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● エルミートさん引っ越し記念ゲーム会 ●

 2004年1月31日から2月1日にかけて、エルミートさんの引っ越し記念で、そばを食べつつまったりとゲームをしようという企画に参加しました。ゲーム中心なので、こちらもレポートとして残しておきます。量が多いため、順番の入れ替わりや抜けはご容赦ください。


 前日は創作ゲーム会で 1:00 ころ帰宅ということもあり、ゲームの準備も急ピッチで進めつつ、更新準備もしつつとあわただしい状態で金曜深夜を過ごしました。土曜は起きてから、更新作業をして出発でした。集合時間が 10:00 で 8:50 ころに出かけないと間に合いませんからね。

● 大格闘技場

 5人ということもあり、どのゲームからやろうか悩んでいたのですが、ひさしぶりに「台閣闘技場」をやってみました。いたストオフではそこそこ持ってきているのですが、なかなかプレイできないゲームですね。トリック数を予想するトリックテイキングで、好きな方もいるとは思うのですが。

 始まる前にびっくりしたのは、このゲームの知名度でした。プレイしたときの 5人のうち 4人が知っていたのです。後でメンバーが増えた後に確かめたら 7人中 6人というものすごい知名度でした。私ですら中学時代に買ったゲームのはずなのに、これは驚きです。

 クラシックなゲームを元にしているということもあり、今プレイしても、色あせない魅力を感じました。久しぶりにやったのですが、トリック数の予想はなかなか当たらないものです。

 追記としては、モンスターの知名度もかなり高かったですね。DQ 1〜4 はまだ種類も多くないころというのもあるのですが。ちなみに、このゲーム DQ 2 のスートで「例のモンスター」が登場しています。

● スリー・ドリームズ

 6人まで増えたので、ダイスゲームをという感じで「スリー・ドリームズ」にしました。今回は夢を見る方が続出したような気がします。

 若干得点が詰まりだしてきたところで、900点くらいから 270点の 6倍を決められました。1500点近い差になるとさすがに追いつけずにゲームセットでした。倍率ダイスがかなり素直だったので、あっけないと感じた方もいらっしゃったかも。

● ウノアタック

 まえまえからプレイしてみたかったものですが、ようやくプレイできました。今回のねーぽんさんの持ち込みゲームのテーマは「UNOっぽいゲーム」だそうです。

 普通の UNO と違うのは、押すと「カードが出てくることがある」ボタンでしょう。1枚から 16枚まで確認されたそうです。そのほかにも、手札交換のカードや、まとめ捨てのカードが入っています。

 これ、かなりのバカゲーですね。2回目に、カードを貯め始めると終わらなくなることが判明しました。ちなみに、「ウノアタック」のマシンに「ワードバスケット」のカードがうっかり入ってしまいます。


 「ウノアタック」で時間が結構経過したので、お昼ご飯にしました。引っ越しといえばそば、ということで 5人でそばを食べることに。男ばかり 5人で、ネギを切ったりとか、つゆを薄めたりとか、乾麺をゆでたりとか、そんな感じの状態でした。

 学生時代はある程度料理をしていたし、そのときのネタの一部はこのページにも残っているわけですが、ひさしぶりに料理をしましたね。みんなでわいわいというのも楽しいものです。

 そばもアルデンテになるという発見をしたりということもありながら実食に。もともと冷たいおそばは好きなので、かなり楽しめました。

 私もけっこう食べる方ではあるのですが、結局 5人で乾麺 800g × 3 を完食しました。一人あたり 500g という計算ですね。まあ、調理に時間がかかったりもしたので 2時間かけて食べたわけですが、普通にひとりで食べたら絶対に入らない量でしょう。

 そばのゆで時間の間に「みんなのゴルフ4」のパットゴルフとか、ものすごい攻略とかをやっていました。リプレイの画像も面白いものがそろっていました。万人受けするゲームとして「みんなのゴルフ」はかなり役に立ちます。時間を見つけてうちのやつも進めたいですね。

● うっかりくん(仮)

 私のオリジナルゲームです。母音のみが書かれたサイコロを振って、言葉を考えていくゲームで、そばの合間にエルミートさんとちょっとだけやってみました。サイコロ 4つからの難易度の上がり方が尋常ではありませんね。

