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● 18TK会のレポート ●

 2016年8月6日、変則的なゲーム会ということで、久しぶりに 18TKをプレイしてみました。拡張入りで 4人でプレイしています。4人は久しぶりですね。今回もレポートをお送りします。


●18TK [play:game]

 今回は、4人ということでそれなりの自由度がある形ですね。2番手スタートで、2番の東北線と5番の豊島線が残りましたが、資金の関係で 5番をとっていますが、2番でもおもしろかったですね。

 2段目は、収益を見て多摩湖鉄道をとっています。帝都の方が高いのですが、値段も高いですからね。3枚目は帝釈人車鉄道をとりました。4枚目はぎりぎり足りる形ですが、小規模会社 3枚が順番にとられたので、3段目の電気局が余りました。資金はかなり余りましたが、東武鉄道の株を2枚拾って終了です。

 結果的に、Revenueが70とかなり高い展開に。小規模会社が1社なので収益はそこまで伸びないのですが、3列車が出るまでは優位ですからね。

 2ラウンド終了で、京急が設立できる展開ですが、Revenueでの140があるので自分が2株購入可能。買わないと設立せず、1ラウンド待つと1株売りで京成が設立できるという変則的な展開に。浅草が空いておらず、6番総武線の敷設が怪しく、2番と東武の設立権が大きかったので、無難に京急を建てることに。

 京成設立のチャンスが続きます。京急の最終株が手前で買われ、お金が100以上余っていたのですが、京急と東武の収益が大きく上がるタイミングなので様子を見て運営に。優先権を持った状態で、5番が地下鉄に入れる形の建設を。タイルの形から地下鉄が2カ所出られることが確定して、地下鉄建設のチャンスに。

 ここまでは、緑タイルの建設途中で、Revenue 70×2と東武の配当が大きく、東武1株売りで600がたまり、地下鉄を建設することに。併設で小田急が立ちました。

 地下鉄は 3と3Eを購入。2の列車が飛んでも 210が確定する形に。今回はマイナーがほぼ 3列車を持たない形になったので、展開は遅かったですね。1番の鉄道局や3番の玉川上水は 60、他の会社も 40くらいが出るので、このタイミングだけは小規模の方が出ますね。

 次のターンは、京成の設立が確定し 2ラウンド連続で設立。ここは全員設立で、西武、相鉄、東急が同時に建ち残りは京王だけ、列車は 4Eが 1両のこりの展開に。

 さすがに東武は無配当で資金調達、他の会社も資金調達の準備をしていました。18TKは緑タイルの時間が長いので、敷設もあまりない状態で、勝負のラウンドに入ることに。

 次の株式ラウンドは、プライオリティはあり、資金 600は普通にあったのですが、持ち株数が1株オーバー。前ターンに小規模会社を処分しなかったので、1株売却するか、設立しないかのどちらかという感じでした。

 結局、設立させず、株式を拾うことに。小田急が1枚拾えたのと、国鉄の予約株を買いに行くことに。

 この時点での株式順での購入は、京王(4E+5E)、京急(5E)、東武(5E)、地下鉄(5E)、小田急(6E)、国鉄(6E+6E?)、京成(6E or 8E)、西武(8E)、相鉄(国鉄から6E購入 or 資金を引き揚げて8E)、東急(8E)の順になるのですが、ここで順番操作が入ることに。

 京王設立のタイミングで西武と東急が1株ずつ売却し、行動順を京王の後にしました。ここでの順番は、京王(4E+5E)、西武(5E)、東急(5E)、京急(5E)、東武(6E)、地下鉄(6E)、小田急(6E)、国鉄(8E)、京成(8E)、相鉄(国鉄から資金を引き揚げて8E)の順番になりました。

 ここで、京成も同様の手順でずらせるのですが、タイミングがずれると国鉄が相鉄の列車を拾えなくなって、相鉄がずれて、地下鉄が 8Eをつかまされることが確定することに。なので、順番はずらさずに、小田急売却で2枠空けて、西武と東急の株を2株分売って久しぶりの仕手戦に。

 結果は、京成が 270円くらいの自腹、それよりも高位の地下鉄が1回無配当になったのが大きいですね。これで完全に出遅れることに。

 次の株式ラウンドは資金が足りず、京急を2株売って、つくばエクスプレスを購入。さらに、高位株も低位株も無配当なしで出られたプレイヤーにさらに仕手戦で西武の株を2段階落として、大きく下げることに。あとは国鉄の社長を奪う珍しい展開を見ました。国鉄の5%株を拾うのと、東武を拾うの2択があったので。

 最終結果は、オペレーション3回とストック1回、オペレーション1回で京急の株式が行き着くタイミングでゲームセットでした。

 トップから4位までの差が 400くらい。2位と3位の差が微差で3位と4位との差が100くらいでした。さすがに自腹分で最下位でしたが、仕手戦の効果が大きく 220の株が 150 や 120 に落とせているので、それだけでだいぶ差を詰めていますね。

 トップ目に対しては、国鉄を奪って株密度を下げたのですが、それ以外に有効な手が余りありませんでした。相鉄の仕手戦は地下鉄に影響しそうな気がしましたし、といっても300差があったのでどこかの株を下げる選択肢があったかとは思います。キーポイントで正しい株を拾ったというのはあるのですが。

 あとは、国鉄の社長獲得後、最終ラウンドは、売り切れ上がりをとらずに他の株を2枚か4枚拾った方がいいかどうかでしょうか。

 検証すると、株価としては 160 から売り切れると 225、売ると 200、配当が 41だったので、6枚50%で532、4枚40%で324、2枚30%で243です。4枚売りでも差分は 73 くらい、低位株がほとんどで、京王の未公開株を拾って 102、東京モノレールの端株で 75 くらいしか上回るのはないようです。


 というわけで、久しぶりに 18TKをプレイしました。順番の綾はありましたが、負けているのにいろいろと動ける分での優位感があったりとか、国鉄の社長交代をやったりとかで楽しめました。とはいえ、小規模会社の数が少ないと動きにくいですね。


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