2009年12月12日、今回も機材の都合ということで調布ミニオフが開催されました。場所はいつもの調布オフのところですが、いたストに限らずまったりとゲームでもという感じのオフですね。というわけで、まったりとレポートをお送りします。
人数が集まるまではまったりしていたのですが、4人になったので大きめなものを先にプレイしました。サイコロでコマを動かして、移動先にじゅうたんを敷き詰めていき、他のプレイヤーに自分のじゅうたんを踏ませてお金を稼いでいくというゲームです。まあ、いたストオフのメンバーということで親和性が高めのゲームを持ってきたというわけで。
今回は、マップの角に陣地を取るような形に仕向けましたが、なかなか人が来ない代わりに、かなり大きな罠が仕掛けられることがわかりました。マップの角にコマが移動したところで、移動先の 1〜3マスで自分のじゅうたんを踏ませられる形ができました。振り込み回数の関係もあって2強2弱の展開になりましたが、最後の支払いで勝負が決まった感じになりました。
見た目にわかりやすくそれほど時間も掛からない作品ということで、個人的には好きな作品です。直接攻撃ができるのは次のプレイヤーが中心になりますが、コマ位置を考えてうまく仕向けるということもできなくはありません。
お次は、持ち込まれたラミーキューブをプレイしました。古典ゲームの部類に入るかもしれません。トランプのラミー、セブンブリッジなどのように、セットとランを作って手札をなくすことを目指していきます。
このゲームの大きな特徴は、条件を満たせば場の数字をかなり自由に組み替えることができるところにあります。パズル的な要素が大きいといえば大きいですね。勝負の分かれ目は、要所となる数字をいつ出すかになりますね。時間はかかるものの、点数をつけてプレイすることで、ゲームとして引き締まるようなそんな感じがします。
お次は、新盤が出たばかりの「ワードバスケット」を持ってきました。リアルタイムアクションしりとりゲームです。場札で始まり手札で終わる言葉をどんどん行ってカードを出していき、手札をなくすことを目指します。
手札で言葉ができると、そこで思考が止まってしまうとか、言葉を選んでいる打ちに出されるとかそういうこともありますが、まったりとプレイしてもそれなりにいけるゲームではあります。ちょっとしたハンデをつけるのが難しいのですが、他には例のないゲームですね。折を見てプレイしていきたいものです。
お次は人数が多くてもプレイできるものということで、やってみました。競りで家を購入し、購入した家を入札で売却して最終的にお金を稼ぐゲームです。
序盤から数字が分かれたりしたので、激しい争いになりました。初プレイのときの相場がわかりにくいというのはありますが、30と29では役割がかなり違ってきますし、弱い札を避けるための資金も必要かもしれません。新版になってから同数ビッドができなくなったのと、支払いの端数が切り上げになったので、値付けの額がかなり重要になってきます。
このゲームの見所は、家カードのイラストにあります。旧版も安いものと高いもので差がありましたが、新版の方がこのあたりの差がかなり激しいですね。イラストをじっくり楽しむゲームではありませんが、いいアクセントになっていると思います。
カードの出方の妙で、29と30の相場が逆になったり、ほぼ同じカードが4枚まとめて出てしまったりといろいろとありますが、それも含め展開が多様なのがこのゲームの特徴ではありますね。最弱の家がゲーム中の最安値になるとは限りませんが、それなりに高い家が買いたたかれてしまうというのもあります。最高値だけ確実に最高額での売却が保証されていることになります。
ゲーマー向けのゲームではありますが、プレイ時間も短く、ざっと楽しむにはいい作品ですね。これは小箱の新版が出て一番うれしいと思った作品です。
ここからはいたストの時間ということですが、1戦目は見学をしていました。銀行から5マスのヘリポートの乱用があったり、舞台裏で休日中の税務署強襲のチャンスがあったり、銀行1マス先に止まってみたりとかそういう場面があったりしました。いろいろと勝負を分けることになりましたが、それだけにヘリポートの扱いは難しいですね。
あとは最終盤、あきらめたらゲームは終わりという場面があったりとか。指し値売却は使いどころが難しいですし、とんでもない値段では成り立たないのですが、強制競売になるくらいなら、いい値段で売却したいところです。現金があれば何かはできるようになるはずですから。あとは、比較的大きなマイナスでの強制競売は順番に注意です。勝敗は決していても、ちゃんとゲームメイクをしておくと、将来的にきっと役に立つ場面があると思うのです。
というわけで、こちらは参加しましたが、店取りがうまくいかずキャンパスロードの1等地抜けの3件とノースブリッジの3件しか残りませんでした。ノースブリッジとサウスブリッジは自主競売から経営のチャンスがあったのですが、エリアがあるはずの上位のプレイヤーときれいにかち合ってしまいました。
とりあえず、伸び目がないので無理に伸ばすといってノースブリッジの方は取ったのですが、サウスブリッジは資金を出させることにしました。紆余曲折ありましたが、そのあたりの資金が工業ブロックの伸び目につながって最後の逆転まで行ったような気がしないでもありません。
10000Gくらいまでは相乗りで伸びていったものの、最終的に外周に引っかかって順位を落としたのですが、そこまでの間で割り込みで設立した関所がかなり役に立ちました。税務署が建てられており、ヘリポート、動物園、関所、普通のお店が選択肢としてあったのですが、ヘリポートはエリア所有者に悪用されること、動物園は建てたところで伸びなさそうな気がしたので回避したのですが、それで正解だったようです。
スペースコロニーが時間がかかる方の展開になったので、撤収作業をして終了となりました。まったりとした感じになりましたが、たまにはこういうのもいいものです。