 エルミートさんから「うっかりダイス」という名称が出たのですが、別の方の創作ゲームですでに使われていたので、仮に「うっかりくん」と呼ぶことにします。あの後、サイコロの構成を変えて、難易度のばらつきを抑えてみました。


 昼食後は人数も増えたので、多人数でも楽しめるものを中心に出しました。

● コヨーテ

 中目黒忘年会でやったっきりだったのですが、こういうところではぴったりだと思って持ってきました。合計でマイナスという答えがあったりしましたが、やはり自分のカードだけが分からないのはバランスとして面白いものがあります。勇み足をする場合もあるわけですからね。

 終盤もつれ込みましたが、最後の2人で -Max を引いてしまい撃沈しました。「クク」でいうところの先手の相手に「道化」を引かれたようなものですから。コンポーネントも多くなく、盛り上がるゲームなので活躍の機会は多いでしょう。

● ドッツ

 全員がカードを同時にめくり「球体の数」を数えて、数を示すカードを早く出すというゲームです。「ウノーっぽい」ゲームですね。なかなか出す機会がなく初プレイだったのですが、今回のメンバーなら行けるだろうと思い、出してみました。

 好きそうな方は好きそうな感じですね。ウケはよかったです。差がつきやすいゲームなのはしょうがないのかも。実際に数えてみると、意外と間違えたりするものなのです。人を選ぶゲームかもしれませんが、個人的には面白いと思いました。

● ブランニューコート

 ねーぽんさんが持ってきたゲームです。やはり、こういう場面で活躍しますね。私自身プレイは久しぶりですが、アレンジ版でさんざん見ましたからね。これも「ウノっぽい」ゲームです。

 アレンジ版と比べてうち回しが違うものの、7戦4勝というウソのような結果が出ました。

 特殊カードが多くて、初めてだと分かりにくいのですが、人数が集まるときにはかなり有効なゲームです。1時間程度というプレイ時間と、中毒性の高さが物語っています。

 せっかくカードを作る技術がついてきたので、アレンジ版も機会を見てやってみたいものです。

● マリアン・ゼロ

 こちらは、冬のイベントで出たという同人ゲームで、ねーぽんさんが持参しました。「ウノっぽい」ゲームですね。

 こちらは本当に「ウノ」に近いですね。ちょっとした特殊カードや、Reverse つきの Draw 2 があります。得点計算のシステムが独特で、領収書発行と思わずいってしまいました。

 カードをまとめて出せるものがないので、思わぬ長期戦になってしまうこともあります。BNC やそのアレンジに慣れてしまうと、元の体には戻れないのかもしれません。

 プレイ間に「ブロックス」がやられていたりしましたが、その間はまったりと「うっかりくん」とか雑談とかをやっていましたね。この時点 20:00 くらいになったので夕食に行くことにしました。

 夕食は近くの定食屋で。値段も安く量も多いのでいいですね。場所柄学生が多いみたいで、学生のグループと勘違いされていたようでした。半分はあっていますが、私を含む残り半分は間違っていたりとか。


 戻ってきた後も、ゲームの続きをしました。

● ラスト・ホープ

 こちらも久しぶりに登場でした。コンポーネントを作ってから初登場です。裏地の色は変えた方がいいかとか、ノリがはがれそうになったりとか、コンポーネントを見る機会ができたのは大きかったと思います。

 得点を積むというよりも、一気に稼ぐタイプの展開になりました。今回は1500点差の最終ターンで、12を埋めて大逆転が出ています。

● 魔女裁判

 いたストオフで好評だった「魔女裁判」を再び。これはやはり練り上げられているゲームだと思います。意外とノリが重くならないのは、メンバーのためなのでしょうか、それとも、シンプルなシステムのためなのでしょうか。

 中盤でチップを使わせるはずが、思ったよりも消費してくれなかったこともあり 1点差で 2位でした。最後の最後にゲームを終わらせる権利が来ていたのはよかったのですが。これは、オリジナルゲームのなかでも、かなりの完成度だと思いました。

● ロコ!

