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● そうめんの日 ゲームの部 ●

 2008年6月8日、そうめん企画第2弾ということで、おいしいそうめんを堪能したのですが、そのあとでいろいろとゲームをプレイしていました。今回はそのときの様子を簡単にお送りしましょう。


●東京乗車券 [play:game]

 ゲームマーケット後の初プレイかもしれません。今年のゲームマーケットで出展した作品です。今回は5人ということなので、5人で遊べるものをいろいろと持ってきました。

 初プレイの方も混ざっていましたが、いつもとほぼ同じような感じで進行していきました。最長路線を狙ってくるプレイヤーは多かったのですが、川越から蘇我までのルートができあがったりと、そのあたりはけっこう派手な展開になりました。

 山手線はそれほど混雑しなかったものの、やはり誰かが動き出すとみんなが動くというのはありますね。意外と入りにくいのは渋谷だったり、品川〜横浜はいずれ取れるだろうと思っていると意外と早く埋まったりします。

 製作の時に書いていたかどうか覚えていませんが、プレイ中に気づかれたようなので、マップ中に仕込んでおいたネタでも。

 一部の路線はラインカラーと一致した色になっています。分かりやすいところでは秋葉原から出る路線だったり、上野〜浅草の路線はこのゲーム唯一の地下鉄路線だったりします。

 ゲームの方は、チケットがだいぶ引かれたこともあり120点台の勝負になりました。4点差でチケット勝ちという結果でした。

●ペンギンパーティ [play:game]

 お次は、昨日買っててきたばかりの新作「ペンギンパーティ」をプレイしました。FFGから出た「ペンギン」のリメイクです。といってもリメイク元が出たのもつい最近だったり。こちらの方はスペース的に優しいAmigoのカードゲームです。

 手札から配置条件に従いカードをプレイしていき、ピラミッドを作っていきます。カードが配置できなくなったらその時点でアウトで手札の数がそのまま失点になるという簡単なルールです。

 これが、プレイしてみるとなかなかえぐいゲームですね。あとになると、これ以上出せないという状態をつくり出すことができるので、自分の安全を確保するか、妨害に走るかが悩ましいのです。1ラウンドは数分で終わるという手軽さですが、この悩ましさはさすがKniziaです。

 アブストラクト風ではありますが、ある意味これまでにないタイプのゲームかもしれませんね。準備運動にいいゲームだと思いました。

●ヘックメック [play:game]

 場所柄、ダイスゲームをひとつくらいは入れておきたかったので持ってきました。こちらもKniziaの作品です。ダイスを振ってポイントをためていき、ポイントに合致するタイルを獲得して得点を稼ぐという感じのゲームです。

 このゲームのよさは、ダイスの確保のルールと、タイルを獲得するための条件にあります。特定の目を出さないとタイルを取ることができないので、時にポイントが足りていても取れないという残念な状態になることもあります。また、相手のタイルも取ることが出来、このあたりがゲームを面白くしています。

 ダイスゲームなので、手詰まりになるとずるずると落ちていく感じになりますが、ダイスを振ることに楽しみを見いだせるゲームではないかと思います。今回は4人がそれなりの接戦になりました。

●操り人形 [play:game]

 個人的に 5人プレイというと、このゲームは外せないと思っています。Faiduttiの作品で、建設系のカードゲームです。プレイヤーは8人のキャラクターのどれかを選び、特殊能力を使いつつ建物を建ててポイントを稼ぐという感じです。

 かなりプレイしていたゲームですが、最近は 5人ゲーム自体それほどプレイする機会がなく、ひさしぶりになりました。キャラクター選びの悩ましさと、一部のキャラクターを取ったときに誰がどれを取ったかを予測するのが悩ましくもあり、楽しいですね。

 キャラクターを指定し 1回休みにするとか、所持金を全部奪うとか、能力はかなり強烈なものが多いです。が、強烈な能力どうしがぶつかり合っていい感じの抑止力になっています。

 序盤、建築家からの大量建築で速攻風の流れになったものの、傭兵に崩されて若干スピードが落ちる形に。中盤から王様がなかなか動かないという状態になりつつも、最終的には隙を突いて8軒目が建設されゲームセットでした。

 能力があまりにも協力で、うまく操るのが必要なためゲーマーズゲームの部類に入ると思いますが、カードゲームとは思えないようなボリュームのあるゲームです。個人的に好きな作品でもありますね。

●フラックス [play:game]

 締めに何をプレイしようかというところで、日本語版が発掘されたのでこちらもひさしぶりにプレイしました。

 カードに書かれたルールにしたがってカードをプレイしていき、プレイされたカードによって決まるゴールを達成したら勝利というカードゲームです。日本語化されていないとプレイしにくい作品ですね。

 このゲームもカードの組み合わせでとても大変なことになるゲームです。ターン開始時に1枚引いて、1枚プレイするというのが基本ルールですが、すぐにルールは覆されます。ものすごくカードを引いたり、一気に手札がなくなったり、何枚もプレイできたりと落差を楽しむ類のゲームですね。

 なりゆきまかせのゲームなので、すぐに終わることもあれば、長期戦になることもあります。今回は、プレイ数を数え間違えて上がり見逃しがあったということもあり、長期戦になりました。山札ちょうど1周したところで、ランダムプレイでゴール条件となるカードを引き当てゲーム終了となりました。

 カードのテキストを読むゲームですし、展開にかなりばらつきがあるため人を選ぶ作品だと思います。カードの効果の妙を楽しむというのがこのゲームかもしれません。


 そうめんもとてもおいしかったですが、ひさしぶりの作品もいろいろとプレイできて2度おいしい感じになりました。


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