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2019年4月27日、作業が一段落し、10連休1日目に横浜ゲーム会に参加してきました。今回も、いつも通りプレイしたゲームをお送りしましょう。
手始めはこちらから。見た目とは反して推理系のゲームです。よく作った系の作品ですね。
全員に1冊ずつヒントブックを渡し、決められたマップ、番号の組み合わせが、各各プレイヤーのヒントとなります。このヒントを元に、全員が UMAが「存在する」となる1か所をあてるゲームです。
このゲームのポイントは、ヒントのバリエーションと、推理に外れてもゲームから脱落しないという点でしょうか。1ヒントあたりの情報量が意外とあるので、思ったよりも短期戦で答えが出てくるという感じです。
確定情報が出ているまで待つと間に合わなくなることもあるので、どこかで推測を交えながら答えを出すのがいいでしょうか。
全体でどのようなヒントがあるのかの把握は、条件の絞り込み上は必須ですね。ここが正解になるので、このヒントは当てはまらない、という絞り方もしていく必要があります。
3〜5人のどの人数でも、マップの組み合わせできれいに1点にまとまるようになっているのがすごいですね。どのように作ったのかが気になるところです。
お次は、コミュニケーション系のゲームから。日本語では最近出たばかりですが、海外作品の日本語版になります。
紙ペンゲームの「フラッシュ」と賭けの要素を加えた感じの作品です。お題にあったものを書き出していき、他の誰かと同じ回答になっていれば、公開し、減点を避けることができます。誰かがすべての回答を出し切ったらラウンド終了です。
回答のオープンの他に、正解数の予想があります。2人以上のペアができた数を予想するもので、得点を支払う必要はありますが、正解したときに大量の得点が入ります。
未回答のペナルティをよけたり、大量得点の正解を稼ぐよりも、予想をあてることがメインになるでしょうか。
お題は、難度のばらつきがかなりあります。コミュニケーションゲームとして好きな方は好きそうな感じでした。
その次は、BGGのランキングで上位になっているこの作品をプレイ。Wingspanは翼長という意味で、様々な種類の鳥が登場するゲームです。翼長もパラメータの1つになっています。
ゲームとしては、アクション選択とエンジン構築系のゲームですね。新しい鳥の飼育、エサの獲得、カードの獲得、卵の獲得のアクションがあり、鳥が増えれば増えるほど、後ろのアクションが強力になります。鳥を飼育するためには対応するエサと、カードが必要になります。
BGGのランキングが高いので、経験者向けのゲームと思われますが、どちらかというと少し振り幅が大きい感じですね。カードの鳥の種類は非常にたくさんありますが、序盤向け、終盤向けが混ざっているのと、エサの獲得がダイスに依存するので、思ったよりも振り幅が大きいです。
エンジン構築系のゲームなので、特殊能力が大事になってきます。効果で連鎖する能力や、他のプレイヤーの行動でトリガーする能力が強い印象があります。あとは、得点機会が限られているので、目的の達成や、条件達成でのボーナスも重要だと思います。
その次は、気になっていたこちらの作品をプレイ。「プエルトリコ」のカードゲーム版「サンファン」から発想された「レース フォー ザ ギャラクシー(RftG)」のボードゲーム版です。1週回って、「プエルトリコ」のSF版でしょうか。
基本的に、RftGの要素を色濃く受け付いていますが、アクション選択と、獲得可能な開発が見えているのが「プエルトリコ」に近い感じです。
RftGからの差分は、探索アクションは、入植対象の惑星をドラフトで獲得する点、各種コストはお金で支払う点と、入植には船員が必要な点でしょうか。お金を獲得するアクションと、優先順を1番にするアクションが追加されています。
戦略としては、RftGで弱いとされていたものが強くなっている感があります。軍事は軍事力を上げる手間はありますが、金策の手間を省くことができます。Novelityも数が多く、売り先が多く、レートを上げる開発もあります。GenesはUpliftのボーナスが複数カードにつくようになりました。
今回は初期惑星が、踏み倒し系の Doomed Colony で優先順が低かったので、序盤でとれないような惑星を狙うことに。2巡目の探索で、Genes 4コストの惑星がとれたので、そこをベースで進めることに。
売却レートは、RftGよりも1低く、Roll for the Galaxy よりも 2低いので、資金を貯めるのは難しいのですが、Genes はそれでも 3 で売れるのでかなり楽になりました。
得点源としては、Upliftにボーナスがつくので、RftGの知識を元に、Contact SpecialistからUplift種族の2軍事の惑星に手を届くようにしました。Genes惑星以外にもUplift種族が多めに入っていました。
最終的には、惑星の建てきりでの終了。Upliftボーナスが 4点、対象惑星が 4つで 16点を獲得して逃げ切った形になりました。9コストの開発は重要になってきますが、そこまでの資金がなかなか貯まらないですね。
「プエルトリコ」よりも、アクションで締め付ける要素は多くないので、少し緩い感じでプレイできるでしょうか。このシリーズの特性上、いったん乗り遅れると逆転は大変な感じですが、プレイ時間は慣れればどんどん短くなりそうです。日本語化されてほしいですね。
最後はこちらをプレイ。秋のゲームマーケットで入手していたのですが、プレイする機会がなく、いつの間にか評判が出てきたゲームです。
シンプルなゴーアウト系のゲームで、手札を無くすことを目指します。4種類の動物が書かれたカードを1枚プレイする、同じカードを2枚プレイする、パスをしてカードを1枚引くの 3択のアクションをしていきます。
カードを1枚プレイした時は、動物の種類に応じた効果が発動し、2枚プレイすると失点となるカードが自分の左隣のプレイヤーに置かれ、以降は、左隣のプレイヤーに移ります。
誰かの手札がなくなった時点で、手札の数に応じた失点と、動物カードの失点を受け取り、3ラウンドの勝負となります。ラウンドが進むほど、動物カードの失点が大きくなります。
シンプルな作品ですが、どこで攻めるか、どこでカードを補充するかなどの考えどころもあり、いいですね。評判のいい作品なので先行で入手できていて正解でした。
というわけで、連休初日は、気になっていた作品を中心に色々とプレイできました。連休後半から5月に入るとプレイする機会が減りそうなので、色々と楽しんでおきたいところです。
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