでしょうか。序盤のルールが大きく変わり、1ラウンド目からじりじりとした展開になりました。プレイヤー間の思惑が出てくる作品ではあります。2ラウンド目から3ラウンド目の手数が悩ましいところです。走りきったときの点差で抜けた感じがありますが、攻めるタイミングに大きく依存しそうですね。

●フラッシュ10 [play:game]

 最近の流行でしょうか。ソーティング系のゲームです。ただし、こちらはリアルタイムでそろえていくことになります。完成しなくても部分点が入るのですが、ボーナスカードに気を取られていると思ったよりも得点が伸びないようです。覚悟を決めてざっとそろえてしまうのがいいのかもしれません。

●アンコール [play:game]

 最後にこちらの作品をプレイ。久しぶりでしょうか。ダイス目を使ってマスを埋めていく少しパズルライクな、紙ペンタイプのダイスゲームです。

 ワイルドを使い切りやすいので、節約気味にプレイしていたら、逆にプレイする機会がなくなるという残念な結果に。中盤のボーナスポイントを取るのに使うのが効率がよさそうではありますが。ワイルドの 6点と、ペナルティ -2点まではいいのですが、ラインボーナスがほとんどありませんでした。

 純粋に手数を問われるゲームではあるので、コールで出遅れが分かるとなかなか巻き返しにくい感はあります。


 というわけで、テストプレイ案件満載でお送りしました。5人でのテストプレイも試せたので、有意義でした。翌日もダブルヘッダーを予定していますが、アフターも含めて楽しんできました。


トップ > アナログボードゲーム > 雑記