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2015年12月12日、ゲームマーケット明けの巣鴨ゲーム会が開催されました。今回は秋のゲームマーケットの戦利品ということで、会場には行けませんでしたが、テーマに沿ったゲームを中心にいろいろとプレイしています。ゲーム数が多いのですが、それぞれプレイしたものをレポートします。
手始めはこの作品から。春の新作だったかもしれません。ばばぬきをテーマにした簡単なカードゲームです。
初期手札5枚で、カードを引いたタイミングでのみセットを出すことができます。マイナス得点のセットを押しつけたり、セットを出すことでいろいろな効果があったりします。攻撃の要素はありますね。
早上がりのボーナスポイントはありますが、今回は真裏に入り込んだため、1抜けが0点確定という珍しい展開になりました。最終的にはものすごく薄い線で得点をプラスに持ち込んだプレイヤーが差しきりました。
プレイ感はものすごく軽いので、手短に楽しむタイプのゲームでしょうか。
お次は、秋の新作のこの作品を。ダイスを振ってお宝をゲットするゲームですね。
通常ルールだと手に入るものは全くのランダムなので、運の要素はかなり大きいです。とはいってもゲーム終了のタイミングと他のプレイヤーからお宝を奪う手裏剣の使い方がポイントになってきます。セットコレクションはしりとりの配点が高いですね。難易度も高いわけですが。
アイデアをもらったので、2ラウンド目はタイルを表向きにした状態でプレイしました。こちらだと多少タイルの選択の幅があるのと、マイナス効果のあるタイルが貯まってきてスリルがあります。こちらでもよさそうな感じですね。
お次は、ゲームマーケットの少し前に出た作品です。「ファウナ」の続編で、地球上のさまざまなできごとをテーマにしたクイズゲームです。
今回は 6人ということで、2レベル3問、3レベル3問という構成に。地域は大きく外すと一気にコマを失うので、リスキーですね。年代が難しいところはあったりします。
ファウナとは違ったうっかり見逃しがあったりします。世界で2番目に高い山の高さのスケールを置き忘れたりとか。バンコクの位置を思いっきり置き間違えたりとか。
ファウナと違って、ある程度コマは多めに配置した方がよさそうな気がします。3個保証から 2回完全回答なら振るに戻りますし。優勝者の特権ボーナスクイズは、最高何度を1問出しました。この問題の方が手がかりが多かったようです。地域の予想が合っていれば、年代はすぐに分かる問題だったというのはあります。
問題数はファウナより少なめですが、いろいろな範囲で問われるのが面白いですね。
その次は、ちょうど前日に情報が出て気になった作品から。文学作品のタイトルを上下に分け、その組み合わせで面白いタイトルを作り出すというものです。「バカカード」というものがありますが、その言葉しか使えないので、よりシンプルですね。
出展が、国内文学作品、海外文学作品、ライトノベルと幅広く、面白くなるようなタイトルを選んでいるようですね。うっかりすると出展そのものができてしまったりもしますが。
幅広く面白いものができる言葉もあるので、それをいかに活用できるかと、親権が重要になってきます。大喜利系のゲームなので好き嫌いは分かれるかもしれません。
ここで、昼食休憩を挟んでいます。お店が混雑していたので 2手に分かれて、そば屋で鍋焼きうどんを。外で食べたのはものすごく久しぶりのような気がしますが、暖まりますね。
ここからは 2卓に分かれています。秋の新作から、購入した中で唯一大箱のこの作品をプレイしています。マジョリティのゲームで、いくつかの場所に数字の書かれたチップを配置していき、上位にのみ効果が得られます。マニュアルにもありますが、「モルゲンランド」のオマージュですね。
商品が手に入るマス、商品を得点に変換する役人をランダムで獲得するマス、スタートプレイヤーを獲得するマス、商品を交換できるマス、そして、役人と大奥を獲得できるマスに分かれています。3人の場合は少しゆとりがあります。
スタートプレイヤーは同点の優先権がとれるので重要です、とはいってもスタートプレイヤーをとるために1アクション消費するのがポイントでしょうか。3位になると何も獲得できないので、どこでどう攻めるかもポイントです。得点変換手段の役人カードも取り過ぎると無駄になってしまいます。
獲得した得点はオープンなのと、最後の選択権があるので、殿様は大きいですね。商品6個が必要なので備える必要があるのと、1枚しかないので優先順をしっかりとる必要がありますが。
3人でプレイしましたが、思ったよりもさくさくとプレイが進んでいいですね。4人だとバッティングが発生しやすくなり、少しプレイ感覚が重くなるかもしれません。
お次はこの作品を。手札1枚にカードを1枚引いてカードプレイするのは「ラブレター」に近いのですが、カウンティングはそこまで必要がないのでプレイ感覚は軽いですね。
カードをプレイしていき、犬、猿、雉のお供を揃えるか、全員がカードを出し切った時点で桃太郎っぽいんとを最大にするのが勝利条件になります。
途中脱落が「太郎の証」の1枚しかないのと、一発終了があるのですが、お供がそれっぽくなくなっていくのも面白いですね。きびだんごはお供が揃いそうになったときの抑止力として使われる事が多いかと思います。
