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2019年7月6日、なかなか予定が合いませんでしたが、ゲームマーケット後では最初の横浜ゲーム会に参加してきました。今回はゲームマーケットのささやかな打ち合わせと次回のエントリーの打ち合わせをしたあとでのゲーム会になりました。今回からテストプレイ案件もあるので、書ける範囲でレポートします。
手始めは、テストプレイ案件からプレイしています。できたばかりの作品ということで、様子を見ながら難易度調整をしながらという感じになっています。何もない状態だとヒントがなさ過ぎて、少し多いくらいがちょうどいい感じでした。難度の調整が難しそうな作品ですが、今後の流れに注目です。
引き続きテストプレイ案件を。ここからは、参加できていない間に何回かプレイされたものでした。手軽なカードゲームですね。手軽なだけに、攻めどころが悩ましい感じになっています。少しの失点を恐れずに攻めた方がいいような作品に感じました。こちらも、どのように仕上がるかが楽しみです。
その次もテストプレイ案件です。こちらはマイボードを使った作品です。手番順の妙はありますが、どこにメリットを見いだしてどのように得点を稼ぐかがポイントになるでしょうか。今のところ、得点差がつきにくい作品になっているので、どのように調整が入るかが気になるところです。
ここからは、市販の作品をプレイしています。変則的なワーカープレイスメントの作品ですね。
材料を獲得し、建物や大聖堂を建築して得点を稼ぐゲームですが、「美徳」のパラメーターが重要になってきます。美徳が低いとゲーム終了時に得点が下がり、大聖堂の建設ができなくなりますが、材料効率がいい闇市に入れるようになり、一部のアクションでの納税を回避することができます。美徳が高いと、闇市に入れなくなりますが、大聖堂の建設ができるようになります。この建設には追加ボーナスがあります。
ワーカープレイスメントのコマの使い方が独特で、1つのマスに複数のコマを置くと、それだけ多くのものを一気に獲得できるようになり、効率が上がります。ただし、特定のアクションで、同じ場所にいるコマを捕まえることができるようになり、リスクが上がります。
今回は、選択ルールで初期状態が違う状態でプレイしましたが、美徳がどちらか極端によっていた方がプレイしやすいように感じました。美徳を挙げる場合は、大聖堂を軸にしたプレイを、美徳を下げる場合は、闇市と建設、借金返済を中心としたプレイになるかと思います。
そして、終盤になると、捕まらないと手元のコマが不足する事態も起こりえます。この手数の差が意外と効いてくるので、終盤はコマの回収も大事になります。
美徳が低い状態からのスタートだったので、それを軸にプレイすることに。途中までは、借金返済で得点を稼ぐだけで終わりそうな感じでしたが、美徳の失点をカバーしきれるくらいの建設をする方向に舵を切りました。結果として得点は同点でしたが、タイブレーカーはもちろん美徳の高い順なので、ちゃんと1点上回っていない限り負ける形になっていました。
不思議な感じのワーカープレイスメントですが、初期状態は平たい方が工夫のしがいがあるような気がしました。
お次は、こちらの作品をプレイ。BGGで人気になっていた、パズル系の配置ゲームです。スタートプレイヤーからコマを1個ずつ指定して、指定されたコマを全員が配置していきます。特定の組み合わせで配置すると、建物を建築できます。このとき、材料はすべて取り除かれ、材料のあった位置のどこかに建物が建ちます。これが不思議な感覚です。
今回は、プレイヤー別の特殊な建物があるルールでプレイしています。最後に建物が建設されていないマスは失点になるのと、できるだけ生き残った方が、親番が多くなるので、得点効率を考えつついかに生き残るかを考えることになります。なので、建物は角から埋めていった方がいいですね。
今回は、交易所の効果が強く、これを軸にいかに建設できるかがポイントになりました。中盤から、角埋めの重要性に気づいたので、ある程度勝負に出て、角を埋めるプレイに入りました。最終的に受け入れの広い形が残り3ターンくらいソロプレイのターンが入り、手数の差で逃げ切りました。交易所を中心に 4つおかれて、建物建て放題の状態になっていたのに気づきましたが、こちらは 2件で、出目で粘れる形を作ったのが最終的な得点効率に影響した感じですね。
思ったよりもパズル的な要素が強い感じでした。建物が集約するところは「スバラシティー」に近い感じだと思ったりとか。
その次は、春のゲームマーケットの前にリリースされたこちらをプレイ。シンプルな競りとセットコレクションのゲームです。3〜5人をサポートしていますが、セットコレクション部分で抜くカードがないのがポイントです。
得点要素はいくつかありますが、純粋な得点の金貨、金貨を集めていないと得点できない偽金、マジョリティを競う香辛料、枚数を多く集めると得点が伸びる翡翠、セットを集める古文書と、基本的ながらバラエティに富んだ得点要素です。
競りはソフトパスではありますが、値付けがシビアで、獲得するカードの枚数と1枚返すオプションだけで、競り下げていきます。当然、早抜けした方が選択肢があるのでそのあたりも考慮しつつ適切な値付けが必要になってきます。
5人では、バランスがとりにくい感じと思われたのですが、うまく分かれたので非常に得点差がつきにくい展開になりました。競りゲームはプレイヤーの相場依存もありますが、どの人数でも大丈夫そうな感じですね。
というわけで、テストプレイから新作まで色々と楽しみました。7〜8月は日程が合いにくい感じではありますが、再来週くらいに、またありそうな感じですね。
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