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● 横浜ゲーム会 2017年9月 (3回目) ●

 2017年9月17日、3連休の2日目はダブルヘッダーの横浜ゲーム会です。テストプレイ案件はそこそこに、いろいろとプレイしています。こちらもレポートをお送りします。


●テストプレイ その1

 自分の作品を 3人でプレイしています。昨日のフィードバックを少しだけ入れています。3人はボーナスポイントは低くなるものの、1人あたりの分配はそこまで変わらない感じです。微調整した部分はよさそうなので、そのまま採用します。少し気になる部分を試したら、タイミングやワーディング、コンポーネントの方に入っていこうと思います。

●テストプレイ その2

 秋向けの作品をプレイしています。こちらは、3人の場合は少し補正が入ることになります。人数の違いは得点の分配状況にも影響するので、プレイ感は少し変わってくるかもしれません。

 得点カードの枚数を集めることにギリギリまで手数を使った結果、ギリギリで逃げ切った感じになりました。3人でも事故が起こるときは起こります。

 カードイラストも入ったので、アイコンの確認等も平行で行っています。慣れていると見落とすところもあったりするのですが。

●テストプレイ その3

 秋に出る作品をプレイしています。上級ルールでのプレイです。

 3人の場合は、手数も多くなるのですが、やはり割り込みがくせ者ではありますね。難易度的にはプレイ可能な範囲なので、そのまま採用ということになりました。なお、前日夜に、お題のアイデアをいくつか渡してみたりとか。

●ワイナリーの四季 [play:game]

 ここからは、4人でプレイしています。気になっていた作品がプレイできました。タイトルの通り、ワイナリー経営をテーマにした、ワーカープレイスメントです。

 両親から受け継がれたワイナリーで、ブドウを栽培し、収穫し、ワインを作り、契約を達成して得点を稼いでいきます。訪問者カード、ブドウの木カード、契約カードと振れ幅が大きい感じではありますね。

 序盤から資金繰りに厳しいのに、ワーカープレイスメントにありがちな、ワーカーを増やすアクションにお金がかかることがあります。ワイン畑を一時売却する必要も出てきそうですね。手数が多い方が何かと便利ではあります。

 訪問者カードの振れ幅も大きいですが、確実にものが獲得できるのは、手番順のフェイズと、ボーナスアクションにかかれたものくらいなので、ボーナスアクションのアドバンテージは非常に大事です。1点を取るのがやや難しいゲームではあるので、場合によっては、1アクションよりも1点の方が強いかもしれません。

 まともにワインを作ったのは、中盤以降で、序盤はひたすら資金を集めて、ワーカーを増やす一方で、ブドウを売る優先アクションの1点と、訪問者カードで得たボーナスの得点が効いていた感じでした。5点くらい差をつけていたので、中盤に追いつかれるものの、終盤に高得点の契約一発で終了という感じでした。

 20点のうち、契約は 8点、そのほかの 12点は、カードやボーナスアクションで取ったという感じです。見た目よりも振れ幅が大きいので、特にワインを作ることに力を入れすぎると、ワインだらけで得点化できなくなってしまうようです。

●ラ・チッタ [play:game]

 その次は、ものすごく久しぶりにこの作品をプレイしました。前回プレイは仙台某所なので、15年以上前ですね。2000年の作品のようでした。

 マルチプレイヤーズゲームに近い感じの領土争いのゲームです。とはいえ、戦争ではなく、街の魅力で人口の流入流出があるという感じです。

 場所取りのゲームではあるので、自分で自分の都市を守るプレイに入りました。人口と領土は 1か所から流出する限りは維持できるので、そちらを狙ってという感じです。あまりに強くしすぎると、人口爆発で食料が足りなくなり大きなペナルティを受けることになります。

 中盤で領土は固まったのですが、さすがに終盤は、大きく攻め込まれて、最終ターンは人口流出がかなり多かったですね。ワーストケースで人口流入したときのペナルティの対策で、食料行動を取っていたのですが、得点差を考えると、流入した方が得点が高い展開ではありました。

 何かと、かつかつな展開が続くので、かなり人を選ぶ作品だと思います。とはいえ、今プレイしても色あせないですし、以降このタイプの作品は出ていないですね。


 台風接近で雨も心配でしたが、19:00 までかかったので、急いで帰宅しました。雨が強くなるギリギリ前で戻れましたね。さて、これを書いている途中でテストプレイのタイトルが徐々に出つつあるので、次回からは正式版のタイトルが出せるかもしれません。


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