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● テーブルゲームフェスティバル 2005 ●

 今回は、2005年11月20日に開催された「テーブルゲームフェスティバル2005」の定点観測レポートをお送りします。創作ゲームをプレイアブルで出展できる機会というのはなかなかないので、いい機会になったのではと思います。


- 開催まで -

 この 11月20日はイベントが目白押しの日で、なかなか日程が固まりませんでした。募集告知が始まったのは 8月くらいだと記憶していますが、この時点でいたストオフのG1と重なりそうだったり、カレンダーをよく見たら JAGA としっかり重なっていたりと、参加しようかどうかは本当に迷いました。

 結局、出すネタがあって、いたストオフG1との重なりが回避されたのを見て、参加申し込みをしました。とんかつオフと重なってしまったわけですが、時すでに遅しというわけで、こちらはとんかつにだけ参加することにしました。


- 出展物について -

 今回は、「ゲームパーティー」と同様、基本的に新作の紹介をメインに考えていましたが、直前にうっかり「ほんのきもちです」という作品ができたので、そちらも一緒に後悔することにしました。あとは、旧作も一通りプレイ可能な状態にして、準備することにしました。

 「マーケットトレンド」はほぼ完成ということで、体験会みたいな感じに、「ほんのきもちです」は本当にお披露目という感じに考えていました。旧作は「ゲームパーティー」でも活躍した「Breathing」を準備することに。これは、2人対戦のゲームですが、プレイ時間が比較的短くてすみますからね。

 今回は、すべてのゲームに説明書をつけようとしました。プレイする時間はなくても説明書に目を通してもらえれば、雰囲気は分かるかもという狙いはあります。余談ですが、同様の理由で市販のゲームを持ってくるときも、箱はかさばるから詰め替えをおこないますが、説明書はできる限り持ってくるようにしています。


- 当日の様子 -

● 出発から開始まで

 前日は袋小路ではあったのですが、早めに帰って「ほんのきもちです」のコンポーネント作成をしたり、ポップを作ったりと、準備を整えるのに注力しました。

 当日は、朝食でうっかり遭遇があったり、道すがらで遭遇があったりといろいろとありましたが、開場 20分くらい前に到着しました。

 準備を進めて、ゲームの分配などをおこなって開始時間を待ちます。今回は 2テーブルを取ったのですが、こういう場合は、同じゲームを 2セット用意してくるのかどうか迷いますね。展示の方針などによって違いますが、軽いゲームであれば数を多く持っていってもと思ったり。

● 本編

 今回は、物販と兼用ということもありましたし、やはりはじめはなかなかテーブルに着きづらいということもあり、1時間くらいはまったりとしていました。

 といっている間に、私たちも惨敗してきました。おそらく、出展ブースの中で一番惨敗物の多いブースだったのではないかと思われます。まあ、ゲームマーケットと並んで、これはお約束のようなものですからね。

 お世話になっている方々も、挨拶にこられました。縁起物ということで初プレイは「ほんのきもちです」になりました。前日の袋小路もそうでしたが、この 1ゲーム目がかなり目を引いたようで、各所で紹介されたり、欲しいという希望があったりしました。

 午前中のうちにもう一度「ほんのきもちです」がプレイされたわけですが、肝心の「マーケットトレンド」がプレイされていない状態に。これではいけないと思って、途中からしっかりとコンポーネントを出して準備するようにしました。

 あとは、直接どういう作品ですか? と、聞きに来られたりした方もいらっしゃいました。時間帯などの関係で、メンバーが集まらずにプレイできなかった方には、申し訳ないことをしたと思っています。

 相変わらず Breathing は好調でした。1人で来られてという場合にちょうどいいですからね。こちらは、ゲームマーケットでの販売予定は今のところありませんが、リクエストがあれば早めに連絡していただければ、考慮しますので。

 昼食をはさんで、人数の都合で「シティー・プラン」がプレイされたり、「マーケットトレンド」を 2回プレイしたりと、私も本格的にプレイに参加するようになりました。やはり初めての方に出してみて、反応をうかがうのもいい経験になりますね。

 終盤にかけては、他のサークルの方とかもいらっしゃって、実際にプレイしていただいたりしました。代表の私は、あまり外に出ないでおとなしく活動しているということもあるのですが、こういう機会に交流というのもまたいいものですね。

 今回は、ゲームの傍らで、来年度のゲームマーケットへの準備としてアンケートにご協力いただきました。アンケート以外でも、いろいろな意見を直接聞けたで、今後の活動の参考にしたいと思います。「ゲームパーティー」では、出展だけだったのでより一歩踏み込んだ形になったかと思います。

 アンケートをざっと読ませていただいた範囲で、これだけはゲームマーケットに反映させようと思います。まずは、「数を多く作って欲しい」という意見があったので、生産体制を強化したいと思っています。諸方面のお力を借りることになりそうなので、そのときはよろしくお願いします。

 あとは、のし袋の大量生産のめどが立てば「ほんのきもちです」も出展しようと思います。

 16:30 くらいに、最後のゲームが終了し、残り時間でプレイ可能なゲームもないことが確認された時点で、終了しました。最終的に買い物もして、予想通り、たくさんの荷物を持って終了ということになりました。


- 反省点など -

 次回あるとしたら、ということでちょっとメモ程度に残しておこうと思います。

 ゲームのラインナップですが、たまたま新作が 5〜6人用が並んでいたため、人数が少ないときに旧作をプレイしていただくことになりました。新作の人数が偏るのは仕方がないのですが、バリエーションを広く持って行きたいと思っています。3〜4人くらいを安定して裁けるとだいぶ回転もいいですからね。

 そういった意味では、Breathing は手放せない存在になるかと思います。どこかで正式公開したいところではあります。

 ディスプレイですが、新作くらいはちゃんとコンポーネントを出しておいて、「いつでも準備可能」な状態にしておいた方がいいと思いました。

 あとは、配置上の関係もあるのですが、似たような傾向を持つものはちゃんとまとまっていたほうが、プレイヤーには便利かと思いました。創作ゲームといってもジャンルはいろいろとあり、目的のものも違ってきますから。


 今回は、スタッフとして協力してくださった OKAZUさんには特にお世話になりました。顔を出してプレイヤーとして協力いただいた方々、プレイしてくださったみなさま、声をかけてくださったみなさまに感謝です。


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