 このバージョンで試すのは実は初めての「不倫家ピン家」もとい「フリンケピンケ」のリメイクの「ロコ」です。短時間ですが、ジレンマを感じるゲームですね。説明書には 4人までと書いてありますが、ゲームとして「フリンケピンケ」と変わらないので、プレイ可能であることが実証されている 5人でプレイしました。

 株に見立ててやると、いたストをやる人にはわかりやすいのかもしれません。10分くらいで終わるゲームなのですが、ジレンマをしっかりと感じることができる、クニツィーアらしい作品ですね。

 これといい、「トレンディ」といい、「ハイソサエティー(珍獣動物園)」といい、10分ちょっとで終わるジレンマ系のゲームは、クニツィーアの十八番ですね。短時間でカツカツさを味わいたいときに、気分に合わせてお選びくださいという感じですね。

● ダイスでポン (Hammer Version)

 0:00 近くになり、まったりとしたものということで、持ってきていた私家版の「ダイスでポン」をプレイしました。ダイスを振って「文字」「字数」「テーマ」を決め、すべての条件に当てはまることばを早く言うのが目的です。「ワードバスケット」やこれはまったりとプレイするのにもいいですからね。

 最初は普通にプレイしていたのですが、そのうち「フリー」テーマを当たり目にしようと言うことで、禁断のテーマを入れてしまいました。テーマの内容は挙げませんが、作られたことばなどでヒントを。

 「煩悩」「卒業式」「うなじ」「幼稚園児」「軍用機」などなどです。まあ人によって違うものですし、私の場合は、マイノリティーになるので苦戦必死のテーマでした。なかなか出ないテーマではありますが、自主規制続出といったところですね。

 通常のものでも 6文字クラスの難しいもので、変な機械を勝手にでっち上げたりとか、面白いことはいろいろとありましたね。出てこないテーマで回答を出せるとヒーローになれます(「虫取り網」とか)。

 ちなみに、最後に禁断のテーマが出たら終わりということにしたのですが、よりによって「お」で始まる「6文字」というテーマになってしまいました。激しく自己主張してもどうかと思ったのと、青色よりも茶色ということで、回答しなかったというチキンなことをしてしまいました(3文字ならいってたかも)。

 結局 2:00 近くまでやっていましたね。


 翌朝は 9:00 くらいからスタート、とはいっても私は 7:30 くらいに起きて掲示板に書き込んだりしていたのですが。でも、起きてしばらくしてから貧血気味になるのは珍しかったり。すぐに戻りましたが。

● ブロックス

 リクエストがあったのでやりました。胃が痛くなるゲームですが、単純で面白いのでもっともっとプレイしたいゲームのひとつです。箱が小さければいいのですが。今回は、緊急度がそこそこの手が全部遅れてしまい惨敗でした。

● 七並べ (with ポップントランプ)

 いたストオフでやった、ダークな七並べをひさしぶりにプレイしました。ゲーマーが本気でやる七並べはなかなかダークなことになりますからね。

 2回やって、1回目はパス数が 1回少なかったという差で勝利しました。2回目はカードが端の方によっていたためどうしようもなかったですね。

 ちなみに、ねーぽんさん持参の「ポップントランプ」をつかってやっていたのですが、そのときのプレイヤーによってキャラクターを選んで収納するという方法をとっているみたいでした。今回は、私がいたのでディーノが見えるように収納となりました。

● いただきストリート

 この時点で、人数が 3人になったので「いただきストリート」をプレイしました。いたストは普通 4人でやるものなのですが、3人でできるストリートがひとつだけあるのです。そう、初代ファミコンでおのころ島をプレイしました。

 おのころ島をやったのは、実に 12年ぶりですね。3エリア、店12軒というごくごく狭いストリートです。いたスト 1 はチャンスカードの系統が違うので何番が何かというのは誰も覚えていません。かいがら島ともまた戦い方
が違うと思います。

 結局いち早く 3件エリアを作られて、700G のいただきが 2回入ったのでゲームが決まりました。本気にやるのなら、交渉を入れるのでしょうけど。相乗り株の変動率をこれでもかと上げていたら、500G の増資で 10G 上がりました。

 初代いたストは、チャンスカードによる店の値段の変動が激しいですね。10%, 15%, 20%, 25% と入っていますから。特に 3エリアしかないおのころ島では顕著です。


 あとは、まったりと昼食、ゲーセンというふうになりました。最後は新宿で買い物となりましたね。私は特に買ったものはなかったのですが、「ニューメロ」とか「めくりあい宇宙」などの購入がありました。

 休日をフルにつぶすことになりましたが、いい気分転換になったと思います。主催のエルミートさんを始め、一緒に遊んでくださった方々に感謝です。


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