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● 横浜ゲーム会 2017年11月 (2回目) ●

 2017年11月19日、レポートがすっかり遅くなりましたが、横浜ゲーム会です。今回は大物が会ったりしたので、簡単にお送りしましょう。


●ダイスエイジ [play:game]

 手始めにプレイしたのは、ホビージャパンで発売されたばかりのこちらの作品を。セットコレクションと、マジョリティのダイスゲームです。

 時代に分けて、ダイスを振って、配置していくのでプレイ感覚は若干「ベガス」に似ていますね。違いは、複数ダイスを同時は位置できることと、早抜け順でボーナスタイルがもらえるというところでしょうか。タイブレークは後置き有利ではあります。あとは、2位のダイスが集まって再決算があるのでそちらを狙うのも手かもしれません。

 セットコレクションらしいボーナスポイントもあったりしますが、5種類ボーナスと果物のトップ200点がかなり大きいですね。トップタイに滑り込んでの逆転でした。3人だと獲得できる者も多いので、4人が適切かもしれません。

●18CZ [BGG]

 ここからは、4人で。新入荷のこちらの作品をプレイ。18XXシリーズをプレイできるのはこのタイミングしかないということで、やってみることに。チェコが舞台の鉄道ゲームです。

 このゲームの特徴は、大規模、中規模、小規模会社と合併のルールですね。個人会社はかなりシンプルになっています。

 小規模会社は最初から設立可能ですが、中心のプラハからは少し離れたところが本拠。4株会社で 25% 刻みになっています。中規模会社は、ゲームが少し進むのと設立可能。5株会社で 20% 刻みで、プラハからの会社も2社あります。大規模会社はゲーム中盤以降で登場し、10株会社、10%刻みです。海外からの乗り入れなので、本拠は赤いタイルからのスタートになっています。

 このゲームは、最近の 18XX シリーズでは珍しく、資本金が初期の株価で完全に入ることになります。なのでかなり計算しやすくできています。列車は、会社の規模に応じた者が購入でき、フェイズが細かく分かれていてここだけが少し複雑です。

 序盤は、全員が思い思いの価格で1社ずつ設立。小規模会社は資金がかなり少ないのですが、合併も視野に入れた方がよさそうな感じでしょうか。75%までキープできるのは大きく、序盤に多めの列車で走らせるのがよさそうですね。

 2社目、3社目となっていくと、どのタイミングで立てるかが悩ましいです。中規模会社は 20%刻みで、小都市を追加カウントできる列車が走るのと、プラハ近辺に本拠があるので伸びやすいですね。

 そして、大規模会社のタイミングを1ターンずらしましたが、これが正解かどうかわかりにくいような状況でした。すくなくとも、合併をさせた方がよさそうな感じでしたが、4E+5Eのパーマネント確定の形ではあったので。ただし、1ターン遅れた分は株価に大きく影響します。配当が2段階上がるので、設立が 1ラウンド遅れると 4段階、60〜80くらいの差が出ます。資金繰りは楽になるのですが。

 最後は時間が足りず、オペレーション3回をまとめてプレイする感じでしたが、ほとんど差がつかない感じでした。100ちょっとの差は、少しの操作で変わってきますね。最終盤は、中位株の仕手戦もあるかもしれません。

 個人会社の合併のルールに誤りがあったので、少し参考記録でしょうか。灰色タイルを置くことができる、大きな個人会社は大規模会社からしか買い取れないので。

 15社登場するので、ずれがある 4人がよさそうな気がします。資金マイナスのときの処理も少し緩くなっているのと、個人会社がシンプルで、会社からの売却で資金を作れるので、しっかりとした設立金額であれば、運営はできそうですね。

 久しぶりに、そこそこの複雑さで、いい18XXシリーズを見つけたような気がします。


 作業的に合間の時期に入ったので、ひさしぶりに 18XX シリーズをプレイしましたが、やはりいいものですね。


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