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2018年12月23日、久しぶりの横浜ゲーム会に参加してきました。忘年会と合わせてということで、時間制限ありでしたが、新作を中心に色々とプレイしています。
手始めは、テストプレイから。1点差のきわどい展開になりました。
お次は、メビウス便の新しい物で、紙ペンゲームですね。テトラミノを移動させて、ラインをそろえるゲームではあるのですが、回転に大きな制限があります。当然Tスピンは使えません。
落ちてくるテトラミノはダイスで決まりますが、親は1回だけ振り直しの権利があります。回転させるには既定のパワーが必要で、パワーを獲得するためには、特定のテトラミノを、特定の場所に置く必要があります。初期配置があるので、全員の狙いが変わってくるのがポイントですね。
勝負は、中段以降の高得点ゾーンのラインをそろえるか、複数ラインを同時に消してボーナスゲージをためるかのどちらかでしょうか。パワーをいかに貯めるかも重要です。回転させるためにはそれなりのパワーが必要ですし、大きくパワーを使えば、好きな形のテトラミノに変えることもできます。
パズル的な要素が強い感じではありますが、とあるゲームをやっているような感じはありますね。得点を稼ぐ方法が限られているので、リプレイバリューがどのくらいあるかというところはあるかもしれません。
お次は、こちらの作品をプレイ。2011年の作品ですが、コンポーネントを見ても 2000年くらいの作品のような感じがしました。鉄道ゲームですが、株式を購入し、路線を延ばし、都市を発展させ、会社の価値を上げて配当を入手するという感じです。
スタートにいきなり株の競りから開始しますが、序盤のヒントのなさが、難解な感じです。特に、配当回数の多い序盤の影響は大きいのですが、資金がないと他の株を安く落とされてしまうというリスクもあります。プレイヤー間でバランスを取っていくタイプのゲームです。
ヨハネスブルクは発展しやすいので、そこを目指していくのですが、1社がたどり着いた瞬間に、追加の会社が出てきたりするので、狙い所が難しいところではあります。
近い感じとしては「シカゴエクスプレス」を思い出しました、配当が株数で分割されない分、若干シビアさは薄れますが、資金繰りの難しさと最後の資産価値の計算はこのゲームらしいところですね。
プレイヤー間でバランスを取るゲームなので、競りで少しでも安く株が手に入ってしまうと、一気にパワーバランスが崩れて逃げ切りの体勢ができてしまうという感じですね。今回は、1人だけ 1株余計に買えたため、飛び抜けた展開になりました。
その次は、こちらの作品をプレイ。「パンデミック」シリーズの新作ですね。今回はローマが舞台で、外部の侵略から耐えきれることができるかがポイントになってきます。
これまでは、脅威を取り除くのはアクションを払えば自動でできましたが、今回は、ダイスで兵力を削り合うことになります。このあたりの味付けが少しシミュレーションゲーム風の要素でいいですね。ローマにだんだん向かっていくように、初期のカードが調整されています。
中盤までは順調でしたが、イベリア半島のあたりが移動しにくく、反乱の2連発で終了条件まで反乱が進みゲーム終了でした。このゲーム特有の事故ではあるのですが、手を出しにくいところでアクションが足りなくなるものです。後4ターンで終了という感じではあったのですが。
初期配置で調整されている分、序盤の要衝が少しローマから遠くなっているので、初動は大切かもしれません。兵力は不足しやすいのと、移動力の関係で届かないこともありますからね。
さらにその次は、こちらの作品をプレイ。Essenの新作でしょうか。
5スート12ランクで、基本的にマストフォローのトリックテイキングですが、得点条件がゲームを進めていくうちに決まっていくタイプのゲームです。リードスートに合わせて、プラスマイナスが決まります。
最初のプレイヤーが、トランプスートを決めますが、トランプスートでリードされたトリックはマイナス点になるので、最後にトランプスートが大量に残るとひどいことになります。リードされたスートにより、そのトリックがプラス/マイナスのどちらになるかが決まるので、テクニカルな感じです。
4番目のスートを獲得したプレイヤーは、メイフォローになるのですが、そのスートに対してはマストフォローをしなければなりません。このあたりのプレイングは相当難しいですね。
基本的にトリックを取り過ぎるとアウト、0トリックでもそれなりに得点が残る感じ、適度にトリックを取って少しずつプラスを重ねる感じのゲームでしょうか。相当テクニカルなトリックテイキングゲームですね。
最後にこちらをプレイしています。時間の都合で他のゲームが入らなかったというのもありますが。ゲームマーケット2018大阪が初出、購入できず春のゲームマーケットで購入した作品が、オインクゲームズ版としてリメイクされました。
11枚のカードを使った、推理系のゲームで、場に出たカードのうち最もランクの高いカードである「犯人」をあてていきます。カードによっては犯人の条件が変わったりするので、そのあたりもポイントですね。そして、プレイするときに、どの範囲のカードかを宣言しなければならず、これが推測の手がかりになります。
さらに、怪人は好きな範囲のカードと騙ることができ、犯人に誘導できれば得点となるため、そのあたりもポイントになっていきます。情報が少ない1ラウンド目と、カードがある程度出た2ラウンド目で戦略は変わってきます。
比較的軽いタイプのゲームですが、コンポーネントが増えたため、色々と遊びやすくなりました。宣言と、予想が分かりやすくなったのと、得点カウント用のチップのできたので、十分に遊べるようになっています。
ゲームとしては、元の作品の怪人2枚入りのルールと同じになっています。4人までですが、軽くプレイできるタイプのゲームなので、ちょっとした合間にいいかもしれません。
忘年会は、昨年に引き続き中華料理でした。ゲーム会自体はあと1回くらいあるかもしれませんが、ひとまず年末の風物詩ということで。
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