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● 横浜ゲーム会 2019年1月 ●

 2019年1月5日、久しぶりの横浜ゲーム会に参加してきました。帰省中の予定でしたが、1日早く戻ってきたので、ゲーム会に参加することにしました。今回もプレイしたゲームを可能な範囲でレポートしましょう。


●テストプレイ その1

 こちらは、初参加のテストプレイですね。それなりのボリュームのある作品になっています。

●テストプレイ その2

 こちらもテストプレイです。何回かプレイしています。独特の動きをするゲームですね。要素も大分シェイプアップされた感はあるので、完成が楽しみですね。

●18Lilliput [play:game] [BGG]

 気になっていた作品をプレイすることができました。カードを使った 18XX シリーズですね。4人でプレイしています。株式を購入し、会社を設立/運営して、配当と株価の上昇によりお金を稼ぐゲームです。

 ボードは使わずにカードのみになり、時間短縮の要素も多分に含まれています。大きな違いは、アクションをプレイヤーごとに実行することで、「列車購入」「路線敷設」「株式購入」などは、ワーカープレイスメントのような感じの早取りになります。プレイ順が大きく影響するので、何番手かでとれる戦略が変わってくるでしょうか。

 ボードがない代わりに、中央の盤外都市に、スタートの都市を1つつなげてのスタート、初期には特殊能力を持つ人物1人と会社1社、その会社の 50%株式と少しの所持金、会社の持ち物として、初期株価に応じた資金とトークン3つと2列車1つを持ちます。

 タイルの配置は、都市、路線が交互になるように配置します。これは間違いやすいので注意してください。正方形のタイルなので、行ける方向が限られています。色により 2方向、3方向、4方向となっていきます。少し高い y都市が有料で敷設できます。

 ラウンド数は、人数に応じて決まっており、スタートプレイヤーが同数来ることになっています。

 列車は、ラウンドの頭に1枚分ずれることになり、特定の列車が購入されると、古い列車は、収入半減となり、さらに古くなると破棄されることになります。列車は 2〜5 と 3D、4D です。このゲームのDは収益が2倍になる列車です。パーマネント列車は 5以降です、4列車は4D列車の登場で収入が半減しますが場には残ります。

 序盤は、順番次第ですが、2列車で大きく走らせることになるか、3列車を待つかですね。多すぎる列車は走りきらないこともあるので注意が必要なのと、初期資金はそれほど多くないので、何らかの手段で資金調達が必要になります。

 このゲームのポイントは、2社目の設立だと思います。1ラウンド遅らせると、おおよそ 20〜30くらい初期株価が上がります。列車制限は 2両あるので、資金的にうまくいけばパーマネント列車を 2両購入することもできます。列車の購入はカード次第ですが。

 今回の展開は、序盤で 2列車2両の会社と、自社トークンがあれば 50 収入の都市を配置できる人物がいたので、大量の2列車と3列車で一気に収益を増やす形に。3列車の時代の中盤で、2列車2両と3列車で 290が出ました。普通は1回無配当を出すところですが、トークン配置と、資金注入に注力して、安定した会社を作ることに。

 このゲームの2社目は、会社設立時に好きなところにトークンが置けるので、どこに割り込むかがポイントになります。また、時代進行で進んだ列車を購入することができます。1ターン遅らせましたが、副作用により、他の会社を閉じ込める形に誘導することができました。

 スタートプレイヤーと列車購入の兼ね合いで、設立直後に 2両の列車購入ができたので、旧会社と新会社の両方に 5列車を購入、新会社は、アクションコピーで 3D列車がちょうど購入できたので、これが決定打になりました。

 最終的には、1社目は 5列車で 220、株を売られたので株価は伸びませんでしたが。2社目は 5列車が150、3D列車が 300で 450の配当が出ました。結果として、100くらいの差で逃げ切れましたが、株式の入れ替え戦が入ると微妙だったかもしれません。旧会社が 10%もたれていたので、株価の1ダウンで総資産が 35ほど下がりますし。

 プレイ時間は 2時間台、18XXにしてはかなり短時間で、1846や 18FL よりも短いです。カードのみなのとアクションの要素があるので、他の 18XXシリーズをプレイしてからの方がいいですが、短時間で楽しめる点は大きいかと思います。いい作品でした。

●War of the Buttons [play:game] [BGG]

 そして、最後にプレイしたのはこちらです。ダイスゲームと思われたのですが、ダイスプレイスメントゲームですね。日本語版はまだかと思いますが、play:gameですが「わんぱく戦争」とのタイトルがついていました。

 序盤は、手なりに進んでいきましたが、ボタンの収入とマジョリティが同じ場所になっているのが面白いですね。ボタンがあれば、いろいろなアクションができるようになりますが、それだけでは勝ちきれません。

 中盤以降、勝利条件が意外と狭いことに気づきます。小屋の完成か、★トークンの獲得のみ、4人プレイで、入手できる物は1ラウンドに1〜2個程度なので、かなり条件が狭いのです。このあたりから絞り合いが始まります。

 単独で目標を達成すると、単独勝利になってしまうので、絞りあいの展開に。1ターンの延長が入り、サドンデスの条件を取ることに。こうなってくると、目標突破するよりも、ボタン数のボーナスの方が得点が高くなるので、少しジレンマ的な展開になってきます。

 プレイ時間は 3時間ほど。かなり時間がかかりました。原作ありの作品なので雰囲気は出ていますが、4人でプレイするとかなりの絞りあいになります。勝利条件が人数に満たないのが原因かもしれませんね。


 というわけで、今回は長時間ゲームを中心に色々とプレイできました。そして、2019年から、試験的に管理のため、BGGにもプレイしたゲームの記録を残すことにしました。年末の集掲示に有効票がかなり減ってきたので、網羅度の高い BGGを活用するという感じですね。


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