2013年10月6日、調布ミニオフが開催されました。1年振りの開催になります。ミニオフなので、アナログゲームを中心にという感じでいろいろとプレイしてきています。今回もプレイしたゲームをレポートしましょう。今回はPS2とプロジェクターを持ち込んだので荷物が 10kg ありました。
手始めは 4人で協力型のこのゲームをプレイしています。自分以外の手札が見える状態で、他のプレイヤーにヒントを教えたりしながらうまく花火を完成させるというゲームです。
ヒントの出し方と、ヒント回数の制限がきつく、なかなか難しいゲームではあります。パーフェクトは25点ですが、相当うまくいかないと無理という感じです。今回は失敗はなかったものの、慎重に行きすぎてターン数が足りなくなりました。同じ数字がすべて出ると、ヒントが増えてやりやすくなりそうですね。17点での終了でした。
うっかりカードが見えてしまいそうになったり、途中で新しいカードが入って入れ替わってしまったりと、事故が起こる要素は大いにありますね。
5人に増えたのでこの作品をプレイ。ここでは相当数レポートしているので概要は省略しましょうか。生き残りダイスゲームですが、本当にダイスをぶつけることができるのがポイントです。
早めに抜けてしまったのですが、このゲームはダイス数が 3個くらいあれば逆転が十分に狙えるというのはありますね。5個対10個オーバーから逆転が見られたのですが、終盤でXでダイスを減らすいつものパターンが見られました。
負け抜けで、大成功の事故があるとあっという間に抜けてしまう場合もありますが、マッチレースのおもしろさがこのゲームですね。じりじりとした感じはブラフに近いですが、こちらはアクション性がありますね。
昼食休憩を挟んで 6人でプレイしました。リクエストがあったので持ってきています。主人公と脇役を駆使して、事件を解決し、数字のとれる時代劇を作って行こうというゲームです。番組名作成システムとかがありますが、基本はダイスゲームですね。
序盤からいきなり、うっかり視聴率が転がり込んできたりとか、イベントカードの妙もあって、なかなか見応えがありますね。クローズの情報が全くないので、慣れたプレイヤーがいればスムーズにプレイできます。
今回は、難しい事件が出てこなかったこともあり、脇役もあまり減らずに事件の解決率もそれなりに高かったようです。終盤の見所の番組対決は、ターン数の関係でドリームマッチが発生したりとか。長いCMからの腹痛で8:30で番組が終わったりとか。
基本視聴率もそれなりに高かったのですが、20%越えが 2人出ました。トップは視聴率 34% となかなかの高得点に、事件解決でかなり豪華なキャストが使われていたような感じですね。この作品、今でも色あせない魅力があります。
その次もリクエストで持ってきたものです。夜になるとガラスの反射で事故が起こりやすくなるので明るい時間のうちにプレイしました。自分以外の手札が見える状態で、全員のカードの数字合計を当てるものです。
このゲームでは 1以上のコールしかできません。と説明して、一番最初のラウンドでいきなり合計がマイナスになったりとか。マイナスカードがいくつか入っているのでこういうこともままあります。
中盤に場が暖まってきてからのコールが面白いですね。低めの数字をいって大きな数字を持っているプレイヤーを攪乱させたり。きれいに数字を読んで確定させたりと、テクニックはいろいろとあります。基本的に数字のコールは迷わない方がいいのがポイントかもしれません。
最終盤、2人で一発勝負の一騎打ちの状態から、相手に -MAX が見えたので、このゲームでは詰みが確定しました。どうあがいても 0 にしかならないのと、このゲームは 1以上しかコールできないのでコヨーテ宣言で確定です。こういうこともあります。
その次は、テレストレーションをプレイ。かなり昔のとあるクイズ番組の中期くらいに出てきた、お絵かき伝言クイズのような感じです。お題と絵を交互に描いていきます。
元のルールでプレイしましたが、お題の難度がかなり高いですね。似たような作品で「ピクトイメージDS」があるのですが、お題の難度はそちらよりもかなり難しく、黒1色の太めのペンしか使えないのも難度を上げています。それでも、簡単なお題はちゃんと伝わります。
テーマからうっかりした方向で外れるのを楽しむのがこのゲームの楽しみ方かもしれません。スイカがメロンになったりしました。お絵かきゲームなので、好き嫌いはかなり分かれそうな気はします。
さらにその次は、度胸試しのゲームをプレイしています。髑髏をめくらないように規定枚数まで薔薇のタイルをめくれればポイントというものです。
1ゲーム目は、早めのコールで価値抜けが確定したりしたので、2ゲーム目に突入。2人が得点したもののタイル1枚まで減って、薔薇が確定、こちらも 1点獲得したものの薔薇2枚が確定して、残り 3人がどう攻めるかというゲームになりました。1人髑髏が確定していそうなプレイヤーが出たので、6枚のコールが通るか通らないかの勝負でしたが、6枚が通ってゲームセットでした。
このゲーム守りすぎても勝てませんし、攻めすぎてタイルがなくなるとビットでしか勝負できなくなるので、どこで攻めに出るかが難しかったりします。髑髏で妨害している雰囲気を出しつつ、薔薇を混ぜて勝負に出るというのも必要になってきます。
久しぶりにプレイしましたが、これもいいゲームですね。
せっかく PS2機材を持ってきたので、3人で 3年決戦をプレイしています。序盤は緩やかな動きだったのですが、2年目からの目的地争いが勝負になりました。飛び込みで 2つめの目的地の館山をとりましたが、時限爆弾カードの押し付け合いで、白馬をとらせてから、貧乏神を持ったままの孤立状態が続くことに。カードは蓄えていましたが。
農林物件の20倍売りで勝負に出られるポイントはあったものの、目的地の高知がとれず、貧乏神が外れないままでじりじりと削られる展開でした。カードの伏せ字攻撃がかなりやっかいでした。
最後の切り札カードはありましたが、1月のキングボンビーでデビルカードを送られて、ほぼ目がない形に。3年決戦でダメージの大きいデビル対策でおはらいカードを買うかどうかは悩ましいのです。最後は上位陣がマッチレースでしたが、目的地1回分の差でした。
こちらの勝ち目は、おそらく、徳政令カードを通してから再移動後に 1億の農林物件を 30倍で売るくらいでしょうか。トップが 20億台だったのでこれで一応届きます。
3人でこの作品をプレイしました。元の街コロは1回プレイしましたが、拡張版はプレイしたことがありませんでした。
元のセットでは、序盤のコンビニが強力で、自力で 4の目を出せるかどうかと、いったん出遅れるとなかなか逆転できなような作りになっていましたが、エキスパンションが入るとそのあたりがかなり改善されています。
序盤の資金切れの救済策として、役所で資金0のときの購入前に資金1が入ってきます。これで安い建物を購入できるので地盤が作れずにというのが減りました。
コンビニ対策や、中盤以降の走り抜け対策のカードもかなり入っています。7 の出版社は商業と飲食の建物の数に応じてお金を徴収できるので、大ダメージを与えることができます。8〜9の税務署もかなり強力で、ダイス2つの戦略の幅が広がりました。港との組み合わせでの補強もありますし、ダイス1つの新兵器フラワーショップも入りました。
このあたりの追加カードでかなり終盤がもつれることになりました。最後は全員ランドマーク残り1件でのマッチレースになりました。最後に税務署が効果を発揮して届く形ですね。
これは、追加カードでうまく元のゲームで気になったところを解消させていると思いました。個人的には拡張セットありのプレイをおすすめしたいですね。
長丁場で、たっぷりと楽しみました。久しぶりにプレイした作品も多かったですね。