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土日も「例の企画」から JAGA と企画が目白押しだったのですが、祝日の火曜は火曜会スペシャルがあるという話を JAGA で聞いて、余裕があったら参加しようと言うことにして、ほんとに参加することになりました。今回もプレイしたゲームを中心に紹介していきます。
実は 11/23 は別件の用事で出かけていたのですが、場所がちょうど新宿ということもあり、14:30 くらいに用事が終了し、ちょっと休んでから 15:30 くらいに会場入りしました。会場では、ちょうど「ゼンドー」がプレイされていましたね。
おとといの JAGA の影響で、さっそく登場していました。入手困難なもの、ということでタイトルに要注意です。ルール説明も兼ねて軽くやってみたのですが、やはり 2回くらいやってやっと分かり出すゲームなのかと思いました。こちらも、ユカタソとして導入させるかどうかは、ちょっと考慮中ですね。
手数の関係があったり、耐えきれなくなったり、手前のプレイヤーのカードのせいで押し出されたりと、たった 7枚のカードから織りなされる悩ましさがこのゲームのポイントですね。
お次は、JAGAのアフターで話していたクイズです。一問多答のクイズに対して、自分が答えられると思われる数をビッドして、コールがかかった時点でビッドした数だけ答えていく、知識と駆け引きのクイズです。不得意と思われる問題に対しては、パス権を使用することもできます。
序盤から、芸能スポーツと苦手なジャンルの問題が出たので、パス権で逃げながら、うっかり誤答狙いのダウトコールをかけたりしていました。
今回の見せ場は「平成元年以降の総理大臣の名前をフルネームで答えよ」というものでした。うっかりが怖いので、パス権を使用したのですが、これが正解の大乱戦でした。答えが 11に対して 10 でコールがかかり、10答を答えきっていました。
苦手な問題を、オーバービッドのコールで逃れて、最終問題は「2004年のF1の開催された国は?」というもの。12年くらい前に、一時期見ていた時代があったということが功を奏して、答え切ることに成功しました。
実力勝負の世界なら、積極的なビッドでいくのですが、うっかり取りこぼしを狙うのも手ではあります。うまくいけば、1度も回答することなく優勝したりすることも可能ですね。
お次は、JAGAでお会いしたものの、プレイする機会がなかったるーしんさんのリクエストで「シティー・プラン」をプレイしました。用事があるにもかかわらず、ここに来ることを予想して持ってきていて正解でした。
今回は、4人で初めての方が入ってのゲームになりました。4人中2人が同じ方向の町作りをして、私がいわゆるお台場に走っていたので、税金が入りにくい、まったりとした展開になりました。
軒数を建てきったバランス型と、逆に補助金狙いで建物の得点を稼ぐお台場型の争いになりましたが、得点の高い建物の数が 1軒多いのと、マニフェストが拾えたので、お台場型が上回りました。文化センターで 18点まで行くというのは、滅多にないのですが。
ある程度、経験の差は出てくるゲームではありますが、お楽しみいただけたでしょうか。ゲームマーケットでのリクエストもあったので、なんとか仕上げたいと思います。
今回仕込んできたネタです。文字を決められた値段で仕入れて、仕入れた文字からことばを作って売って差額をもうけるというゲームです。もともとは英語のゲームなのですが、こちらには「ことばであそぼ」がある、ということで日本語化してみました。
本来は「ことばであそぼ」のカードを作り直すのですが、さすがに 120枚のカードデザインを作って、印刷して、切るまでを 2時間ですませるのは無理ということで、JavaScript で得点計算の部分だけ作ってきました。
カードに得点が書いていないと分かりにくいというのもあるのですが、ことばの出現頻度を予想するゲームになっていたようです。
日本語版では、5点のカードが入っているため、黒字を出すのがより難しくなっています。最初の持ち点は 300点のほうがいいかと思います。基本的に「ことばであそぼ」とほぼ同じ制限でやってみたのですが、仕入れ値が高いだけに制限がきつい感じですね。
制限を緩くするとしたら、濁音、半濁音をなくして、濁点と半濁音記号を追加するのがいいのでしょうか? こうすると、1〜4点の範囲で落ち着きそうな気がします。「カードを並べたときに、すんなりと読める」というのを狙いたいので、濁点と半濁音記号はどうしても入れたいのです。
英語版のほうがというはなしもありますが、英語版も言語の壁があるので思ったよりも厳しいものがあるかと思います。英語版だと 49点以上のことばをコンスタントに作る能力が要求されます。
もう一つの数値バランスとしては、日本語版は買値が「ことばの価値の合計×3」、売値が「ことばの価値の合計×文字数」というものもあります。こちらの場合は、比較的難しいことばを持ってきてもなんとかなるようです。ワイルドカードもこの際、任意の文字 3つで作れるようにするとか。
お次は、ひさしぶりに「シュテルネン・ヒンメル」になりました。勢力の上位2名に得点が入る、コマ配置と決算のゲームです。一部のマスに置くときに、他の人からは情報が分からないのと、2倍、ブラックホールといった特別な星がスパイスになっています。
今回は、展開的に一人旅が多くなってしまいました。どうしても一人旅が多くなるとコマの回収も遅いですし、得点を取るためにターン数を食うことになってしまうので、不利なのです。
うっかりトップタイとか、独占とかがなかったので展開としては、このゲームらしい、得点計算の時の星がほとんどなくなるような展開でした。裏向きが熱いさそり座に全く絡めなかったのと、一番乗りで星を置く機会が多かったのでブラックホールを使うことなくゲームが終わりました。
決算を手前で起こされること自体は、コマの回収が早くなるのでいいのですが、自分がほとんど絡まないというおまけがつきましたね。こうなると、新規の星を一人で開拓することになってしまうのです。
すっかり入手困難なゲームですが、4人〜5人で 60分弱で楽しむことができます。上位決算系のゲームの中では、ルールもシンプルでプレイ時間も比較的短い部類に入るでしょう。
最後の締めに、負け抜け「グリード」をやりました。「グリード」はサイコロを振って出た目の組み合わせで得点を稼いでいくダイスゲームで、こういう機会にやるのにはちょうどいいゲームです。
負け抜けということで、全員が 1ターンずつおこない、得点の一番低いプレイヤーが脱落というのを繰り返し、最後の 1人になったプレイヤーの勝利というルールになっています。
最初のうちは、いかにバーストしないかが重要になっていますが、だんだんあとの方になると、点差が広がっていって予選通過ラインが難しくなったりします。1回に入る得点は 250〜700点くらいに落ち着くことが多いので、一発で振り切ったり、グリードが出たりすると強いのです。
中盤まで地道に得点を稼いでいたものの、1回バーストした分が響き、3人の段階で脱落でした。8人以上の多人数の時にはいい感じですね。
アフターは、牛角で焼き肉とあいなりました。ここでは、火曜会のこれからとか、ゲームの話題とかそのあたりが中心だったでしょうか。いろいろな方面でコアな話が飛び交っていましたね。
というわけで、火曜会スペシャルのレポートでした。火曜会本体にはなかなか出られないわけですが、機会があったらうっかりと参加したいと思っています。
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