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2016年5月7日、ゲームマーケット明けの巣鴨ゲーム会が開催されました。恒例のゲームマーケットの戦利品を中心に、テーマに沿ったゲームをプレイしています。今回もプレイしたものをレポートしましょう。
手始めに5人ということで、5人でプレイできるこの作品を。初出は名古屋ボドゲフリマでしょうか。ゲームマーケットでは神戸が初出ですね。
3種類のカードを使った手軽なバースト、セットコレクションのゲームですね。あえてバーストさせて目標点を狙うということもあります。5人でプレイしましたが、チップが足りなくなったりとか。最終ラウンドの2点で、3人が同点勝利となりました。
ここからは 6人で。カード構成がシンプルなゲームが続きます。ゴーアウト系のゲームですが、思ったよりもアクション要素があります。
カードを手早くなくしたプレイヤーの勝ちなのですが、プレイされたカードと同数のカードを持っている場合は、セイムワンをコールして、割り込むことができます。発生頻度はそれなりにあるのでアクション要素があります。
割り込みの流れに乗れないと厳しいものはありますが、手軽な感じでいいですね。好き嫌いは分かれるのではと思います。
こちらも人数の状況でプレイできるものを選んでいます。春のゲームマーケットで日本語版が出たばかりの「ペアーズ」からゴブリンデッキのゴブリンポーカーのバリエーションルールをプレイしています。
ゴブリンポーカーとの差分は、所持チップとラウンド数が決まっていることと、降りるかどうかの判断のタイミングが、全体のカードディールの前か、個人のカードディールの前かの違いですね。この違いで、ディールされないカードが出たりするので、競技性が高まるような感じはします。
これはいいギャンブルーゲームですね。他のルールもいろいろと試したいともいます。
お次は、ワードゲームですね。カードの裏面に書かれたローマ字を頼りに言葉を当てるというゲームです。
3文字の言葉を当てるルールでプレイしていますが、いわゆるツモ上がりがヒントがないのでなかなか難しいですね。濁音、半濁音も含まれるので、上がりになりにくい形もありますね。
濁音があるので「ぢ」と「づ」が含まれています。固有名詞は上がりになりませんが、配られた手札で「ぬまづ」ができたりしました。
公式サイトの作者からもコメントありましたが、カードが透けてしまうのが難点ではあります。このあたりは工夫が必要かもしれません。
ここまで、6人でプレイできるゲームを試してみたりとか。名作ギャンブルゲームの再版です。オインクゲームズの小箱での登場です。
配られた8枚の手札を2枚ずつプレイし、役の強弱でチップをやりとりするというゲームです。プレイ前に、チップをポットに支払うことでカードを購入することも出来ます。
役が強いプレイヤーがチップを獲得したり、役が弱いプレイヤーがチップを失ったりと、ラウンドごとに条件が違う中で、何を目指すかを考えながらプレイするという感じです。3ラウンド目に弱い役を出すと、最終ラウンドの総取りに参加できなくなるのもポイントですね。
同じ強さの役がバッティングすると、悪い順位として扱うため、余計にチップを支払ったり、総取りが出来なかったりするという感じです。カード構成上バッティングが起こるのもポイントですね。
今回は、バッティングは余り発生せず、最強の10のツインズがよく発生したという感はありますね。ゼロサムのゲームではあるのですが、初期所持チップが少ないので収束性はあります。
ここで、昼食休憩を取ることに。人数が多かったので二手に分かれて、こちらは海鮮丼にしました。会場近くはおいしいお店が多いですね。
少し早く会場入りしたので、2人でざっくりと。ソロプレイゲームがベースで 2人用のルールがついているという感じですね。モグラのショッピングがテーマのセットコレクションです。お店が閉店する前に、いかにセットをそろえられるかがポイントです。
ソロプレイの場合は、デッキの登場枚数と消費カードの枚数をうまく見て、適度にリシャッフルをして時間を節約するという感じになりますが、2人プレイだと調整が難しいですね。うっかりリシャッフルしないとロースコアゲームで終わってしまうという感はありました。
これは、ソロプレイを少しやって感覚をつかむのがいいのかもしれません。
お次は春の新作から。アクションゲームでした。回転するコインの様子を見ながら、正しく横断できる横断歩道を選ぶというゲームですね。
この回はルールの解釈に間違いがあったので、難易度は低いと思ったのですが、次の週に正しいルールでプレイした感じは、うまく機能しているという感じはしました。
この文章を書いている時点で FAQも公開されているので、そちらも見ていただければと思います。ゲームの雰囲気としては、少し昔のゲームマーケットにあってもおかしくないような感じのゲームでした。
ここまで、多人数対応のゲームが続きました。OKAZU brand のワーカープレイスメントワードゲームですね。
他のお題とぶつからないような、形容詞を選んで、他のプレイヤーに当ててもらうのですが、ワーカープレイスメントの要素があって、ヒントチップを後で置くときに余計にチップを消費します。あとは、チップを置ける場合は必ず置かなければならないというのもあります。
お題とヒントに組み合わせによって難度は大きく変わりますね。今回のうっかりしたヒントですが春のパン祭りを連想させるようなものが出ました。同じカードの正反対の要素にチップを置きたい場合もまれにありますが、ルール上できませんのでご注意を。
