● 横浜ゲーム会 2019年12月 ●

　2019年12月1日、久しぶりの横浜ゲーム会への参加です。ゲームマーケット準備期間はほぼ参加できなかったので、レポートしては 2か月ちょっと開いています。

　手始めは、秋のゲームマーケットの新作から。手札の並び替えができないゴーアウト系のゲームです。

　系統としては、「シリメツレツ」に近いですが、手札の上下に数字が振られており、配られた手札は入れ替えられませんが、プレイ前に上下をひっくり返すことができます。より強いカードをプレイするか、場札から1枚を好きな向きで手札の好きな場所に入れるかの 2択ですが、手札の構成とプレイングの妙があります。

　人数によっての差もありますが、4人では6枚組はほぼ通る感じでしょうか。手札を構成するか、早上がりを目指すかというところです。ダブルアクションの使いどころも悩ましかったりします。1手差も起こりやすいゲームですし、勝負してスカウトになると大きく後退することにもなります。

　シークエンスを順番通りに並べなければならない縛りはありますが、そのくらいがちょうどいい感じでしょうか。並び替え禁止なので、少し癖はありますが、軽いタイプのゲームとしてはいいですね。

　お次も、秋の新作をプレイ。大富豪＋ナポレオンに近いでしょうか。陣営に分かれています。

　サイ富豪側が少数派ですが、メリットはカードの交換と、助手からのリード権があるくらいです。ディフェンダーにも能力があり、熾烈な打ち合いがあります。大富豪ベースですが、少しディストリビューションに偏りがあるのと、8切り、革命はあります。

　サイ富豪は場所が割れているので、サイ富豪自身のプレイングがかなり難しいです。助手が手前にいるのであれば一番楽なのですが、どこにいるかはランダムなので、コントロールはしにくいです。8切りは有効に活用すべきでしょう。

　ディフェンダーですが、ハイエナの能力が相当強いです。2～13までのワイルドカード＋2枚ディスカードなので、一気に 4枚のカード処理ができることになります。ウィナー系は得意な形以外はそこまででもないですが、ディフェンダー側は、阻止すれば得点にはなるので飛び込みも有効ではあります。

　5人でプレイしましたが、サイ富豪側のプレイングは相当難しいです。アドバンテージが2枚交換と、打ち出しによりカードが1枚少ない状態でスタートすること、助手からのリード権だけなので。人数が少なくなると、単純にディフェンダーの数も減るので、やりやすくなるかとは思います。カードもそろいやすいですし。

　お次は、テストプレイ案件を。久しぶりにプレイしましたが、色々と変更点はあったようです。春までの期間は短いので、テストプレイも色々と入ってくるものと思われます。

　というわけで、今回からゲーム会が再開です。来週末までは横浜、そこからは JAGAとクローズドのゲーム会があるので、新作が色々とプレイできればと思っていたりとか。