プレイ感覚は軽いので、何度かプレイしてみるのがいいかと思います。運の要素は強い印象はありますね。
裏番組が終わらなさそうだったので、少し時間がかかるこの作品を 3人でプレイ。初版は巣鴨でもプレイ済みですね。交易品をうまくやりとりして、島を確保して得点を稼ぐゲームです。第2版で島のカードのバリエーションが増えました。
1回目は、ほぼ初期セットで、1枚だけ複数材料が入る島でプレイしています。3人プレイなので他のプレイヤーとかぶらない選択をしたプレイヤーが逃げ切りました。
2回目は、独自要素ということで、ランダムでのプレイに初挑戦。黄金がほとんど手に入らず、第2版から入った得点だけの島が追加されています。9点くらいで終了するところでトップボーナスが 6点もあるので、ここの動向も重要です。
金の獲得競争に抜けた感じだったので、別の方向でお金を貯めることに。材料が多く入る島と換金を組み合わせて高速で巡回する作戦をとりました。
得点の島には全くからめなかったのですが、コマを散らしておくことでゲーム終了条件を満たすことに。このタイミングで 1点差で逃げ切っていました。あと1ターンあると島の支配で 2点余計に入って逆転されるところでした。
ゲームが始まってからは運の要素がなく、ミニマルな感じですが、第2版でさらにバリエーションが増えましたね。
このタイミングで裏番組の Air Alliance が終了。軽い作品ということでこちらをプレイしました。秋の新作で、飲み屋を舞台にしたバースト系のカードゲームです。
手札が5枚あるので、思ったよりもカードが出せますね。ちょうどの金額をいかに回避するかもありますが、全種類出せるたのめナインも何回か発生しました。
「ノイ」に近いプレイ感はありますが、雰囲気があっていいですね。準備運動にはいいゲームではと思いました。
お次は、恒例の本日お披露目です。春向け作品の候補をざっくりとプレイしました。料理がテーマのダイスゲームですが、いかに独自色を出せるかというところが今後の課題でしょうか。「タウン フォーク」に少しよってしまっているので、ここからは味付けがポイントになるかと思います。
この時間帯の裏番組は ONE-SIXとHACKERでした。
このタイミングで早めの夕食休憩に。定食でしたが、豚汁とセットで暖まりますね。
3人でしたが、この作品をプレイ。テストプレイで相当数プレイした秋の新作です。
3人だといきなりクライマックスで展開が早いですが、4ラウンドまでに反物が 2つで、合計 7枚しかカードが取れていない状態に。これでもマイナスになっていないのでトップではあるのですが。反物が1枚少なければ有利な場ではありましたね。
5ラウンド目で、高得点でのマイナスはなくなりましたが、破損があったりでどうなるか分からない状況。バッティングしなかった方が勝ちという展開のようでした。バッティングはしたものの、再バッティングでの波乱は起こらずに2位終了でした。
サポートされているどの人数でも楽しめるのと、悩みどころはありますね。
お次はこの作品をプレイしましたが、1デッキ目の終盤でルールの解釈で割れるところがあり、続行不能になったので中断しました。この時間帯の裏番組は TATEWARIでした。
その次は、ゲームマーケット大賞を受賞した、オインクゲームズの新作から。お題に合わせたタイルを並べるアクションパズルゲームですね。
何かに近いと思ったら「マノモンスター」でした。表裏で別の柄になっているので下手をすると、他のタイルを使わないと解けないこともあります。まずは手を動かすタイプのゲームですが、並べてみてタイルが足りないとなると慌てますね。
好き嫌いの分かれるタイプのゲームですが、お子様と楽しめるゲームではと思いました。ここの時間帯の裏番組は initでした。
6人になったので、全体でプレイできるゲームを。巣鴨では久しぶりのプレイですね。新作のアークライト版でプレイしています。とはいえゲーム自体は変わりません。
このゲームは、失点したプレイヤーが次の役割を決めるのがよくできています。平坦になるように渡しても、トップにリスクの高い狼を渡してもいいので、ここが腕の見せ所になります。
今回は、狼1回、こぶた 7回で、毎回得点に成功していますが、2人リーチからの早上がりで、お休みなさいを通してのゲーム終了でした。終盤はキングメーカーになりやすいところですが、早めに決着はリスキーですね。
最後にプレイしたのはこの作品です。本来は5人までですが、タイルの割り当てを減らして 6人でプレイしています。タイルの組み合わせから3つの言葉を復元させるゲームです。選択肢がいろいろとあるので意外と当たらないですね。
難度は高めのはずですが、1問きれいに完全正解をされてしまいました。キーとなる言葉を作られたのはありますが、1個答えられるかどうかというバランスなので、当たればうれしいという感じでしょうか。
出題する方も、できるだけわかりにくく、面白い組み合わせで単語を作るので、工夫のしがいがありますね。出題と解答がそれぞれできるのでタウンタイムも少なく、再販されるのも納得の作品でした。
今回も、いろいろな作品をプレイすることができました。持ち込みがいつもよりも少なく、少し尺あまり気味になりましたが、いろいろと楽しむことができました。
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