ここで、いったん卓分けをしました。Essenが初出ですが、日本語版はゲームマーケットが初出ですね。ゲームマーケットでは早い時間帯に完売し、すごろくやで委託されている状況です。
テーマは、RPGですね。すこしだけ協力型の要素もあります。世界が滅ぶ前に、パーティーを組み、成長させラスボスを倒すというのがおおざっぱなテーマですね。ダイスを使わず、カードの組み合わせがランダム要素になります。
世界が荒廃するスピードがだんだん上がるので、収束性はそれなりにあります。限られたターンで、いかに成長させるかがポイントですね。
最終ターンですが、ためていた経験値を一気に成長につぎ込んで、大ダメージで一気にラスボスを追い詰めた感じになりました。HPもちゃんとあげていたのでそのあたりもありますね。1時間程度ですが、RPG感はちゃんとありますね。
気になった点は、ルールの記述が少し甘いところがあるところでしょうか。読み返したルールから次の解釈でプレイできそうな感じです。
読み違えていましたが、物理攻撃、魔法攻撃は、リーダーの切り替えと同時にになるようです。このため、偶数体のパーティーの場合は物理担当、魔法担当が固定されます。これは攻略の鍵になりそうです。
成長ルールも読み違えていました。レベルチップの数がコストになるので、物理攻撃のレベルチップがある場合は、魔法攻撃の成長にも影響する、と読めました。これは偶奇性をうまく使えば逆側の能力は使わないので、という感じになりますね。
体力が0の幻獣は、いないものとして扱うの範囲が不明確ですね。戦闘中にターンが回ってこないだけとの解釈が無難でしょうか。成長の対象、薬草の対象、剣、曲玉の上昇分のカウントにはカウントされるという解釈です。薬草や、成長で残り体力が1以上になれば、行動可能になるとの解釈です。
和風のイラストは、サークル幻獣屋の世界観ですね。ゲームマーケット前々日には別のイベントに参加されていましたし、これを書いている時点でデザインフェスタに参加されていました。
お次は、6人でプレイできるということで、この作品がプレイされました。日本全国を鉄道旅行するゲームです。サイコロを使って移動しますが、カードに示された切符を使って完乗することで得点を稼いでいきます。
切符の枚数はそれなりにあるのですが、各駅停車の距離があまりにも長いので、時間はかかりますね。ハプニングのイベント効果の中にはかなり強力なものがあります。このあたりの効果がゲームを大きく分けるという感じですね。
超高速移動ができる切符は1回しか使えないのも、少しペースダウンにつながっているかと思います。山札が切れてからが終盤ですが、ラストターンで思わぬ延長戦があったりとか。
延長戦で大きく点差がついたので逆転劇になりました。とはいえ、有効なイベントをいかに多く引くかにかかっているような気もしますね。
旅行感はありますが、直接攻撃もありますし、時間もかかるゲームではありますね。最新版のパッチが当たっているので、今回のプレイでは、北海道新幹線が開通しています。
このタイミングで夕食に。定食屋でいろいろと頼んだりとか。お魚の日になりました。
到着後に、ざっくりとプレイしましたが、公式記録には残しませんでした。5/3 のイベントの戦利品ですね。フルコンプリートした方はどのくらいいらっしゃるのでしょうか。20枚のカードでのゲームですね。
ルールはある程度読んで整理してからプレイしましたが、いくつか気になる点も見えてきたので、何とかしたいと思いながら、ざっと基本ルールでプレイすることに。
結果は、1ラウンドの表裏で瞬殺しました。9からの8を引いて 3点獲得、ジョーカーを引かせて 6 を奪って 2点獲得で決着でした。最大 5ラウンドまで続くのですが、あっけないところではありますね。
気になる点は、自分から出したカードは相手の得点にはならないので、高いカードは先にプレイして相手に渡さない方がいいこと(相手の高いカードを引いて得点源になること)で、基本的に上からプレイしていくのがいいのでは、というところがあります。
ルールの整理は宿題ということで。5周年企画なので、10月関西開催の時に再販されるでしょうか。それまでに何とかしたいですね。
ここからは、6人でということで、メンバー入れ替えもあったのでこちらをプレイすることに。再戦になりました。10ラウンド制ではあるのですが、こちらは最終ラウンドまでチップが持ちませんでした。最大が10枚の支払いなので、6ラウンド目まではありますね。
スタートプレイヤーは少し不利ですが、小さな数字のカードはかぶりにくいということもあり、このあたりのコントロールもありますね。低めの数字でも狙い撃ちはできますし。
生き残ったプレイヤーが、次のドローカードを仕込むのですが、降りたプレイヤーのカードも残るのがポイントで、紛れが起こります。あとは、他のプレイヤーの出方を見られるので、生存率の予測もできたりします。自分のカードが出ていなければ確定の状況になりますね。
最後は 6人→7人に増えましたが、この作品をプレイ。出目をメモしておけば、途中参加もできたりします。
今回は、序盤に確率の低い目が出てきたので、高得点が期待できる場になりました。11の図書館が出てこなかったので最高得点までは伸びない展開でしたが。
90点代後半が中心でしたが、100点が最高得点になりました。ちなみに、ゲームマーケットの体験卓では最高得点の 103点が出たようです。ハイスコア更新のお知らせをお待ちしています。
というわけで、新作中心にお送りしました。8:30からのスタートで時間も長いのですが、たまにはこういうのもいいですね。
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