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2009年11月29日、今年もテーブルゲームフェスティバル2009に参加してきました。2005年から参加しているので今年で5年目ですね。すっかり数え忘れていました。
秋のアナログボードゲーム系のイベントで、今回はちょうどゲームマーケットから丸半年後になりました。ショップ中心の大型ブースと、創作ゲームサークル中心の一般ブースに分かれています。今回は、一般ブースも作品出展よりと頒布よりが選べるようになっていました。
今回もサークル参加で、定点観測のレポートをお送りします。
今年も、例年通りテストプレイ中心ですが、ゲームマーケットの在庫が若干あったため頒布も多少行うことにしました。今年もHammer WorksとOKAZU Blandの作品を中心に8作品を持ち込みました。鉄道ゲームのバリアントは今回は「東京乗車券 第2版」と「日本乗車券」を持ってきていました。
今年は、時期的にちょうど「ドミニオン 海辺」の発売直後ということで、そのあたりが混雑するかと思われていました。そのあたりも踏まえ事前準備をしながら当日に望んだという感じです。
開始前から若干行列ができていて、各ショップの新作をという感じになりました。スタート直後はテストプレイも動かないのですが(その代わりに、新作はあるのかどうかなどは聞かれましたが)、日本乗車券のマップを広げていたこともあり、注目は集めていたようでした。
今年は、できる限り持ってきたゲームを一通りプレイしようということで、プレイするゲームも気をつけてみました。とにかく回した方がよいので、手伝いメンバーも含めていろいろとプレイすることにしました。
昼食のタイミングですが、昼くらいのタイミングで、うまく交換してという感じになりました。毎度のことですが、昼食はうっかりしやすいので、気をつけて抜け出すようにしています。OKAZU Blandの作品のテストプレイ中に買いのがしたものもちょこちょこと補完できたりとか。テストプレイ中心のTGFの方がどちらかといえば買い物はやりやすいですね。
昼食時に作戦を決めて、一通りプレイするという方向で組み立てていき、最後の「日本乗車券」終了で 15:30 くらいでした。その後、エキストラステージの「シティープランダイス」をプレイしたり、荷物をまとめたりしてほぼ時間通りに終了という感じになりました。
今回プレイされた作品は、ごらんの通りです。
・魔法の豆スープ(仮)
・東京乗車券 第2版
・源平闘札(仮)
・フレンチ・グルトン(仮)
・ショッピングパニック
・Good Price!
・サバンナ・トリック
・日本乗車券
・シティープランダイス
いろいろと意見をいただいたり、テストプレイに協力していただいたりと本当に大きな収穫になったかと思います。足を運んでくださった皆様、お手伝いをしてくださった皆様に感謝です。
ここからは、一人反省会を。持ち込んだゲームのうち、Hammer Works(無印)ものを中心に書きましょうか。
・東京乗車券 第2版
再登場ということで、いろいろと注目を受けたのではと思います。武蔵小杉強化版といってもあまり使われないのはいつも通りでしょうか。そのあたりはカードの調整の必要があるかもしれません。1枚厳しいチケットがあるのでそのあたりも調整したいと思っていたりとか。今回のテストプレイでは、府中方面のチケットできれいに競合が発生しました。
マップですが、A4×6枚でも違和感はなかったようです。ずれやすいので頒布版はちゃんとテープで留めるようにしたいと思います。「今回の頒布はないのですか?」とか「いつ頃頒布の予定ですか?」というお問い合わせを何件かいただいていたので、次のゲームマーケットを目指してと回答しています。チケットのバランス調整はもうちょっと必要かもしれませんが、もうあとには引けないですね。
得点ボードのちょっとしたことに気づいた方がいらっしゃったりとか。折り返しにすると数え間違えが起こりやすいものの、乗車券だと100点1巡のボードがベストですからそのあたりが迷うところです。このあたりは、色使いとかで解決させるかもしれません。
・ショッピングパニック
こちらは、初お披露目に近いかもしれません。なかなか周囲の感想を聞く機会がなかったので、いい経験になりました。A5 2枚のボードをコンパクトでよいとみるか、小さすぎると見るかは意見の分かれるところかもしれません。ボックスの兼ね合いや生産原価の兼ね合いもあるので、コンパクトな方で行こうとは思っています。
「商品に絵をつけるとより買い物をしているように見えでいいのでは」ということで、これは何らかの形でやっておきたいと思っています。アイコンになるかもしれませんし、絵がつくかもしれません。自力で20枚というと、去年の「東京鉄道網」並みですね。
イベントの発生とボーナス点は、おそらく得点ボードに書くと思います。タイムチャートとのレイアウトはもうちょっと考えてみます。
・日本乗車券
ボード6枚を変則的な形につなぎ合わせてのマップでした。構造上きれいにテープ止めすることはできないのですが、3枚、2枚、1枚の3つのパーツに分けることくらいはできるかと思っていたりとか。
マップは、狭いところが何か所かあってカードを貯めにくいシビアな感じですね。今回は5人プレイでカードが残り5枚程度まで減ったのでかなりの長期戦になりましたが、5点差に収まる接戦になったようです。このくらいの得点差まで押さえ込めれば、バランスとしてはよさそうな気がします。
久しぶりにマップを見たのですが、明らかに1か所色を入れ替えなければならないところと、1か所は色を入れ替えた方がよいところが発見されました。制作作業の関係上、こちらは先にマップを固定させた方がよいでしょうか?
当初、東京乗車券 第2版と、日本乗車券をセットにしようと思っていたのですが、別々の方がよさそうという考えになっています。となると、得点ボードは日本版のものを作った方がいいかもしれませんね。料金表とか特急券自動販売機などを参考に、うまく作れればよいのですが。
・シティープランダイス
これは、エキストラステージでプレイされていました。原作は私ですが、ダイス版のデザインはOKAZU Blandですね。ダイスは私が過去のデータを引っ張り出して作りました。記入シートは原案をもらってレイアウトを変えた程度です。
何の名義で出すか、どのような形式で出すかなど全く決めていない作品だったりします。細かく見ていくとバランス取りをしたくなってしまうのですが、今のところはデザイナーに任せっきりにしようと思っていたりとか。Hammer Works名義で出すのであれば、また話は変わってくると思いますが。
その他運営などの方針です。
・買い物関係ですが、事前もそうですが、チェックとかリストの受け渡しとかといった、事後処理も大事ですね
・今回油断をして小銭を用意し忘れていました。買い物のときにはそれなりに準備する必要がありますね
・テストプレイはとにかく回す方向で正解ですね
・荷物はテーブル下と、狭い方の1面に固めるのが正解でしょうか。ディーラーのときにテーブルと若干間が開いて大変でした
・今回用意した方がよかったものは、「縮小版のゲームボード」でした
・どれをプレイしているかがわかればなおよいのですが、作品数が多いと準備したり更新したりするのが大変かもしれません
・頒布ですが、若干数おいておくことには意味がありそうです。これも数年前とは状況が変わってきたのかも
・頒布品の説明書も準備すべきだったかもしれません
というわけで、次のゲームマーケット、そしてその先へいろいろと参考になりました。出展できる作品があれば、また参加したいと思います。
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